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note記事@楽しみなもの集めました☆

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note記事で楽しみなもの集めました☆マンガ&エッセイ&落語&いろいろ
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2020年5月の記事一覧

突然の中止(こしらの集い)とキャンセル(シブラク)について。

流石に頑張り過ぎたのだろう。
例のヤツがやってきた。
そう。頭痛の虫だ。
中学生の頃からあるので、長い付き合いだし、対処方法も身につけているから、30分ぐらいの高座なら押し切れる。
今までは多少の無茶でも仕事はし続けてきたのだ。
だから、私の憎き虫はほぼ誰にも知られる事はなかった。

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5月9日(土)14-16「渋谷らくご」

5月9日(土)14-16「渋谷らくご」

バラエティ演芸会 浪曲 玉川太福(だいふく)を聴け!
5月9日 (土) 14:00~16:00「渋谷らくご」 古今亭志ん五 (ここんてい しんご) 
 立川談笑 (たてかわ だんしょう) 
 入船亭扇辰 (いりふねてい せんたつ) 
 玉川太福 (たまがわ だいふく)
 ※出演者変更:立川こしら→立川談笑に変更になりました

★購入方法はこの記事の下にあります

浪曲というジャンルになじみはなく

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(7)6年生時代

(7)6年生時代

 当時はありませんでしたが、ここ10年ぐらい「2分の1成人式」という言葉をよく聞きます。思い返せば、ケンとリュウも10歳を境にぐっとコミュニケーションがとれるようになりました。ただ、イメージは泣いてばかりいる赤ちゃんが2歳頃からちょっとコミュニケーションをとれるようになった感覚に近いです。「嫌なものは嫌」だった2人が少しだけ「なぜ嫌なのか」を話してくれるようになったのです。しかし、その理由は「白い

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(8)小学生から中学生へ

(8)小学生から中学生へ

 小学校の卒業遠足には参加できなかったリュウですが、卒業式の練習が始まった3月は比較的通えました。もうすぐ卒業という希望が彼を支えていたかもしれません。卒業式の様子もブログで描いていました。

卒業式  卒業式追記

 中学校生活といえば、部活動。部活動が楽しければ、登校の励みになるのではないかと思案したダンナと私は、ケンとリュウに卓球を教えました。ダンナは中高と、私は高校生の時に卓球部に所属して

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(10)中学時代のケンとリュウの関係

(10)中学時代のケンとリュウの関係

 前回は、リュウの中学生時代を描きましたが、その間のケンとリュウの関係を今回は書きます。
 ブログ「7人家族の真ん中で。」でも、我が家が中庭をはさんで完全2世帯住宅であることを描いてきました。この2世帯住居は在宅介護をするうえで、本当に助かりました。母屋で子育てに七転八倒していた私ですが、姑シスターズから呼び出しブザーがなると何はともあれ離れに走っていきました。サンダルを履き、母屋を出て、中庭を通

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(9)中学時代〜リュウの場合〜

(9)中学時代〜リュウの場合〜

 中学生になり、最初につまずいたのはリュウのほうですが、3年生になってからケンも調子が悪くなってきました。今回はリュウの話しがメインになりますが本当にいろんなことがあり、うまくまとめられず読み解きにくいかもしれません。

 この中学の3年間に、ダンナと私は「発達障害」や「不登校」についてずいぶん勉強しました。書籍の他にもインターネットからの情報や、発達障害の講演会にも参加しました。幼稚園教諭をして

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キッコーマンしょうゆに“不可能図形“を見つけたい

キッコーマンしょうゆに“不可能図形“を見つけたい

「不可能図形」をご存じだろうか。

名前を聞いただけではピンとこないかもしれないが、図を見たら思い出す人も多いはずだ。

不可能図形 (impossible figure) または不可能物体 (impossible object)は一種の錯視であり、視覚によって3次元の投影図として解釈されるような2次元の図形だが、実際にはそのような3次元物体は(少なくとも視覚が解釈した通りには)実在不可能である。

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忘れられない帰省。お母さんに感謝すること。

忘れられない帰省。お母さんに感謝すること。

どうしても忘れられない帰省がある。

社会人一年目、おれはかなり参ってしまっていた。
たまたま人生のことで色々悩むことが重なった。

学生時代そういう事は特に考えずに楽観的に生きていたから、余計に堪えてしまったのだと思う。
自分なりにとても深刻な時期だった。

2、3時間しか寝れない日が半年くらい続き、体力的にも精神的にもギリギリの状態だった。
フラフラの状態で毎日会社まで行った。

テレビ画面の

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村上春樹「トニー滝谷」感想文

村上春樹「トニー滝谷」感想文

「もっとひどい死に方をした人間だっていっぱいいるんだ。覚悟を決め、独房の中でのんびりと口笛を吹きながら時を過ごした。」

この文章がとても印象的でこころに残った。

主人公のトニー滝谷と、その父親である滝谷省三郎はお互いが「唯一の肉親」であった。
しかし2人とも進んで心を開くことはなかった。

トニーは、ある時、誰よりも服をうまく着こなす女に恋をして、そして結婚をする。
それによって再び孤独になる

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