寒いのは嫌だけど
寒い。
今日はエアコンいらないな、どころじゃない。
しっかり寒い。
うっかり夏服でいると、なんなら暖房が欲しくなるほど肌寒かった。
本当に勘弁してちょうだいよと心のなかでブツブツ文句をいいながら、衣替えってほどではない程度に、羽織ものを引っ張り出して、完全なる夏物たちを押し込めた。
とぼけやがって。数日前でさえめちゃくちゃ暑かったじゃんか。
ああ、寒い。
暑いのも嫌だけど、寒いのも等しく嫌だ。
.
夏野菜もさすがに終わりを迎えて、馴染みの産直も色数が減ってちょっと寂しい。
…ん?待て待て!
ってことは、これから楽しいお鍋の季節が来るじゃないか!
あらまっ!そりゃ嬉しいね!
お鍋って、簡単なのに美味しくて最高だよね。
でも、「簡単だから」というより「美味しいから」という理由で食べたくなるんだから、お鍋という食べ物はすごい。
料理において簡単であることは非常に重要なのだけど、それよりも先に美味しさが来るなんて。
あと、お鍋って失敗しにくいのもありがたいね。
結婚してから、市販の袋に入った使いきりのお鍋の素というのは買わず、適当な味付けでお鍋にしているけど、それでも「こりゃあちょっと食べれないな」となったことはない。
ちなみに「お鍋の素を使わない」というと結構驚かれることがあるのだけど、強いこだわりがあるわけじゃなくて、使いきりだと2人ぬ暮らしには多いことや、ちょっと味が濃く感じられてしまうという理由が大きい。
だからこそ、大人数で囲める時の楽しみにもなる。
.
寒い冬はなんとなく憂鬱になるけど、お鍋が登場する頻度が増えると思うとそれだけでちょっと嬉しい。
なんて単純で食いしん坊なのだと笑えてしまうけど、憂鬱が少しでも晴れるならなんだっていい。
彩りには欠けるけど、白菜、大根といった美味しい冬野菜たちも、それはそれでめちゃんこ大好きなので楽しみである。
それまでにしっかり、次の季節の準備を整えておくことにしよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?