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祈りのカタログ

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皆さん祈りましょうと言われたら、いったい、どうしますか? このブログは祈りの方法をカタログ的に解説したものです。
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祈りのカタログについて

 祈りのカタログは、まさしく祈りに関する物事をカタログ的に書いたものです。祈りとは何か、…

尾畑雁多
2年前
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祈りのカタログ・第三十八話「未来に関わること」

 前回、この世界は行動したことのみがその結果を齎すと言う素晴らしい世界なのですと書きまし…

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尾畑雁多
2週間前
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祈りのカタログ・第三十六話「この世界は美しい」

 前回は、 ——それら全ては互いに調和し全体的に美しい旋律を奏でるかのように、この世のす…

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尾畑雁多
1か月前
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祈りのカタログ・第三十五話「音に敏感な子供たち」

 歌うような祝詞の秘伝は心臓の鼓動のリズムを基本としています。それに深い呼吸で、次第に波…

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尾畑雁多
1か月前
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祈りのカタログ・第三十四話「空気の読めない人には」

 人の無意識は、相手の心を感じようとして、心そのものを合わせて行くものです。これは無意識…

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尾畑雁多
1か月前
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祈りのカタログ・第三十三話「ノリノリですねぇ」

 音楽のない場合、つまり演奏家のいない場合、踊り手は自然の音に合わせて手を振り、足を踏み…

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尾畑雁多
1か月前
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祈りのカタログ・第三十二話「インプロって叫びたい」

 前回の最後のところに、 「体の動きを、言語として脳が処理することが祈りを行うためにも大切だ」  と言うことを書きました。  本来の〈祈り〉は歌うことです。祝詞などの祈りの言葉を使って、歌うように祈ります。この時の呼吸の深さやコントロールが神か得た力を駆使することになります。  そして〈踊り〉の方もまた、古くは〈祈り〉の一種でした。これは体が言葉を発して美しい歌を唄うと言う〈現象〉なのです。単にそれらを〈舞〉とか〈踊り〉と呼んでいるだけです。  わが国の祈りとしての〈踊り〉の

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祈りのカタログ・第三十一話「主のことをもう少し」

 古事記の冒頭に登場する〈高神結び〉と〈神結び〉の二柱の神を〈産霊の神〉と呼びます。  …

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第三十話「時間の中で変化するもの」

 霊現象を体験すると言うことは喜怒哀楽を刺激するある種の楽しみでもあります。これを行うと…

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第二十九話「魔魅からろくろ首まで」

 魔魅と呼ばれるものは狸や鼬《いたち》や狢の類のことてす。いずれも妖怪の一種として考えら…

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第二十八話「九尾の狐のこと」

 祈りは願い事を神々に伝えるものです。しかし、それとは別の特別な祈りがあります。それは狐…

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第二十七話「もののあわれ」

 前回、感情の起伏が激しい人は亡霊空間に入りやすいと書きましたが、ただ、単に起伏が激しい…

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第二十六話「行きそうな人は?」

 世の中には、亡霊空間へ行きやすい人と、そうではない人とがいます、行きやすい人とは、いっ…

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尾畑雁多
2か月前
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祈りのカタログ・第二十五話「亡霊が行う現象とは?」

 和製ホラーの霊的なものの成せる技は、あくまでも想像上の出来事です。現実とは違います。あのようなことはありえませんので安心してください。物語として見ると、ホラーに出て来る怨霊は面白い存在かも知れません。これらは分類から言うと、外から見た幽霊現象になります。それを体験する、つまり幽霊を目で見た人たちは、どのような体験をするのでしょうか?  多くの場合、霊的な、特に亡霊の類を見るのは霊視力のなせる技です。霊視力がなくても、人を殺した人の心の中に良心の呵責があった場合、それが引き金

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