【いまさらですが名著でした】 地平線を追いかけて満員電車を降りてみたを読んでつづけている習慣
え、いまさら?w
そう思われた方もいるのではないでしょうか。
2020年に発売された紀里谷和明さんの有名な著書となります。
すでにたくさんのレビューが世の中にあります😅
本日はこのブログのテーマである、かろやかに生きるためのヒントしてピックアップさせていただきます👆
※ネタバレを含みます
全体の感想
この本の興味深いところは、作者自身の原体験をエピソードに散りばめながら、架空の人物のストーリーで話が進むところです。
作者は言わずと知れたデザイナーやクリエイティブの業界で、大きな業績を残された方です。
そんな作者が数年前に大きなチャレンジで失敗を経験します。
自信を完全に失った後、また前を向いて歩き出すまでに自分自身に向けて投げられた、激しい応援の言葉が綴られています。
本書の中では、架空の人物同士の対話がなされていますが、
全て自分の中で導いたものなので、混じりっけなしの純粋な自分の言葉、というのが伝わってきます🤭
個人的にはこの架空なんだけど、実体験という相反する構造に興味深さを感じました✨
そして、登場する人物は、人生のとある場面でつまずいた一般の男女なのですが、ひとつひとつのメッセージが思い当たります。
なんとなくグサリときます😂
なかでも象徴的だった考え方を紹介します。
<子どもの心>と<大人の心>
<子どもの心>は、自分のミッション
・幸せになりたい
・自分でOKを言える生き方をしたい
<大人の心>は正しい考えや社会通念で見ようとする心
「感情的になるな」
「大人になれ」
この二つのバランスが崩れると、目的を見失う
子どもの心は言語化数値化しづらいため無視される傾向にある
大人の心で設定した目的を達成しても幸せになれない
このブログでも何度かご紹介しましたが、
会社に属し、慣れてしまうと「<大人の心>が正しい」と誤解することがあります。
ルールに従って組織の目的を達成すると評価される、ということもその要因です😅
特に、人よりも器用だと、周りの要望や期待がわかってしまうので、自分のしたい声<子どもの心>に蓋をしてしまいます。
あくまでバランスが重要です👆
ただ<大人の心>の方が説明しやすいのです💦
そのため「<子どもの心>が大切だ」という人はあまりいません。
<子どもの心>は自らすすんで大切にしなければならないのです。
これは大きな気づきでした。
そして残酷な言い方ですが、<大人の心>だけでは幸せになれないそうです😢
本書を読んだ私の読書メモです📝
私の読書メモ
「どう使えるか(手段)」
→自分の<子どもの心>の声に耳を傾ける
2歳の自分が懸命に歩いてくる姿を想像し、自分の子供のように自分を見る
「なぜ使わなければいけないか(= 目的)」
→他人ではなく自分の人生を生きるために
「いつ使うか(≒ 計画)」
→毎朝のマインドフルネスの最後に実践する
私は毎朝マインドフルネスを習慣にしています。
この時間を使って、自分のやりたいことを点検するようにしました💪
本書で紹介されていた「2歳の自分を想像する」という設定は非常にイメージしやすく、オススメです👶
そのほかにも、コンプレックスの源泉や、悲観的な考えからの抜け方など、実践的な問答が詰まっておりますので、まだ読まれていない方はぜひ手に取ってみてください📖
また、先ほどの読書メモは以前に記事でも紹介した、「効率的に読める読書メモ」を活用して実際に書いたものです👆
ご興味があればぜひご覧ください⬇️
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
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