【雑記】特別支援「全ての教員に経験を」についての意見
このニュースってみなさんどう思ってますか?
個人的には、相当な悪手だと思うのですが。教員志望者のさらなる減少に繋がりはしないでしょうか。
特別支援を経験させるのは、頭が固くなってきた中堅〜ベテランの方が良いのではないでしょうか。
管理職選考合格者は、特別支援学校等を数年経験した後、管理職になれるようにするとか。
新たな環境に身を置くことで「自ら学ぶこと」の大切さを思い出させ、その上で管理職になってもらう。こうすれば、多角的なものの見方のできる優秀な管理職も増えると思いませんか?
それで管理職候補者選考受験者が減るなら、もっと民間人校長を増やせばいいと、個人的には思います。
また生徒にとっても、ベテランが特別支援に配属される方がいい気がします。
通常級の生徒たちにとっては、玄人の技術よりも多様な視点の方が大切だと思うからです。
管理職候補の年代は保護者と同世代も多いです。若い先生を抜いて保護者と同世代を残したら、生徒を見る視点の多様性は損なわれてしまうでしょう。
若い先生のフレッシュなエネルギーが(技術は多少荒削りだったとしても)生徒に成長のきっかけを与えるのではないでしょうか。
特別支援学校等の生徒にとっては、逆に荒削りな技術しか持たない若い先生よりも、ある程度指導技術が身についているベテランが来る方が意義深いのではないでしょうか。
通常級での教育以上に、特別支援教育は知識や技術がいりますよね。それをなぜ、新採等若い世代にやらせようとするのか。
色々と矛盾の多い提言だと感じます。ベテランのおじさんたちが、自分たちの都合のいいように作ったんじゃないの?と疑いたくなるような。
憤りに任せて一気に書いてしまいましたが、若手、中堅、ベテランの先生方や、教員を目指している学生の皆さん、この提言をどう受け止めましたか?
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