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第五回古典尺八楽愛好会の集い☆ご報告

今年もやってきました発表会。
年に一度の発表会です。


今回は、ひとりにつき独奏一曲、連奏二曲を選曲し、それに加えて六月に神田可遊師に習った『大和楽』を一人づつ独奏、さらには「暗譜チャレンジ☆参加自由型」を加え、最後に「余興☆参加自由型」という盛りだくさんなプログラム。


この「独奏一曲、連奏二曲」というのは、岐阜の竹内史光師門下で半年に一度行っていた『尺八本曲愛好会』の時と同じことをやりたくて、人数が少ないにもかかわらず、無理矢理に計画したのではあります。

初めましての方々と一緒に3〜5名くらいで連管するというのは、ただ独奏だけしてあとは人の演奏を聴くというだけではなく、久松風陽の教え「音を合わせ人に合わせ修行とす。故に互いに助けたすくるを要とすべし」ということを学ぶ良き機会であります。

久松風陽の言うように、「連管は尺八の本音にあらずといえ共」相手の音を聞きながら吹くのもよい勉強になります。


当日は、なんと神田可遊師がゲストに来てください、更には神田師の一番弟子というこれまた滅多にはお会いする事の出来ないとある方もご一緒に来てくださいました。

緊張感がさらに倍増!!!



会はつつがなく時間通りに進み…、


神田師と貴重なゲストの方、お二人も独奏をしてくださり、感謝感激。
上手な方の生演奏を聴くことは一番良い勉強になります。


『大和楽』全員独奏では神田師が一人一人の演奏を聞いてくださり、全員虚吹きょすいふきが出来ているとのご感想頂きました!

まずは良かった。


最後の余興も、4名(私含め)の方の参加で、ほどよく緊張もほぐれ…、



竹内史光師作曲の『惜別』で締めくくり、全員がひとり三人分くらいのパワーで乗り切って無事終了いたしました。


画像の真ん中で演奏するのは、今年86歳の谷派の篠田虚凡氏。

まだまだお元気に演奏されていらっしゃいます。
打ち上げでは日本酒三合召し上がってご機嫌で帰られました。

しかも独奏は霧海篪。連管は虚空、紫鈴法。


みなさんも、是非来年の独奏は長い曲にチャレンジを!笑



さてさて、

まずは、ふるってご参加してくださった皆さまに、感謝とお疲れさまでした。


反省は家でじっくりやるとして…、


打ち上げも大いに楽しみました。
それもこれもゲストのお二人のおかげです。感謝です🙏
貴重なお話、色々聞けましたね♡


来年はもうチョット参加メンバー増えると良いな、なんて祈りつつ…、継続は力なり。ということで、地道に尺八吹きましょう♪



古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇