勝股 淳(かつまたじゅん)

プロデューサー。 企画、ウェブ制作、コンテンツ制作、場の設計、ワークショップ、写真、講…

勝股 淳(かつまたじゅん)

プロデューサー。 企画、ウェブ制作、コンテンツ制作、場の設計、ワークショップ、写真、講師。 などなどします。

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最近の記事

そこにある知らない世界

例えば、葉っぱを集めてみる。 「葉っぱ、葉っぱ」と思いながら近所を歩く。 埋もれている景色にたくさん出会う。 制約が新しい見方を提供してくれる。 今までやったことがない方法で 歩いたり、見たり、聞いたりすると 世界は容易に新しい顔を見せてくれる。 ⚫️ 世界から何かを取り出そうとすると そこには自分なりの基準点が必要になります。 例え、それが"葉っぱ"のようなものであっても 拾い始めてみると これは色が好き これは形がいい これは質感がいい。 これは大きさがいい。

    • ワークショップ「集めて、並べて」について

      7月13日、14日に行う おいでよ202というイベントの中で ワークショップ「集めて、並べて」を開催します。 それに際して、すこし内容説明のようなものを書きます。 本ワークショップは会場であるSTUDIO202の周辺(海や、林、道、公園)を歩きながら、ものを拾い、集めて、並べる。という 言ってみればそれだけのワークショップです。 それが何? という声も聞こえてきそうなので、これを書いています。 見ること、集めること、関係を結ぶこと、並べること 散歩をしながら何を発

      • like a letter #2

        本日の平塚は快晴。 日が長くなってきたなぁと思ったら もう来月が夏至なんですね。 近況方向やら 近況思考趣向の報告を兼ねて。 ○ 「大切なことを大切にすることが大切」 ビタァアアアン!! ○ この間、友人が 「私は遊ぶのが下手だから」 と言っていて “遊ぶ”についての関心値が再燃している。 こんなことを言うと怒られそうですが (そして怒られてもいいですが) 遊んでしかいない自分からすると 遊びに下手とか上手とかあるんだ、、、 と 割と新鮮な響きだった。 遊ぶって 結

        • 写真のこれまでから今。そんで、7月の展示。

          1年ほど前から 「もうすこし写真表現(作品にまとめる)についてちゃんと学んでみよう」 という思いで 写真家の竹沢うるまさんのWSに参加しています。 (2024年5月現在、 カリキュラム自体は終えて、修了展の準備中) この1年の 自分の写真について振り返ると なんだか重苦しい。 なんで撮っているんだっけ? とか 写真ってなんだっけ? とかとか。 考えても 出口がない問いを 抱え続けていたからだろうと思います 撮影回数は減って 考える時間が増えて それでも結果として少し

        そこにある知らない世界

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        • 人といる。
          4本
        • 手紙的物語。 ~2024の日記です~
          4本
        • ちょっとずつ、出かける。
          4本
        • Live in Hiratsuka
          4本
        • かつまた日記2019
          6本
        • 毎日note
          126本

        記事

          はなすきくの時間をやってみたいです。

          うまく整理できてないけど とりあえず書きます。 適宜小難しい場所は読み飛ばしてください。 文化的コモンズとか そういう話を よく読みます。 例えば、、 こんな感じで。 近所にコモンズをつくってみるの巻 最近、近所に作った場所 “studio202”にもそれ的な側面があると 考えています。 studio202は、 近所に住む友人らと共同で出資して一部屋借りる。 という試みです。 私が住んでいる平塚のコミュニティについて ご存知ない方が読んでいると意味わからないと

          はなすきくの時間をやってみたいです。

          studio 202という場所

          近所に作っている場所 studio 202 家具類なども入れて いったん人がいれるようになりました。 んで ここは何なのか。 というと、、 何なんでしょう : ) 少なくとも今わかっていることとしては 1.彫金作家2名のアトリエとして機能してるということ 2.彫金を学ぶ場として機能すること 3.友人のコーヒーウイスキーのラボであること 4.私の写真用のでかいプリンターが置いてあること 5.バルコニーのビーチチェアで仰向けになると気持ちが良いこと いったんこれくらいで

          like a letter #1

          近況報告がわりに たまに手紙を書くように。 ○ ちょこちょこ 壁打ちの 壁になっている よくわからない流れで 謎に壁に任命されている。 普通に意見も言ったりしているので 壁というより お茶 や 雑談 に近いのかもしれない 相談事でもなんでも トピックを言い訳に 相手の様子がわかるのは嬉しいことです。 ○ なんだか忙しない。 心を失くすと書いて… なんて いうけれど 忙しないと本当に 頭が混乱してくる おそらくいろんなことを一気に立ち上げようとし過ぎている。 少し疲れ

          雑談と相談のあいだ

          新しくooをするから ちょっと話を聞いてもらえない? という依頼を ちょこちょこもらう いいよ と 快諾する 人の話を聞くのは好きだし、 一方的に聞くだけでなく 意見を打ち返したり アイディアを考えるのも好きなので。 壁打ちというよりも雑談に近い けど 雑談ほどトピックの展開性はない この時間を なんというんだろうか 僕はいわゆるコーチでもカウンセラーでもないから 目標達成的にも働きかけないし ケアという言葉をおいて関わるというわけでもなく 気になることを聞き ア

          自分たちで場所をつくる。

          住んでいる町(平塚)で studio202という場所を作っている。 アトリエとオフィスをくっつけたみたいな場所で ここで人が集まれるといいなと 思っている 壁を塗って 机や棚を作って レイアウトをして 空間を組み上げていく。 基本、DIY。 この場所のオーナーは4名なので 4人で共同作業。 ざっくりしたアイディアはあったものの ほとんどのことを場当たり的に進めているので その都度 「これどうする?」 と話す。 すんなり決まることもあれば 意見が割れることもある。

          自分たちで場所をつくる。

          人がいられる場。

          ずっと”場”に興味がある。 場は チームであったり プロジェクトであったり 空間でもあるし 集団でもある ルールでもある 場 という言葉は広い。 ハードもソフトも含まれるし ある地域のようにワイドにもなるし 現在ではウェブ空間上にだって “場”はあるわけで。 僕が 関心を寄せているのは 2名以上の人が集まって そこで何らかの コミュニケーション それは 言語、非言語含めて 行われる空間で コミュニケーションや 関わり合い の部分に興味がある 空間によって もしくは場の

          3月26日フィルムカメラをもう少し連れ出そう。

          広島から帰ってきて平塚で起床。 さすがに体に疲労を感じる。 気持ちがまだ平塚に帰着していない。 肉体が戻り終えても 精神は遅れて到着する感覚がある。 ひぐと話す。 広島での体験を話す。 聞いてもらえると 体験を言葉にする機会が生じてありがたい。 何かを体験して、感じたことを言葉にして誰かに伝える 自分が発している言葉の違和感や一致感を感じる。 こういうサイクルが回るのは大変いい。 広島での体験は 日記とは別に書いてみたい。 旅行で溜めた洗濯を回して お昼にじゃがいもと

          3月26日フィルムカメラをもう少し連れ出そう。

          3月22日 後半、武蔵は「ぬたあん」しか言ってない。

          24年3月22日 朝から2本MTG。 その後、スタジオの掃除をする しっちゃかめっちゃかになっている場に規律を与えていく。 道具は道具。 不用品は不用品。 木材は木材。 カテゴリーに分けて、綺麗に並べておく。 こうやってまとめたり、並べたりするだけで随分スッキリする。 人がいるんだ という感じになっていく。 整理を終えて 空間を眺めた。 机が並んでいる様子がかわいかった。 久しぶりに銭湯に行く。 うちからアクセスがいい銭湯はおおむね4つで 毎回どこに行こうか悩む。 今

          3月22日 後半、武蔵は「ぬたあん」しか言ってない。

          3月21日 今日もたくさん「よくないなー」と言った。

          朝からヒグと会議。 お客さんとの打ち合わせの準備。 ヒグの髪の毛がボサボサだった。 ヒグは新しい夢ができたと言って 車の上にテントが乗ってる画像を見せてくれた。 共感はしなかった けど いいぞ。とは思った。 『川っぺりムコリッタ』という映画。 吸い込まれるような映像。 撮影監督を調べておいた。 荻上監督の撮る映画のご飯の描写。 こんなに生命感があっていいものか。 うらやましい。 午後は近所の仲間と作っている場所のDIYを進めた。 みんなで作業をしている時間はいい。 めいめ

          3月21日 今日もたくさん「よくないなー」と言った。

          3月20日なんか純粋なお湯よりいい。

          朝起きると体調が少し良くなっているのを感じた。 ここ1週間ほど原因不明の熱や不調が続いて ついにはきっとこれは花粉症なんです。 花粉症の薬をくださいと耳鼻科にまで行った (実際に処方してもらった) けど どうやら花粉症ではなかった。 手元にある薬どうしよう 「眠くなるけどいいですか?」 「え〜眠くなるんですか!」 「眠くならないのもありますがその分効きが弱くなります」 「あ〜そうなのか〜そしたら眠くなるほうで」 的な会話までしたんだけど。 思い立って部屋を掃除して 溜ま

          3月20日なんか純粋なお湯よりいい。

          思考の切れ端3月19日。明日は春分の日だ。

          ⚫︎ スパイスカレーに詳しいことが ステータスになった時代があります ⚫︎ 離れていても安心感のある人 ⚫︎ 生まれてきてよかったな と 思うのもひとつの誕生日祝いだ 生まれてきてくれてありがとう。 生まれきてよかったよ。 という世界線は嬉しいがたくさんだ。 ⚫︎ 場所の力。 ⚫︎ 電車が緊急停車して 車内灯が消えたとき 車内が 突然静かになった気がした ⚫︎ どの町に住むかが大事なのは それがある空間性を持っているから 部屋も大事だが、街も大事 街は大部屋みたい

          思考の切れ端3月19日。明日は春分の日だ。

          春の短編。

          「と、こういう話なんだ。 君はこの話が何を言おうとしているかわかるかい?」 男は、向かいの席に座っている女に訊ねた。 「いや、はっきりとは」 「では個人的な感想でいい。 君が思ったことを聞かせてくれないか」 「そうね 私が思ったことは、、、 というか私は基本的に教訓めいた"おはなし"みたいなものは嫌いなの。こちらがまだ答えてもいないのに正解を述べられているような気持ちになるんだもの。あんなものは偽物と欺瞞の寄せ集めだと思うわ。」 男は口を横に結んだ。 「物語の感