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超初心者のための映画制作講座

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20年に渡り1000人以上にアドバイスしてきた経験から、初心者が映画が作る時に役立つ情報をお届けします
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2023年2月の記事一覧

撮影中に、スタッフが監督に話しかけていいの?(初心者の映画制作講座)

撮影中に、スタッフが監督に話しかけていいの?(初心者の映画制作講座)

あなたは、スタッフの一人として、撮影現場にいます。

知り合いに誘われて来ただけ、というお気楽な立場です。
監督はなんだか気難しそうな人。

しかもすごく忙しそう。ずっと眉間にしわが寄っています。
とても挨拶なんてできる雰囲気ではありません。

荷物番としての役目をおおせつかり、撮影の様子を眺めます。

「はーい、行きまーす!」

ピリリと緊張感が走ります。

「よーいスタート!」

演技が始まり

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カメラの性格を知っておこう(初心者の映画制作講座)

カメラの性格を知っておこう(初心者の映画制作講座)

「こんな資格をとっている」
「こんな技術を持っている」

これだけでは、その人の仕事ぶりって判断できませんよね。

性格も見ないといけません。
短気なのか、のんびり屋なのかも大事でしょう。

つまり、人の仕事は、
『能力×性格』
で定義されます。

さて、ここからは完全に僕の個人的な感想なんですが、カメラにも「能力」と「性格」があると思うんです。

「能力」とは、もちろん機能のこと。
自動補正機能

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作品は、何分にすべきか?(初心者の映画制作講座)

作品は、何分にすべきか?(初心者の映画制作講座)

僕は『ゴッドファーザー』が大好きです。

先日久しぶりにパート1〜3まで一気に見返しまして、改めて「いいねぇ」と雰囲気に浸りまくってました。

作品のよさについては言わずもがななので触れませんが、

●いやあ、長いなあ
●しかし、長さを感じないなあ

というのを改めて感じました。
3部作ですが、全部でおよそ10時間!

世界中の名作映画を追って行くと、近年の映画は昔に比べて短くなっています。

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本当は怖いオート機能(初心者の映画制作講座)

本当は怖いオート機能(初心者の映画制作講座)

ビデオカメラには、「オート機能」というものが付いています。
いろんな設定を、自動で判別してくれる便利な機能ですね。

例えばカメラを人に向けると、勝手に焦点を合わせてくれたり、室内の蛍光灯に合わせて色あいを調整してくれたりします。

「オート機能さえ使っていれば問題ない」

なーんて考えたりしてませんか?
※僕は昔、考えてました。

ちょっと具体的に見てみましょう。

例えばオートフォーカス。

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