かぱる

今からずっとずっと前に、狭い世界の中で、いっぱいいっぱいになっていた頃、臆病で狡賢い自…

かぱる

今からずっとずっと前に、狭い世界の中で、いっぱいいっぱいになっていた頃、臆病で狡賢い自分を認めることも出来ずに、足掻き足掻いて、そんな自分の形を保つために吐き出していた言葉を、今振り返ってゆっくりとまとめていきたいと思いました。

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  • 溢れた絵

    拙い絵ですが、覗いてくれたら嬉しいです。

記事一覧

躊躇い

決意はいつも揺らぐけれど… この苦しみを飲み下して 痛みが発する熱に 例え胸が焼き潰されたとしても どこまでも追っていくと 決めたのは本当でした

かぱる
1年前
8

男の子 女の子

16の夏 午後8時 絡みつく風 不快 16の夏 初めてのアルバイト ナニカが変わる ナニカが変われる でも ナニも変わらない日々 私は相変わらずの臆病モノ 午後8時 バイ…

かぱる
1年前
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+9

溢れた絵たち 002

かぱる
1年前
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溢れた絵たち 001

かぱる
1年前
9

溢れた悪意

かぱる
1年前
4

悪意

悪意が足を重くする 蛇のようにうねり 体を這い登ってくるのは嘲笑 いいえ これは自嘲

かぱる
1年前
3

溢れた融合

かぱる
1年前
3

溢れたほむら

かぱる
1年前
2

呪文

そんなのいつもだよ みんなそうなんだよ きっとあなたが思っている以上に 私はずっと救われている

かぱる
1年前
3

破棄

気密容器の中に 圧縮された約束… 薄膜の張った過去の遺物達に問う 約束は果たされましたか? 想いは変わらぬものですか? たとえ忘れ去られていたとしても 待ち続ける…

かぱる
1年前
2

還らない場所

『いつか』なんて日は こないと知っていながら 約束を交わす嘘つきな僕達

かぱる
1年前
1

腐乱私のわたし

noteで初めて公開した、詩とも呼べない『腐乱私』を私が書いたのは高校生の頃だった。 『腐乱私』とは、『醜く腐った自分』のことである。 誰もが通るだろう、理想と現実…

かぱる
1年前
3

反対の言葉

伝えたい言葉がある 伝えてしまった言葉がある 素直になれない人がいる 素直になれない時がある 貴方を傷つける全ての言葉は嘘 だから鏡の中の言葉を聞いて

かぱる
1年前
2

見果てぬ夢

叶わないから『夢』なのか 『夢』だから叶わないのか… 応えがないから 問いつづけるしかないのだろう 応えがないから 追いつづけるしかないのだろう その夢の場所まで …

かぱる
1年前
2

恋慕

この心 一つで貴方を追う 私は波に飲まれ海に押し流される 貴方は砂浜の向こうのアスファルトを歩いている

かぱる
1年前
3

水陰

想いも決意も変化を繰り返し 澱みなく流れ続ける… さらさらと さらさらと 流れていく時間のままに 幾度となく繰り返される変化を恐れていたけれど さらさらと さらさ…

かぱる
1年前
3
躊躇い

躊躇い

決意はいつも揺らぐけれど…

この苦しみを飲み下して

痛みが発する熱に

例え胸が焼き潰されたとしても

どこまでも追っていくと

決めたのは本当でした

男の子 女の子

男の子 女の子

16の夏 午後8時 絡みつく風 不快

16の夏
初めてのアルバイト
ナニカが変わる ナニカが変われる
でも ナニも変わらない日々
私は相変わらずの臆病モノ

午後8時
バイト終了 帰宅
街灯の点在する闇の中を
自転車に乗って走り抜ける

絡みつく風
夏の風はじっとりとしていて
直前まで冷房に当たっていた
冷えた体に粘りつく

不快
コンビニの灯りに群がる人たち
すれ違いざまに 言葉のナイフ
心が

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悪意

悪意

悪意が足を重くする

蛇のようにうねり
体を這い登ってくるのは嘲笑

いいえ
これは自嘲

呪文

呪文

そんなのいつもだよ
みんなそうなんだよ

きっとあなたが思っている以上に
私はずっと救われている

破棄

破棄

気密容器の中に
圧縮された約束…

薄膜の張った過去の遺物達に問う

約束は果たされましたか?
想いは変わらぬものですか?

たとえ忘れ去られていたとしても
待ち続けることができますか?

還らない場所

還らない場所

『いつか』なんて日は
こないと知っていながら

約束を交わす嘘つきな僕達

腐乱私のわたし

腐乱私のわたし

noteで初めて公開した、詩とも呼べない『腐乱私』を私が書いたのは高校生の頃だった。

『腐乱私』とは、『醜く腐った自分』のことである。

誰もが通るだろう、理想と現実の狭間で、理性と欲求を抱えて、目指すべき道を見失い、葛藤していた。

高校生の私のココロは、言葉にするにはあまりにも陳腐でしかなかっただろうけど、けれど当時の私にとっては、魂が咆哮をあげ続け、その都度迸る何かがココロを焼き続けている

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反対の言葉

反対の言葉

伝えたい言葉がある
伝えてしまった言葉がある

素直になれない人がいる
素直になれない時がある

貴方を傷つける全ての言葉は嘘

だから鏡の中の言葉を聞いて

見果てぬ夢

見果てぬ夢

叶わないから『夢』なのか
『夢』だから叶わないのか…

応えがないから
問いつづけるしかないのだろう

応えがないから
追いつづけるしかないのだろう

その夢の場所まで
今日もまた歩みを進める

たとえ停滞しているかのように思えたとしても

恋慕

恋慕

この心 一つで貴方を追う

私は波に飲まれ海に押し流される

貴方は砂浜の向こうのアスファルトを歩いている

水陰

水陰

想いも決意も変化を繰り返し
澱みなく流れ続ける…

さらさらと さらさらと
流れていく時間のままに

幾度となく繰り返される変化を恐れていたけれど

さらさらと さらさらと
流れていくその時間の根底に

確固として揺るぎない意志があるならば

さらさらと さらさらと
現在はただ流されていこうと思う