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ご挨拶にかえて


初めまして、富良野馨です。
もの書きです。
これから販促活動をします。

2016年に初書籍、『雨音は、過去からの手紙』(マイナビ出版ファン文庫)、その2年後、『世界の端から、歩き出す』(ポプラ文庫ピュアフル)を刊行。



どちらもネット上での評判は悪くないもののあまり売れず、でももう少し本を出したいな、と思っていたところに見つけた講談社さんの小説投稿サイト、「NOVEL DAYS」。
そこで始まった企画に目が釘付けになりました。

「 講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞 」

対象は一度でも紙で商業出版経験のある作家。
賞金などは無いけれど、全力プロデュースを約束します。

これは凄い。
とてもとても凄いことです。
世にデビューする書き手数あれど、継続して本を出せる人間はごくわずか。
何故って中身が面白い面白くないより遥か以前に、知名度もニュース性もゼロの書き手の著作をぱっと手にとって買ってくれる奇特な方は本当に本当に少ないからです。
つまり、駆け出しの無名作家が売れるに重要なポイントは、「宣伝」が相当分を占める訳です。

しかし会社にも人間にもリソースというものがある。複数の作品の宣伝に割ける力は限られていて、どうしたって「売れるもの」に注力されるのは自然の理というものです。
そこでこの賞です。凄いことです。
一度でも本を出し、そして売れなかったという体験をした人は皆、賞金なんかよりこちらの方がずっと凄いことだと知っている。
よし、やろう。
と、決めました。

結果はこちら。
第1回『講談社NOVEL DAYS』リデビュー小説賞 結果発表
講評はこちら。
第1回リデビュー小説賞を振り返る座談会


応募した、受賞した、発売日決まった。
カエサルもかくやという勢いで喜んでいたら、あれよあれよと世界すべてが未曾有の事態に突入しました。
もう、これはムリ。販促ムリです。そもそも本屋が開いてないのです。編集者の方も出社不可状態です。

これは売れない。
だがそれでは、せっかく多数の応募作の中からこのやたら長い小説を読んでくれ、本にまでしてくださった講談社の皆様にたいそう申し訳がたたない。
ということで、およそ苦手な行為である販促なるものを自力でしてみむと思い立ち、だが既に見ての通りにものを書けば長くなる体質の自分にTwitterやインスタグラムは向いてないことこの上なく、noteに目をつけてみた次第です。

では、販促を始めます。


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