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コンテンツは、わかりやすく役に立つこと。

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」をまいにち観ています。これから本格的に「暮しの手帖」立ち上げになっていくので、内容に期待したいところ。

きょうは、女性に役立つ雑誌づくり(紙媒体)の第2号は、花山さん(花森安治さんモデル)のアドバイスを貰いながら、失敗出来ないプレッシャーを抱えつつ、つくりあげて行く過程のシーンでした。



お客様が何を求めているか?を的確に掴む。

花山さんに指摘されて3姉妹が考えた1番たいせつな課題のひとつ。

雑誌のコンセプトを実現するために、生活者のニーズを把握すること。

第1号は、ファッション誌のような雑誌の構成(しかも文章多め)でしたが、時代背景を考えると、ニーズと合致していなかった。読みものとしてパラパラめくるにはいいけども、きっとそれだけで終わり。日常で役立つこともない。結果、次号も読みたい雑誌でないと指摘されていました。

第2号では、洋服の素晴らしさ、素敵さを日常的に普及させるために下着のつくりかたから提案するということになりました。(時代的に戦後で、着物から洋服に変わりつつある。)

生活者が知りたい情報を提供し、問題を解決することからはじめる。
かゆいところに手が届いたコンテンツ
といった感じでもあります。

マーケティングで、市場の動向を探り、的確な分析が必要。
その結果、良質なコンテンツを提供することが必要になる。


キャッチコピーは、わかりやすく簡潔に。

第1号の雑誌は、すべてダメ出しを受けるのですが、その中でもキャッチコピーも入っていました。

洋服の挿絵にキャッチコピーをつけてみるシーンより。

キャッチコピーは、わかりやすく簡潔に。

× 街角の喧騒と風のいたずら

○ 夏から初秋の明るいワンピース

見出し、つまりキャッチコピーは、その後の記事を読み進めるかにもたいせつですね。Webサイトでも、雑誌でもインパクトはたいせつです。


デザインは、一瞬でわかりやすく理解してもらう。

ドラマの中では、雑誌の挿絵(イラスト)のことで、いろんな角度やシーンを描いたイラストが重要ということで話がすすめられてました。また、イラストは、長い文章を一瞬で理解させるものといった感じ。
何の記事について書いているかをわかりやすく伝えるのがイラストの役目。

わたしたちの周りにある紙媒体のチラシ、パンフレット、ポスターなどのデザインや写真と置き替えてみましょう。Webサイトも同様です。
写真やデザインがあることで、何のコンテンツのことを表しているか、わかりやすく理解出来るのです。

商品単体だけを掲載するのではなく、商品を使ったときに得られるシーンを想像して、スタイリングした撮影は必須でしょう。今だと、食べもの系のインスタの人気投稿は、とても参考になりますよ。

デザインは、コンセプトを視覚化したものです。
素材の選択はもちろん重要な鍵を握っていますし、フォント選択や色など、トーン&マナーを見極めましょう。


ドラマは雑誌づくりですが、日常わたしたちが目にする販促物のデザインやWebサイトのコンテンツづくりに置き替えてみると、またおもしろく観れますよ。


プランナー、コピーライター。生活者に寄り添い、ファンをベースとしたプランニング、広報支援致します。2017年加西市制50周年キャッチコピーに選ばれました。「ともに創り、ともに育む。」さとなおオープンラボ関西二期生。広告・カフェ・北欧・紙モノ♡地域遊びとローカルメディアも挑戦中!