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コムジョの独り言

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#古典本曲

木幡吹月『尺八古今集』名言集☆『尺八の世界性』

木幡吹月『尺八古今集』名言集☆『尺八の世界性』

木幡吹月の尺八哲学とは。

昭和26年(1951年)に刊行された月刊『尺八』に掲載されたコラム、『尺八古今集』というものがある。著者は木幡吹月。10回に渡り連載されたようだ。

それをコピーして一冊にまとめた小冊子が、見出し画像左側で、岐阜の師匠、故藤川流光師に譲って頂いたもの。
(表紙の木幡の名前が小幡になっている汗)

これは竹内史光師が作ったもので、当時の門下に配ったもののようです。史光師は

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古典尺八界、あんな人こんな人☆其の四

古典尺八界、あんな人こんな人☆其の四

地下水脈でつながるあんな会こんな会。

あんな人こんな人シリーズです♪
出逢った尺八界の人々のことを勝手に書いてます。

井の中の蛙である私は、古典本曲、虚無僧尺八の世界のほんの一部の範囲内で活動しておりますが…、

井の中の蛙と言えども、井戸の地下水が地中で繋がっているように、その流れは全国あちらこちらに繋がっているのであります。

昨年、神奈川県の西向寺奉賛会の献奏会に参加させていただいたのを

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尺八界、あんな人こんな人☆其の二

尺八界、あんな人こんな人☆其の二

本曲界の巨匠、善養寺惠介氏の生演奏を聞きに行く。

すごかった。

そんな、一言しか無いです。

共演の方々もすごい。

最後の3名でのフィナーレ「尾上の松」は、もう圧巻。

そして、
月並みですが、
もっと真面目に練習しようと思いました。
ハハハ。

いや、来てた人、みんな思ったはず。笑

善養寺氏の生演奏は是非聞いてみたかったのです。お誘いくださった方に感謝🙏

善養寺 惠介 オフィシャルH

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乞う。を考ふ。

乞う。を考ふ。

『乞う』とは何か?

そんなこと考えてる閑があったら働けと、
耳元でそんなご意見が聞えます。

じゃ『働く』って何だ?

あ〜ぁだめだこりゃ、
そんな声が聞えます。

一応調べてみますと、

【乞う】の意味は、

【働く】の意味は、

だからどうしたという話ですが、虚無僧活動として路上で辻立ちしたり、門付けしたりしていると、考えなくても良いような事を延々と考えるわけです。

『乞う。を考ふ。』シリ

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