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リアル脱出ゲームに至る道

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リアル脱出ゲームを最初に思いついた人のそこに至るまでの人生や道のりです
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このままじゃ人生を変える一撃なんて撃てない - リアル脱出ゲームに至る道

このままじゃ人生を変える一撃なんて撃てない - リアル脱出ゲームに至る道

大学を卒業して、なんの覚悟もなく社会に出た。
働くことに希望なんてまったくなかったし、責任がなくただ自由に生きているだけで意味がある場所にいたかった。

でも、その頃の世の中のほとんどの会社がそうであるように、僕が入った会社もとんでもなく長時間の労働が当たり前になっていて、朝出社したら徹夜をした先輩たちがソファーで寝ていたり血走った目でパソコンとにらみ合っていた。
僕は営業としてその会社に入り、ノ

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暗黒のニート時代 - リアル脱出ゲームに至る道

暗黒のニート時代 - リアル脱出ゲームに至る道

前回書き忘れたのだけど、会社を辞めた理由はフィッシュマンズのボーカルの佐藤伸治が死んだことも大きな理由だった。
学生の頃から狂ったようにフィッシュマンズを聴いていて、ライブが関西であれば必ず足を運んだ。
ライブでの一体感はすさまじかった。狂ったように身体を揺らしながら音が入ってくるのを感じていた。
すべての音に意味があって、どうしてもそこになくてはならない音楽だった。
会社を辞めようかどうか迷って

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