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独創性はつくる過程にあらわれるのかもしれない

『他の人と同じじゃ嫌!』

私は、そうゆうところで頑固になってしまう。

そのせいで、『マネるは学ぶ』という言葉を受け入れられず、意味は理解しているのに、
感情が拒否反応を起こし、物事の途中で立ち止まってしまうことがあります。

真似したら、独創性がなくなってしまう。
「オリジナルじゃなくなる!」
ずっとそう思っていました。

そんな私が、博士課程まで好き勝手にしていて、25歳でやっと、気づいたことがあります。

それは、どれだけ時間をかけて考えても、世界のどこかに必ず同じことを考えた人や考えている人がいること。(既に実行されていることが多い。)

もう1つは、人間の脳みそは小さくて、システムも似ているから、多くの場合、同じ結論に至ること。

どう頑張っても、誰かがやったことをなぞっているだけなんだ、結局被ってしまうんだと気づいてしまった…。

それなら、独創的にするためには、誰かがやったこと同士を組み合わせるしかない。

頭の良い人達が同じ条件を仮定して考えた結果は殆どが同じだ。

その中で独創性を望むなら、新規な条件を提案するか、仮定を崩すか、奇抜な考え方をするしかない。

私がずっと求めていた『オリジナリティ』は、組み合わせる過程で産まれるものかもしれない。

創造は、「新しい価値を生み出すこと」でもある。
新しい価値や物語は、全く異なる物事から共通点を見つけたり、関連性をつくって繋げることで生まれていく。
すなわち、『創造力』は組み合わせる能力だと考えている。

創造力は、独創性の土台といえる。

だから、何事も受け入れてみなきゃクリエイティブになれないんだ。
受け入れた後、使うか捨てるかは問題じゃないと思う。

本当はこんなこと、ずっと前から本で読んだり、先輩に指摘されて気づいていた。
理解したくない自分にも気づいていた。
書き出してやっと、飲み込める気がしている。

『そこがお前の良くないところだ』と
いつも「できない事」と「従えない事」の2つに掛けたように言われるの、耳がいたい、胸がいたい。
でも、受け入れないと…


とりあえず、なんでも拾ってみようと思う。
人やコンテンツとの出逢いも大切にしよう。

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