大杉遥【科学と非科学のあいだ】

科学技術を通して人の心を感じる世界を夢見て生きています。独学で科学技術コミュニケーショ…

大杉遥【科学と非科学のあいだ】

科学技術を通して人の心を感じる世界を夢見て生きています。独学で科学技術コミュニケーション、安全と安心のリスクコミュニケーションを勉強中。心のある語る場所をつくります✨️ 溶媒抽出の実験をします。 うさぎとかわいい人とものが好き。

マガジン

  • かわいいものたち

    独断と偏見で可愛いものたちを紹介します。 かわいい物、者、モノで自分だけの世界をつくろう! ゴシック、ロリィタ、サブカルチャーを含め、雑記的な感じで書きます。抽象的すぎるかもしれない。

  • 科学技術について語る場所

    科学技術と人の心に関する問題、現代の課題や未来の課題についてみんなで考えて語りましょう。「科学に問いかけることはできるが、科学では解決できない課題」をみんなで考えていきましょう。

  • 【科学と非科学のあいだ】創作物

    科学と非科学のあいだで生きて感じたこと。 日常生活や社会で『科学』や『不思議なもの』に出会ったとき、 何かを『選ぶ』ときに、ちょっとだけ思い出してほしいこと。 あくまで、一人の学生が考えることです。 タイトルが、生物と無生物のあいだみたいになってしまった…変えるかもしれない…

  • 廃棄物と人

    ごみ拾いやゴミ問題に関する情報をまとめています。 たまにごみ拾いをする人も紹介します。

最近の記事

  • 固定された記事

【情熱クラブ】情熱メディア・投稿記事まとめ

情熱クラブのnote『情熱メディア』に投稿した記事をこちらのページにまとめました📖✨ 体験を通して考えたことや感想、学び、情熱クラブで企画したことなどを幅広く書いています。 情熱クラブでは、防災・減災の活動、地域清掃活動、講習会、アート、エンタメなどなど、沢山の活動が行われています。 情熱クラブに興味を持っていただけた方は、ぜひ他の情熱メンバーの記事もご覧いただけると嬉しいです! ◆2023年 ◆2022年 面白かった記事には、いいねをいただけると嬉しいです✨ たく

    • 【情熱クラブ】20代 活動記事まとめ

      情熱クラブの「20代」の活動を紹介します! 20代は、18歳から29歳までの情熱クラブの会員たちの集まりです✨️ こちらの記事では、これまで情熱クラブで20代が行ってきた企画や活動、20代の仲間が書いた記事(note)を紹介します! ◆団結!社会科見学 「将来の選択肢を増やすために、社会を学ぼう!」、「沢山の価値観があることを知り、寛容性を高めよう!」という目的で、不定期で社会科見学会を企画しています📚✨ こちらの企画では、20代の情熱メンバーで運営を行い、見学先や目的を

      • 【情熱クラブ】エリアの活動報告記事のまとめ

        情熱クラブのnote『情熱メディア』に投稿された【北東北エリア】、【南東北エリア】、【北関東エリア】に関する記事をまとめています! 東北と北関東の活動や、情熱クラブのメンバー個人の学びや体験の記事をまとめました✨ ◆北東北エリア(青森県、秋田県、岩手県、山形県) ◆南東北エリア(宮城県、福島県) ◆北関東エリア(群馬県、栃木県、茨城県) 気に入った記事がありましたら、いいね❤をお願いします!

        • 【かたるば】福島県南相馬市 『もっとまつり』への出展記録と思い出

          2023年11月3日、南相馬市の本町商店街にて『もっとまつり』が行われました。 工作や実験の体験ができるようなワークショップをどこかで出展できないかなと考えながらも、ハードルが高いような気がしてしまい、ずっと出来ずにいましたが、この度、もっとまつりにて工作体験教室『かたるば』の出展に挑戦しました! 出展料が無料だったことが、失敗したときのダメージが少なく、私のような初心者には挑戦しやすく感じました。 お店の名前は、将来的にはみんなで話せるような場所を目指すために『かたるば

        • 固定された記事

        【情熱クラブ】情熱メディア・投稿記事まとめ

        マガジン

        • かわいいものたち
          7本
        • 科学技術について語る場所
          17本
        • 【科学と非科学のあいだ】創作物
          7本
        • 廃棄物と人
          0本

        記事

          ALPS処理水について 【福島第一原子力発電所】

          この記事では、福島第一原子力発電所事故の『廃炉』にまつわる話題を紹介します。 今回は、ALPS処理水についての情報をまとめました。 話題になっているけれど、難しくてよくわからないという方に向けて、自分の意見を考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。 ◆福島第一原子力発電所の事故と燃料デブリ 2011年3月、地震の津波による電源損失により、原子炉を冷やす機能が停止し、発電に用いる核燃料を冷やすことができなくなりました。 核燃料の冷却が出来なかったことで、燃料が溶けた『燃

          ALPS処理水について 【福島第一原子力発電所】

          心が動くと身体も動く

          原子力学会にて、福井南高校の生徒さんの研究発表を聴きました。 発表内容は、福井県と東京都の高校2年生を対象に行った原子力発電についての意識調査です。 原子力施設が立地する福井県の高校生、原子力施設とは直接的な関わりはないがエネルギーの恩恵を受けている東京都の高校生の考えを収集、比較し、分析していました。 また、高校生同士の交流会の報告もありました。 私自身、学会で高校生の発表を聞くのは初めての経験で、素直な意見がとても新鮮で暖かい気持ちにもなりました。 特に、【震災や

          どんなことがあっても立ち直れる『復元力』が大事【科学と非科学のあいだ】

          『復元力』は、生きる上で大事な言葉だと考えています。 辛いことが積み重なって気分が落ち込んでしまったとき。 上司と揉めて関係が悪くなってしまったとき。 災害が起きて、街がめちゃくちゃになってしまったとき。 人類が滅亡しかけて、数百人しか生き残れなかったとき。 そんな時に、『もとの形に戻そう』と動くことができたら、 きっと復元することができます。 もちろん、元通りにはならないかもしれませんが。

          どんなことがあっても立ち直れる『復元力』が大事【科学と非科学のあいだ】

          知能と知性

          【人間には知性がある。】 SF映画『ファンタスティックプラネット』で異星人が人間について評価するシーンがあります。 少しだけ、映画のあらすじを書きます。 『ファンタスティックプラネット』は、ある惑星に生息する、青い巨人(ドラーグ族)と『人間(オム族)』の物語です。 青い巨人たちは、人間を愛玩動物として飼育していました。そんな中、野生の人間たちも生息しており、その数を増やし繁殖していきます。 惑星を支配している青い巨人たちは、『人間』について異なる2つの解釈を持ってい

          釣りを通して気づいたこと【海でみた技術の功罪】

          最近、釣りをするために自ら海に行くようになりました。 工業団地になっている釣り場を選び、しばらく釣りをしていたら身体が黒くなっていることに気づきました。 明らかに、目と喉が少し痛い。 真っ黒になった原因は、釣り場の近くにあった火力発電所から出る「ばい煙(すす)」でした。 その日は、風が強かったから、かなりばい煙が飛んできていたのだと思います。すごく目にしみたので硝酸系の成分も吸着していたのではないかと感じます。 こんな感じじゃ、脱炭素の主張を理解できる気もするなと思い

          釣りを通して気づいたこと【海でみた技術の功罪】

          仲間の範囲、まだ出逢えていないバーチャルな仲間の存在

          5月になってからの出来事を通して、かなりの精神的な成長を遂げた気がします。 その成長の1つは、『仲間の範囲』の認識が変わったことです。 私の思考の中に、ここにはいない仲間、これから出会う仲間の存在が、 『仲間』の認識において確実に意識されるものになりました。 いつも顔を合わせる学校の友人、同じサークルの人、共通の趣味を楽しめる人、家族、職場の人。 仲間というと、顔が想像できる仲間を真っ先に連想します。 だけど、人間は、顔も知らない、会ったこともないのに『仲間意識』を持つ

          仲間の範囲、まだ出逢えていないバーチャルな仲間の存在

          21世紀『新しい科学』の姿とは?

          『科学』は、時代と共に変化しています。 村上陽一郎は、科学史を振り返り、 19世紀は、科学者による好奇心に基づくもの、20世紀は、国家による国家繁栄の目的で技術に応用されるものであった。 そして、21世紀にも『新しい科学』の姿があるはずだと述べています。 そこで、21世紀の『新しい科学』はどんなものかを考えてみました。 私は、21世紀の科学は、『市民との関わり』という価値観が追加されるのではないかと思います。 インターネットの普及は、20世紀と21世紀の社会で大きく異

          21世紀『新しい科学』の姿とは?

          そういうふうにできている【さくらももこ】

          ちびまる子ちゃんで有名なさくらももこ先生の作品が好きです。 さくらももこ先生は、スピリチュアルやオカルトがかなり好きだったとも言われています。 ちびまる子ちゃんの作中には、ピラミッドパワーやヨガが何度も登場しますし、エッセイではお茶の葉で水虫を治そうとしたりと民間療法を強く信じていることがわかります。 さくらももこのエッセイの中でも、私が気に入っている作品は「そういうふうにできている」です。 この作品では、さくらももこの妊娠前~妊娠中~出産までの体験が綴られています。

          そういうふうにできている【さくらももこ】

          ゴミの捨てられ方を知ろう!【物と人の視点からポイ捨てを考える】

          皆さんは、『ごみ拾い』をしたことはありますか? ごみ拾いは「ポイ捨てされたゴミを集める行動」です。 また、ポイ捨て問題は、より良い人間社会にするための課題の1つです。 その解決手段として、誰もが気軽に取り組むことができる『ゴミを拾う行動』には、どんな効果があるのでしょうか? ごみ拾いには、《ポイ捨て防止の効果》が期待できます!なぜ効果があるのか?を『社会心理学』の人のゴミ捨て行動の考え方を踏まえて説明します。 まずは、ポイ捨てされてしまった『ゴミ』について、2つの視点

          ゴミの捨てられ方を知ろう!【物と人の視点からポイ捨てを考える】

          SNSでの「いいね!」で性格がバレる

          SNSで「面白いな」と思った情報や気に入った記事には『いいね!』のボタンを押しますよね。 あなたが押した『いいね!』の情報をもとに、あなたの性格がわかってしまうかもしれません。 ケンブリッジ大学のマイケル・コジンスキーらは、Facebookの『いいね!』を用いて人間の性格や特性に関わる五つの性格因子を評価できると主張しています。 五つの性格因子(ビッグ・ファイブ)とは、不安や緊張を感じるか(神経症傾向)、社交的であるか、知的好奇心が強いか、誠実か、協調性はあるかを指して

          SNSでの「いいね!」で性格がバレる

          とりあえず、人と関わることが大事なんだ

          私は、学歴コンプレックスと人とのコミュニケーションが苦手という課題を抱えています。 普段、属しているのコミュニティの中で、同じ居室の人や同じ建物内の人に恐怖心があります。 まず、ほとんどの『頭の良すぎる人』と会話が成立しない。 一方的に話される状況が増えていき、苦しくなっていました。 先日、どうしても聞いてみたいこと(研究のこと)があって、突発的に頭の良すぎる人に話しかけていました。 その人とまともに会話したのは、この時が初めてでした。 話し掛けたのはいいものの、向き

          とりあえず、人と関わることが大事なんだ

          独創性はつくる過程にあらわれるのかもしれない

          『他の人と同じじゃ嫌!』 私は、そうゆうところで頑固になってしまう。 そのせいで、『マネるは学ぶ』という言葉を受け入れられず、意味は理解しているのに、 感情が拒否反応を起こし、物事の途中で立ち止まってしまうことがあります。 真似したら、独創性がなくなってしまう。 「オリジナルじゃなくなる!」 ずっとそう思っていました。 そんな私が、博士課程まで好き勝手にしていて、25歳でやっと、気づいたことがあります。 それは、どれだけ時間をかけて考えても、世界のどこかに必ず同じこ

          独創性はつくる過程にあらわれるのかもしれない