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コムジョの虚無ろぐ👻  虚無僧の幽霊、片羽です。 古典尺八楽愛好会代表。東京小金井市で…

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コムジョの虚無ろぐ👻  虚無僧の幽霊、片羽です。 古典尺八楽愛好会代表。東京小金井市でやってます。真面目に路上でコム活中♪  竹内史光師の孫弟子♡ 明暗三十七世谷北無竹系。 布袋軒、錦風流なども。

マガジン

  • 虚無僧墓マイラーが行く★『探墓行』

    かつての虚無僧寺、虚無僧が眠る墓や供養塔、偉大なる尺八奏者の遺跡を巡ります🙏

  • コムジョの独り言

    日々思ってしまったことなど。

  • コムジョの尺八歴史探訪📖

    尺八の歴史をマニアックに探究中✐ 虚無僧の実態を探ります!

  • 尺八で吹いてみませう🎵

    おもに童謡、古曲など楽譜を載せております。

  • コム活日記☆

    半僧半俗である虚無僧の俗人目線で虚無僧活動を綴ります✏️

最近の記事

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古典尺八楽愛好会🌸4月の予定

5日(金)13:00~15:00 10日(水)18:30~20:30 19日(金)13:00~15:00 24日(水)18:30~20:30 場所 東京都 小金井市公民館東センター。 部屋は入口の掲示板にてご確認下さい。 参加費500円 始めての方も大歓迎♪ 尺八はレンタルしております。 お気軽にお問い合わせ下さい♪ みなさま、「春眠暁を覚えず」で眠りこけてはいませんでしょうか? 「春宵一刻値千金」といいまして、春の夜は一千金に値するほどの良いものではあり

    • 八王子寺社巡り👣虚無僧の墓を見たという人に会う☆

      「寺址の左には径があって、八王子城下横山口へ通じてゐる。」 という天野佐一郎著『普化宗澤水寺の廃墟』のこの一文に刺激され、再び今度はアプローチを高尾駅から変えてやってきました。 見出し画像は、『武蔵名勝図会』の「八王子十五ヶ宿」。北側から見た絵となっている。虚無僧寺があったわけではないが、江戸方面から来た虚無僧がここを歩いたかもしれない。 ただ単に、地理的に把握したい性分なんだと思います。 地図で見れば一目瞭然ですが、現在は新しい道路や新しい団地が出来、虚無僧寺から八

      • 東京八王子の虚無僧寺☆光輝山澤水寺『探墓行』

        見出し画像の右端に小さな石塔と一緒にポツネンとあるのが澤水寺の墓碑。案内板は何も無い。場所は八王子市大楽町の法泉寺内。 澤水寺所在地 武州八王子柳沢村 現在の地名 東京都八王子市弐分方町 本寺 括総派鈴法寺(青梅) 菩提寺 神戸山法泉寺 八王子市大楽寺84番地 江戸時代後期に纏められた地誌、『武蔵名勝図会』に、法泉寺のことが書かれている。 本尊 普化禅師像 木造 立像 高さ六寸ばかり(一説高さ七寸位) お厨子に納められていたという。 尊像 観音菩薩像 木造(元本

        • Breathe in, breathe out(吸って、吐いて)

          ちょっと休憩… Balming Tiger - Trust Yourself 最近ハマっているBalming Tiger 彼らの歌のTrust Yourselfの歌詞にある、 Breathe in, breathe out (息を吸って、息を吐いて) が、 尺八にリンクするな〜 と関連付けて勝手にほくそ笑んでいます。 ただそれだけです笑 グッズが手に入らないので、仕方ないので、ネットでタイガーバームを買いました…。 タイガーバームはシンガポールの会社だそ

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        古典尺八楽愛好会🌸4月の予定

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        • 東京八王子の虚無僧寺☆光輝山澤水寺『探墓行』

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        • 文学と尺八📖
          13本

        記事

          絵巻『熈代勝覧』の虚無僧に会いに行く

          『熈代勝覧』とは、文化2年(1805年)の頃の、日本橋から竜閑川に架かる神田今川橋までの通りの様子が描かれている絵巻。 当時の問屋街や人々が生き生きと描かれており、この辺りは江戸一の商店街だったそうな。 作者は不明。 1990年代にベルリンで発見され、現在はベルリン国立アジア美術館に所蔵されています。 こちらのサイトで、絵巻が見られます。 ベルリン国立アジア美術館の絵巻が拡大で見ることができ、とても綺麗な色彩のまま残されていることが分かる。 このウェブサイト上でも虚

          絵巻『熈代勝覧』の虚無僧に会いに行く

          西条八十の『かなりや』を吹いてみる🐦

          歌うように尺八を吹いてみたいシリーズ♪ です。 乙の「チ」始まりです。 最後の4番から曲調が変わり、歌詞と共に不思議な雰囲気を持つ歌ですね。 先月、青梅の梅まつりの虚無僧行脚で天沢院にて献奏があったのですが、その天沢院にこの『かなりや』の歌碑がありました。 知っているようで、知らない歌。 歌詞はなんだか怖いような残酷な感じ。 こちらのサイトにありますが、西条八十の当時の心情が書かれているのだそう。 歌碑には希望を表す最後の部分(4番)が記されています。 同じ碑が

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          錦風流のコ、ロ、ロ☆奏法

          錦風流にも、明暗流ホロホロ奏法と同じく、コロコロ奏法があります。 その中の、 「コ、ロ、ロ」という奏法。 「コ、ロ、ロ」スタンバイ この状態で一と二孔を交互に開閉する。 ①コ→二の孔閉じ(音を出しながら)一の孔開け、 ②ロ→二の孔閉じ(音を出しながら)二の孔開け、 ③ロ→ 甲のロ(カリ) コロコロの最初のコとロのみ、ということです。 ややこしいのが、「コ、ロ、ロ」の、2つのロが別のものということです。    やっているうちに体で覚えられると思います。ただし、出

          錦風流のコ、ロ、ロ☆奏法

          コロコロ(ホロホロ)奏法☆練習用

          コロコロと言えば、ドラえもんのコロコロコミックを思い浮かべるのですが…、 そっちじゃなくて、尺八の吹き方のこと。 明暗流ではホロホロとも明記され、主に、鳳鐸、善哉、志図、虚空、龍吟虚空などにある手法。 首振り三年ころ八年 尺八を吹いたことのない人も、多くの人はこの慣用句を知っているのでは。 この「ころ」のこと。 この慣用句にもあるように、コロコロに関しては奏法に長年かかるということ。 古典尺八楽愛好会でも、鳳鐸、虚空、龍吟虚空と練習し、まだ三年ほど。 皆さんが習

          コロコロ(ホロホロ)奏法☆練習用

          歩く供養塔☆の話

          最近、あちこちにある石塔やら石仏やらを調査していたら、自分もなんだか石塔やら石仏になったような気がしてきた。 時代錯誤も甚だしい格好で、江戸のかけらも無い真新しい街中に立っていると、虚無僧は石塔並みかも知れない。 ということで、 ワタクシ石塔です。 なんて気持ちで吹いていた。 この日は吉祥寺駅周辺エリア。 すると珍しくいつもより反応があった。 年齢層の幅も広く、若い人から年配の方まで。 供養塔パワーか。 何やら念でも出ていたのか。 明治の頃、宣教師であった

          歩く供養塔☆の話

          青梅✿梅まつり虚無僧行脚〜吉川英治記念館〜聖地・鈴法寺巡り

          「青梅の尺八文化をつなぐ会」の皆さんが参加された、青梅梅郷の観梅市民まつりの虚無僧行脚を見に行って参りました。 こちらは青梅と虚無僧寺のことなど写真も掲載された素敵なサイト↓ 観梅市民まつりの当日は、快晴☀ 武者行列に、手作り甲冑隊、虚無僧行列など、沿道も出店や見物客で盛り上がっていました。 ワタクシは虚無僧に密着です。 まずは、紅梅苑前で門付け。 そして神代橋通りの行列。 天沢院へ 「調子」の献笛。 参加させて頂きました(恐縮です) こちらの写真の撮影は

          青梅✿梅まつり虚無僧行脚〜吉川英治記念館〜聖地・鈴法寺巡り

          小金宿の短笛禅林☆一月寺と松戸市立博物館へ🐾古典尺八楽愛好会企画『探墓行』続き♪

          萬満寺での献奏のお次は、旧一月寺跡へ。 前回の続きです↑ 北小金駅で下車。 北小金駅から南に旧一月寺まで行く道は、小金宿といわれる宿場町。 因みに古典尺八楽愛好会は東京の小金井市からやってきました。 ここ松戸の小金の由来は、室町時代から金々とも書かれていて、近世には水戸街道千住宿から3つ目の宿場町として小金宿が置かれていたとのこと。 東京小金井の地名は、「黄金に値する豊富な水が出る」ことから、黄金井が小金井になったと言う説と、中世に、現在の前原町南部が金井原と呼ば

          小金宿の短笛禅林☆一月寺と松戸市立博物館へ🐾古典尺八楽愛好会企画『探墓行』続き♪

          古典尺八楽愛好会企画で『探墓行』に行く👣一月寺☆萬満寺篇

          昨年の鈴法寺『探墓行』に引き続き、今年は古典尺八楽愛好会のメンバーで一月寺『探墓行』に行ってまいりました。 位置関係が分かりやすいように、一月寺『探墓行』地図を作ってみた♪ 萬満寺は一月寺の菩提寺。共に禅宗で、水戸街道沿いにあります。昭和30年代頃、一月寺が日蓮正宗に売却され、虚無僧の墓や石塔はその後流転し、最終的には萬満寺に移設(改葬)されたとのこと。中塚竹禅師が一月寺『探墓行』に来た時はまだ一月寺跡に虚無僧の墓はあり、移転したのはその後。戦後の事と思うとわりと最近なの

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          コム活日記☆海の近くの某駅前にて

          最近、三浦半島に引き続き、神奈川に行く機会がありまして…、 初めての茅ヶ崎🌊 ゆーちゅーぶにアップしたりして。 この動画、実は茅ヶ崎に住む友人が撮ってくれました。 岐阜県高山市在住であったその友人は、最近茅ヶ崎に移住し、移住先で早くも活動開始で、こちらの市民研究員として活躍中。 企画展「小津生誕120周年 小津安二郎・野田高梧展 ―二人の日記が映し出す茅ヶ崎―」 企画展「クリエイターズ・イン・南湖院~平塚らいてうと保持研 南湖院と表現の日々~」 内容は、どちらも

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          古典尺八楽愛好会☆3月の予定🎎

          日時 8日(金)13:00~15:00 13日(水)18:30~20:30 22日(金)13:00~15:00 27日(水)18:30~20:30 場所 東京都 小金井市公民館東センター 部屋は入口の掲示板にてご確認下さい。 NPO法人 市民の図書館・公民館こがねい http://east.ntk-koganei.org/ 参加費 500円 古典尺八楽愛好会とは 始めての方も大歓迎♪ 尺八はレンタルしております。 お気軽にお問い合わせ下さい♪ さて、

          古典尺八楽愛好会☆3月の予定🎎

          三浦半島てくてく散歩☆初声町の寺社巡り🐟

          前回の虚無僧寺竜山寺の『探墓行』の道すがら、ぐるりと初声町の寺社を巡り歩いてみました。 前回はこちら↓ 虚無僧寺竜山寺の本尊、不動尊がお祀りしてある安楽寺のすぐ近くにある岩神社。 岩神社 いかにも古い。 この辺りに、猫石と呼ばれる堅い岩があり、この一角を猫石公園と呼んでいたが今は農道のために無くなってしまったとのこと。 この岩の上にあるので、岩上、後に岩神となったようです。 おあげ(油揚げ)とお赤飯がお供えされています。お稲荷さんなのでしょうか。 そして、虚無

          三浦半島てくてく散歩☆初声町の寺社巡り🐟

          三浦半島の虚無僧寺☆竜山寺『探墓行』👣

          ご本尊、不動明王さまに会いに行く☆ 浦谷山竜山寺 所在地 江戸時代 相州三浦郡下宮田 三浦市初声町下宮田(元屋敷)1399 開期 寛文二年(1662年) 本寺 金先派西向寺 建物 四間×三間半 敷地 十五間×八間 本尊 不動尊 歴代 開山 竜当元珠 寛文年間 (1661−1673年)開基 道仙 中興 風味禪公 残されている墓  柳山圓水 庵主 文化七年九月廿三日 彼の墓が寺のあった所に残っているといわれている。 実相寺の古文書に記された竜山寺について

          三浦半島の虚無僧寺☆竜山寺『探墓行』👣