見出し画像

2023年 変化の年を振り返る

こんばんは、宍戸です。
2023年も残りわずか。今年を振り返る機会があったので、記事にしてみました。

毎年12月に今年の漢字一文字の発表が清水寺で行われていることはご存知かと思います。今年の漢字は【税】、個人的には【変】です。

2023年「今年の漢字」日本漢字能力検定協会

新卒入社の会社を卒業して個人事業主として独立

2023年7月31日に新卒入社した富士通株式会社を卒業しました。

富士通に入ったきっかけ

阪大の博士後期課程2年になるタイミングで、所属していた研究室で慕っていた准教授のお勧めがあって2019年10月1日に入社しました。暗号理論と情報セキュリティの研究をしていたので、富士通研究所セキュリティ研究所に入社しました。富士通研究所はとても良い職場でした。最初に配属されたPJはAIセキュリティの研究を行うチームで、上司や同僚には東大や九大や筑波大を卒業した研究員が多く、議論が活発に行われる職場でした。そんな充実していた研究生活に突然転機が訪れます。
2020年2月に横浜でダイアモンド・プリンセス号の乗客が発症して急速に広まったコロナウイルス。それを受けて2020年3月から富士通はテレワークに移行、それにより生活が一変します。

会社を卒業しようと思ったきっかけ

富士通は、アフターコロナのニューノーマルな働き方としてテレワークが当たり前になりました。テレワークが始まり3年経過したとき、社会人2年目からやっていたマネジメントの仕事で結果が出始めます。研究員として人工知能やセキュリティの研究をしながら、人材事業や小売業のマネジメントに入らせてもらい、プロジェクト推進やビジネスの立ち上げなどに必要なタスク管理能力やコミュニケーション能力が身につきました。その中で一緒に働いている経営者で人材業をやっている方からふとした一言:「個人事業主として独立もできると思うけど、その気はないのか?」。その言葉で独立を決意しました。そして2023年7月1日から業務委託でベンチャー企業のPMOとして働き始めました。

独立して3ヶ月後にベンチャー企業のコンサルタントとして契約

2023年7月1日からPMOとして、ベンチャー企業のお客様先の通信会社で働き始めました。アサイン先は新規事業の立ち上げのプロジェクトでステークホルダー数が社内外合わせて数十ある大きなものでした。働き始めてとても役に立ったなと思うのは、マネジメントの基礎基本が身についていたことです。「すぐやるかタスク化」、基本的にはこれだけです。(その他にもコミュニケーションで役立ったことや問題を考えるフレームワークなど使えるものがたくさんあるので、それは後ほど記事で紹介します。)

月収が初任給の約3倍に

PMOとして働き始めてから2ヶ月が経ったとき、急に契約しているベンチャー企業の事業部長から呼び出されて一言:「うちの会社と契約しないか?」。契約をするメリットやデメリットを整理した上で契約することを決意しました。そこで提示された額は驚愕の富士通の初任給の約3倍でした。

コンサルタントとして働き始めて思うこと

コンサルタントの仕事には「基礎基本が詰まりまくっているな」ということです。そして仕事の基礎基本は、社会人2年目から始めていたマネジメントの仕事をしながら経営者の方々に教わったことばかりです。一緒にお仕事をしている経営者の方々は、様々な事業の立ち上げやPJの推進にコンサルとして参画されています。現場で実践されてきたことを社会人2年目から仕事を通じて吸収できて本当に良かったです。その経験を積むチャンスを与えてくれた経営者の方には本当に感謝しています。
そして10月からコンサルタントとして働き始め、現在は大手企業の部長級の方々やGAFAMで働いた経験のある方と一緒に働いています。一緒に働く人や環境が変わると自分の当たり前が変わります。

最後に

1年間を振り返ると色々な体験や大きな変化がありました。変化のきっかけを振り返ると一番大きいのは、「付き合う人が変わったこと」だと思います。さらに飛躍するために、来年もチャレンジします。

記事を読んで頂きありがとうございました!
来年何かを変えたいという方は、次のアクションを思い切って一緒にやってみましょう。

「人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目はつきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは、

『決意を新たにする』ことだ。

大前研一さん

この記事が参加している募集

退職エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?