僕はプレイヤーではなく生粋のリーダーである。
僕は大学3年生の春休みに学生ながら店長という称号を手に入れました。
僕が学生をしながら店長になり、どんな想いでお店作りをしていったのかは昨日のnoteに書いてあるので興味ある方は読んでみてください。
そして、今日は店長になって分かったこと、リーダーとプレイヤーについて書いていきたいと思います。
皆さんは『リーダー』と『プレイヤー』の違いは分かりますか?
前提として、生まれながらにしてリーダーの人はこの世に存在しないと思います。
急に僕のように店長になったり、会社を起こしたり、先輩が引退してキャプテンになったり、周りから持ち上げられてクラスの委員長やったりと、リーダーになる日はある時、突然やってきます。
つまり、立ち位置的に組織のトップに立つ人をリーダーと言います。
しかし、立ち位置がリーダーでもプレイヤーの役割をしている人が多くいるように見受けられます。僕も含めて、最初はリーダーという肩書きを持っているプレイヤーでした。
この2つの何が違うのか。双方の役割を見ていくことで比較したいと思います。
まず、プレイヤーの役割はマラソン大会を例に考えると、
『いかに早くゴールできるか』がプレイヤーに最も求められている役割です。
誰かが開催してくれた大会を、誰かが作ってくれたマラソンコースをひたすらに走っていく。1位になった時はめちゃくちゃ嬉しいし、みんなも自分毎のように喜んでくれる。いわゆる個人の結果です。
プレイヤーはマラソン大会を例に出したようにただ、はやく走れれば、それで十分なんです。
ここでいうマラソンの『はやさ』は各々で環境で求められている、仕事の提出の速さだったり、アウトプットした資料の質だったり、与えらたことを期待以上にこなしていく、というシンプルな作業を繰り返すことです。
それに対し、リーダーの役割はマラソン大会を走ることではないんです。
リーダーのすることはマラソン大会を、コースを作る側。
まだ、開拓されていたない道を先導して走って行くことが、リーダーの役割です。
ここで大事になってくるのがリーダー1人では、遠くにいけないということ。
なき道を進んでいく中で、自分の能力では手で負えない様々なことが数多く生じます。マラソン大会を作るなら、道路を舗装しないといけないし、大会の参加者を管理しないといけないし、開催費用を捻出しないといけないし、遠くにいけばいくほど、リーダー1人の手では負えなくなっていきます。
進むにつれて仲間が必要になってくる。それぞれの才能を活かすことでもっと遠くに行ける。
しかし、ここで厄介なのがリーダーしか先頭にたてないということです。
リーダーが0から作ってくれてマラソン大会という新しいプロジェクトに参加したものの、『このプロジェクトって進んでいるの?』と不安を抱くメンバーが出てきたり、意見が衝突して仲間割れだってすることがあると思います。
ましてや、メンバーの休憩のためにプロジェクト自体を一旦お休みにしたりすることも。
そのなき道を進む中で進捗状況は一番リーダーが分かっています。全然プロジェクトが進んでいないと分かっていても、『俺についてこい!』と言って背中で引っ張る時もあるだろうし、
『今、上手くいってないんだ』と正直に弱い部分を曝け出すことによってみんなの協力を仰ごうとしたりすることもあると思います。
大事なことは、先頭を走るリーダーの『感情』はメンバーに伝播するので
精神状態には常に意識しないといけません。
不安な背中を見せればメンバーは不安になるし、勇敢な背中を見せればメンバーは勇気をもらえる。
多分、自分が苦しい時こそ、メンバー達の不安やモチベーションを克服するのがリーダーとして真価が問われる瞬間なんだと思います。
まだ、開拓もされていない、なき道を進むのには勇気がいります。
しかし、そこに道を切り拓こうとするものがいるから、そこに新しい道が誕生します。道ができるまで紆余曲折様々な苦難葛藤を強いられると思いますが、そこを乗り越えた先にはまだ、この世に生み出すことが出ていなかったら新しい、汗や涙、そして笑顔など新しい感情が数多く創出されます。
きっとそこで新しく生み出されたポジティブな感情の総量が社会をより幸せにしてくれるんだと思います。
現在コロナにより、元々敷かれていたレールが壊れつつあります。
安全な場所が安全な場所でなくなったり、人と会うことを避けるようになったりと、当たり前だったレールは現在当たり前ではなくなってしまいました。
そんなご時世だからこそ、これからリーダーをする人がこれから増えるんじゃないかなと思います。
むしろ、自分の道を切り開くリーダーが増えて欲しいと願っています。
(2021年残り109日。9月残り16日。今週残り5日。6記事目。)
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