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孫子の兵法 第二章 ピッパで動いてさっと引く

今日は第二章作戦篇についてです。

第一章はこちら↓


大切なのは◯◯感

第一章では、5時7計というチェックシートまで作り、「勝算を見極める」ことが大事だと説いた孫子の兵法ですが、第二章の大きなポイントは「スピード感」です。

現代のビジネスの世界でも、市場の変化や顧客のニーズにスピーディーに対応できる企業や人が成功を収め、決断が遅ければ多くの機会を損失することに繋がります。個人ビジネスで成功する人の特徴も「ピッパの法則」=スピード感がある人、なんですよね。↓

戦国時代では、「長期戦」は国家の存亡に関わりました。戦が長引けば長引くほどに国の財政は圧迫され、経済的な損失だけではなく国民の命も多く失われることになるのです。「長期戦は100害あって一利なし」と言われますが、この「戦いのリスク」を考えられないリーダーは勝てないというのが「孫子の兵法」の考え方です。

孫正義の行動指針

「自らの経営原則は『孫氏』にある」とした孫正義もソフトバンクグループの行動指針に「スピード」を入れています。インターネットの夜明け前に、大胆で積極的な投資をスピード感を持って行ったことでソフトバンクだけではなく、日本のIT業界を大きく発展させた孫さんは、一方で第一章の5事7計のような独自のチェックシートを作り、投資先の選別には慎重だったそうです。「事前の入念な準備、調査」とその後の「スピード感」この2つをどちらも実行していることがわかりますね。

「スピード」大至急って、楽しい

スピードは価値。
早い行動は早い成果を生む

1週間後の100%より3日後の7割。PDCA(Plan-Do-Check-Act)を早く回すことで、より早い結果につながり、そしてより早いネクストアクションを起こすことで、より良い結果が生まれます。

↓ソフトバンクグループ行動指針より↓

今日は孫子の兵法、第二章作戦篇についてでした。明日は第三章についてです。あの有名な言葉が出てきますのでお楽しみに。

参考図書↓

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