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【SDGs】目標11「住み続けられるまちづくりを」について

こんばんは、北畑です。

今日はSDGsについて話します。
SDGs目標11は「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市
及び人間居住を実現する」と言われています。

私たちは日本では当たり前になりがちではありますが、
世界ではインフラなどの整備が追いつかず、人々が快適な生活を送れていない地域も存在します。
経済発展や持続可能な開発を行うためにも、これらは改善されなければいけません。
そのために策定されたのがSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」です。目標11について今日は話していきます✨

まずは、
【SDGsをあまり知らない】
【SDGsをもっと深く知りたい】
【SDGs初心者である】
など思う人は、まず下記の記事を読んでからだとわかりやすいと思います!!是非下記を読んでからこちらに戻ってくるのがおすすめです✨

目標11 「住み続けられるまちづくりを」とは?

まずは世界中に現在都市部に暮らしている人の数は何人でしょうか?

正解は、約35億人!

お分かりの通り、世界の人口の約半分になります。
そして、この数はまだまだ増えていく兆しがあり、
2050年には世界の人口70%以上の人が都市部で暮らすことになると予測されています。

これは果たしてどういう事を意味するのでしょうか?

専門家にお話を伺い、非常に納得しました。
それは、たくさんの人々が暮らす都市部を地震や台風の自然災害が襲ったら一体どうなるのか?
つまり、電気やガス、水道といった私たちが生きる為に欠かせないインフラが途絶えてしまったらどうなるのか?
都市部だからこそたくさんの人の命が失われるリスクを抱えているのです。
とある地域では雨が降ることで洪水による死者が増え、とある地域では雨が降らないことで干ばつによる死者が増え、インフラが整っていないことによる原因が世界にはたくさんあります。

さらに都市部では貧富の差からスラムと呼ばれる、犯罪の危険性がとても高い地域が生まれる傾向にあります。
貧富の不平等が犯罪の動機になり、治安が悪化することによって街が汚染されていくことにもなり、まさに負の連鎖も起こります。

住み続けられるまちづくりには、これらのことを考慮した都市が必要とされています。

どんなまちづくりが必要になるのか?

・すべての人が生活しやすいまちづくり
・環境への負荷を考えたまちづくり
・災害に強いまちづくり
この3つの視点をバランスよく進めていく必要があります。

様々考えられますが、いくつか紹介します。
まずはすべての人が生きていく上に食べ物が必要ですが、
交通機関が整っていない地域では農作物の出荷が難しい状況です。また過疎地域であればますます交通機関が必要となるので交通システムの改善は必要とされます。
また震災が起きても倒壊しにくい家であることも非常に重要となります。
さらにスラム街にも行き着くよう安定した職を得られるよう新たな雇用が生まれるシステム検討、働くためのスキルを身につけるために教育支援も重要になります。
街中にはバリアフリーがあるか、適切な価格設定であるか、病院などの公共施設への交通アクセスの充実しているか、考えることはたくさんあります。

続いて環境に負荷がかからないように、
リデュース(ゴミを増やさない)
リユース(もう1度使う)
リサイクル(ゴミの再利用)
の3Rや省エネ、再生可能エネルギーの使用は効果的です。
車の排気ガスを減らすためにエコカー、冷暖房による排気ガスやエネルギー消費を抑えた機器・建物・家、太陽光、風力発電、ゴミ、廃棄ロスの削減、自然遺産や文化遺産の保護なども考えられます。

私たちが取り組むこと!

私たちが今日からできること!
それは、
「自宅の電気を自然エネルギーに切り替えること」
地球規模で問題になっている温暖化。地球温暖化の原因であるCO2の排出量を削減することが大事です。家庭のCO2排出量の半分(46.7%)も電気からとなっているので自然エネルギーに切り替えることが大事です。

また、あなたの住んでる街についてもっと知るのはいかがでしょうか。
勝手に「魅力のない街」だと思ってはいませんか?
まちについて調べるとさまざまな情報を知ることで愛着が湧くようになったりします。より住みやすいまちにしようと意識できるようになると思います。さらには地域で活動することで、地元経済の活性化にもつながります。

1つ事例として和歌山県「熊野古道」に関して!
8年間で観光客が40倍以上になったマーケティングがSDGsでした。
2011年時点で外国人宿泊者が年間1,217人と低迷してましたが、マーケティングを行なった結果、2019年の外国人宿泊者数は年間50,926人まで増加しました。根強いファンをつくることでした。
「環境保護を考える世界遺産」
世界遺産に登録されたことをきっかけに観光ツアーの立ち寄り地としてツアー客が訪れ、その滞在時間は30分程度と短い時間で散策するものが多かったです。じっくり時間をかけてはじめて魅力を知る場所であるが、立ち寄り30分となると、山歩きの装備をせずに訪れる人も多く、道が荒らされてしまったのです。
熊野の魅力を知ってもらうには本物のファンの獲得を目指し、環境保全の強化を徹底する、と掲げたのです。

より良いまちづくりのために私たち1つ1つ日々できることからでも良いでの実践して世界を変えていきましょう!
それではまた~~!!

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