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カラアゲしょうこ

なんでも、まずは自分でやってみることって、やっぱりとても大切なこと。

明らかにうまくいかない(失敗する)とわかっていることでも、敢えて、やってみることが、ときにはあってもいいと思う。失敗からしか学べないこと、失敗から生まれる成功への道、そういうものを探るために。

こちらで売っているイタリア産コシヒカリの袋に書いてあるお米の調理法を改めて読んで(そこにはお米を研ぐことも浸水することも書かれていなかった)、「米を研ぐのも浸水もなくて、普通の鍋で20分炊くだけじゃ、絶対美味しくないよな?」と思いながら、敢えてその通りの手順でやってみたら、案の定焦げたし、やはり美味しくなかった。予想通りの明らかな失敗だった。

しかし、その失敗によって、明後日、ポルトガル人の友人におにぎりの作り方を教える際にはまず、お米を研ぐこと、浸水することから伝えようと思った。
そしておにぎりに合わせる具材は、私の好きな梅干しとおかかではなく、海外の人でも馴染みのあるサーモン、ツナマヨ、コーンにしよう。
入口は、無難なところにしておかないと、出だしに失敗すると(美味しくない、口に合わないと思われると)、その後はもう、作らなくなってしまうかもしれないから。

ん?失敗するとわかっていても、敢えて挑戦することもいいと思うって、初めに書いてなかったっけ?
自分ごとならそうだけれど、人様に教える、伝えることとなると、やはり無難な道を選んでしまうチキンハートです。
カリアゲしょうこじゃなくて、カラアゲ(チキン)しょうこです。