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自分たちで場所をつくる。

住んでいる町(平塚)で
studio202という場所を作っている。

アトリエとオフィスをくっつけたみたいな場所で
ここで人が集まれるといいなと
思っている

アトリエエリア
PC作業エリア、お茶エリア

壁を塗って
机や棚を作って
レイアウトをして
空間を組み上げていく。

基本、DIY。

この場所のオーナーは4名なので
4人で共同作業。

ざっくりしたアイディアはあったものの
ほとんどのことを場当たり的に進めているので
その都度
「これどうする?」
と話す。

すんなり決まることもあれば
意見が割れることもある。

その度に合意形成をする。

正直少し面倒だ。
面倒だけど
必要だ。

"合意を作っていく"
というのはひとつの技能だなと思う。
適度に自分が折れたり
必要な時はそれでもこだわったり。
共に何かする.というのは大変なことだ。


作りながら、わたしたちの場所になる


みんなで空間を作ることが
チームアップになっている。

場所が”わたしたちの場所”になっていく
練り上がっていく空気を感じる。

ハード面をいじりながら
同時に関係性や気のようなものが充満していくのがわかる。

きっと誰かにこのプロセス(空間作り)を外注していたら
こうはならなかっただろう。

自分たちの場所にしていくには
自分たちでそこを形作っていくのが有効だ。

DIYの共働は
次第にめいめいの役割がはっきりしてくる。という意味において
キャンプに似ている。

みんな、なんとなく
得意なことは得意な人に任せるようになり
自分にできることを探す。
切るのが得意な人もいれば
整理が得意な人もいる。
休憩時間に淹れるコーヒーにこだわる人もいる。
そうやってそれぞれの存在感が現れてくる。

4人というグループサイズは面白いものだ。
これが10人や20人だと
また違ったことになるし
やり方や進め方も改めてなくてはいけない。

余談だが
場をつくるときに
グループサイズというのはかなり重要な要素で
それ次第で丸ごと体験の質が変わる。

なので
会議やワークショップなどで
小グループの話し合いや1 on 1を挟むのは
体験を変える要素になる。
(もちろん入れればいいってもんじゃないと思うけど)

5月から彫金教室をはじめます。

さて
これからこの場所はどんなふうに育つんだろう
ある意味
隙だらけの場所だなと思う

適当だしノリだし
でも機運みたいなものだけはある

ここに
いい人たちが来て
いい未来に繋がって
気持ちがいい風と身体性を帯びて
美味しい料理と気のいい人たちがいて、、、

それに触れて帰るだけでもいいな。

まずは5月から彫金教室をはじめられるように準備中です。


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