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雑談と相談のあいだ

新しくooをするから
ちょっと話を聞いてもらえない?

という依頼を
ちょこちょこもらう

いいよ


快諾する

人の話を聞くのは好きだし、
一方的に聞くだけでなく
意見を打ち返したり
アイディアを考えるのも好きなので。

壁打ちというよりも雑談に近い
けど
雑談ほどトピックの展開性はない
この時間を
なんというんだろうか

僕はいわゆるコーチでもカウンセラーでもないから
目標達成的にも働きかけないし
ケアという言葉をおいて関わるというわけでもなく
気になることを聞き
アイディアが浮かんだら言ってみるし
たまに脱線もする

けれど
基本的には相談主のトピックを中央に置いている

あぁ相談か。
これは相談ですね。
相談というやつだ。

英語で相談ってなんて言うんだろうと思って今調べたら
consultationだった。

コンサルテーション

コンサルしてますって言うと一気に違う感じになるのはなぜだろう。

雑談と相談のあいだ。
それをなんと呼ぶのか。

そういえば学生時代なんかは
相談しても意味ないじゃん
どうせ自分で決めるんだから
とかよく思っていた

なのでほとんどのことを自分1人で考えて
決めていた気がする

今の視点では
相談なんてすりゃあするほどいいんだから。
(それは言い過ぎか)
などとも思っている

相談の本質は
1.観点が増えること
言語化をすることでアウトプット/外部化が進み
2.外部化が進むことで新しい視点が生まれること
3.吐き出すことで少し整理されたり楽になること
あたりだろうか

最近友人が
「もっと人に相談すればよかった。
この問題をただただ誰かが知っておいてくれるだけでも
ずいぶん安心するから」
と言っていて
印象に残っている

荷物を自分だけで持たなくていいと言うのは安心する

別に他人は背負ってはくれないかもしれないけれど
荷物を持って歩いているのを後方からある程度の距離で
見てくれているだけで
ちょっと頑張れたりするものだ。

本当にまずくなったら近寄ってきてくれるかもしれない


相談の"相"は「互いに」の意だ。

はなしは
話者と聞く側で
役割が分かれているようで
実はインタラクション、呼応や相互応答だ。

我々は
言葉を交わしながら実にいろんな応答技能を使いあっている。
緊張感だとか言い淀みだとか
バイブスみたいなことも含めて。

相談と雑談の違いは
ある方向性、ベクトルの有無かもしれない
雑談は拡散的だが、
相談にはある話題について話そうという心づもりがある。
観点が広がるとか、楽になるとか、解決策が決まるとか
なんらかの着地がある。
ある流れの先があるみたいに。

一緒にその流れ(ベクトル)に乗って
流れてみるのが相談ということなのかもしれない。

なにかあれば以下より


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