そこにある知らない世界
例えば、葉っぱを集めてみる。
「葉っぱ、葉っぱ」と思いながら近所を歩く。
埋もれている景色にたくさん出会う。
制約が新しい見方を提供してくれる。
今までやったことがない方法で
歩いたり、見たり、聞いたりすると
世界は容易に新しい顔を見せてくれる。
⚫️
世界から何かを取り出そうとすると
そこには自分なりの基準点が必要になります。
例え、それが"葉っぱ"のようなものであっても
拾い始めてみると
これは色が好き
これは形がいい
これは質感がいい。
これは大きさがいい。
自分の中のいろんな基準点に出会います。
これらの基準点照会行為と
世界を見つめる行為を繰り返しながら
何かを集めることは成立していきます。
今度は
集めたものを持ち帰ってきて
レイアウトします。
並べてみます。
並べる中で
意味が生じてきます。
ここでもまた
基準点が生じます。
同じ色のグループ
同じ大きさのグループ
または、大きさの序列
バラバラという序列。
並べたものを眺めたり
ひとつひとつを眺めている間に
物語は生成され続け、
それは最終的に
自分にとって
あるいは他者にとって
どういう意味があるのか
輪郭を持ち始めます。
外に出て何かを集めてきて
持ち帰り、並べる。
というシンプルな行為の中にでさえ
我々が日常を通して行っている行為の原型が詰まっています。
(例えば、買い物はこれに交換行為が足されたもの)
人は生きている限り何かを集めたり、並べたり、それに意味を付与したり
関係性を作ったり、ということを繰り返しています。
それは実はとてもクリエイティブなことかもしれません。
⚫️
という内容のワークショップを7月13日にしますので
よかったら遊びに来てください。
当日はワークショップ以外にもいろんな催しでみなさんをお迎えしますので
楽しんでいただけたら嬉しいです!
初の試みだらけなので不慣れなところもありますが
一緒に遊べたら幸いです。
お読みいただきありがとうございます!