【気づき・学び】体験と経験の違い
こんにちは。KATAEと申します。
まず、こちらに訪れていただいた皆様にお礼を。
数ある投稿の中から訪れてくださり、ありがとうございます。
ご覧になってくださった方に、少しでも感じるものや繋がることがあれば嬉しいです。
今回は日々の学び・気づきについてご紹介していこうと思います!
内容には個人的な考え方も含みますが、何かの参考になれば幸いです。
さて、今回は「体験」と「経験」の違いについて書いていこうと思います。
なぜこの内容かというと、以前にキャリアの勉強していた時この違いを初めて知り、大きな感動があったので皆様に紹介したいと思いました!
ぜひ、ご覧になってください。
・「体験」と「経験」、言葉の意味
そもそも、この言葉の意味は?っていうところから書いていきます!
こちらをご参考ください。
【体験】
① 実際に自分の身をもって経験すること。また、その経験。
② 個々人のうちで直接に感得される経験。
出典元:体験 - Weblio辞書
「体験」は個人に起きたある出来事、その出来事から何かを感覚的に感じ取っているものという印象を受けます。
【経験】
① 直接触れたり、見たり、実際にやってみたりすること。また、そのようにして得た知識や技術。
② 実験。
③ 理念・思考や想像・記憶によってではなく、感覚や知覚によって直接に与えられ体験されるものごと
出典元:経験 - Weblio辞書
「経験」は出来事から個人が主体的に得た気づきや学び、知識・技能という印象を受けます。
・「体験」と「経験」の違い
様々な解釈はあると思いますが、個人的には「体験」はその場にいる全員が受け取れるものだと考えています。
例えば、「テニスの体験レッスン」などは申し込めば、申し込んだ全員が同じものを受け取ることができます。
しかし、「経験」はその受け取ったものを、各々がそれぞれの解釈や意味付けをして、自分自身のものに変えていくものだと考えています。
少し回りくどくなってしまい申し訳ないのですが、なにが言いたかったかというと「体験」は不特定多数が同じものを受け取ることができ、「経験」は個人個人で受け取れるものが異なるということをお伝えしたかったのです。
上記の例でいうと、テニスレッスンという「体験」はそこに参加した全員が受け取っているものですが、そのテニスレッスンという「体験」を通して、受け取った気づきや学びは、個人個人で意味合いが異なってきます。
テニスレッスンをしたことによって、「先生の教え方がうまくて、教え方が参考になった」という受け取り方をする人もいれば、「先生の人柄が素敵で自分も尊敬できる人になろうと思った」、「テニスにおける体の使い方を知ることができた」など、その人独自の見方・受け取り方によって、学びや気づきになっているポイントが違います。
たとえ、言葉として同じ気づきや学びだったとしても、掘り下げていくと違うポイントだったりすることも多くあると思います。
・「経験」を通してみる物事
個人的にはここからがおもしろいなと感じている部分なのですが、同じ出来事でも人それぞれ違う「経験」をしているということが、人の違いを表しているなぁーと興味深く感じています。
皆さんも過去から現在まで様々な「経験」を通して、成長されてきていると思います。
ご自身がもっている「経験」はあなただけの特別な「経験」です!
その「経験」が繋がって今のあなた、私がいるんだと実感できます。
試しになんでもいいので周りの人とあるキーワードを一つ決めて、キーワードに関する過去の思い出(経験)をお話してみてください。
その思い出にはどんな出来事があったか、どんな気持ちでいたかなど具体的に話してみてください。
当たり前かも知れませんが、そうすると同じキーワードなのに出てくる答えが人によって様々です。
一見繋がりを感じないようなキーワードでも、話していく過程でその人を表すヒントが隠れています。
普段のコミュニケーションで上手くいかない時や伝わっていない時は、こういうことが関係しているのかなとふと考えたりします。
人はそれぞれの経験を通して物事を考えているからこそ、それぞれの見方や意見が異なったりするんだなと日々、学びです。
・「経験」は相手を知るヒント
このようにその人のすべての経験を理解することはとても難しいと思います。
しかし、その人がどのような経験を通してそのように考えるようになったのか、その考えを持つようになったきっかけはなんだったのかなど、「経験」はその人を知るためのヒントになるんじゃないかなと思っています。
その場の事柄に目を向けるだけでなく、その人がどんな経験をしてきたのかという視点で話をしてみると自分が相手を理解できるだけでなく、相手も自分のことを少し分かってくれた、理解してくれたという共感から安心感や信頼感に繋がってくるのではと考えています。
そうすると自然と良いコミュニケーションがとれる気がします。
余裕があるとき普段と違う視点で、その人の「経験」に目を向けて会話をしてみてはいかがでしょうか?
これが皆さんの何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくだって、ありがとうございました!!
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また次回まで。
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