ep.4 エコグッズにハマった話
「新しいことを始めたり、新しいことに興味を持ち始める。」
今までは全く眼中にも脳内にも意識が向かなかったのに、突然目に留まるようになったり、誰かのオススメで何となく始めてみたらハマったり。
新しいことを始めるには、何らかの“キッカケ”があります。
今回は、私が最近「周りに影響されて」ハマったエコグッズについてです。
今回もゆるっと、読んでいただけると嬉しいです(^^)
エコグッズにハマる
「ハマる」という表現が適切かどうかはさておき、
最近私は“ECO”という表記が気になって仕方ありません。
キッカケは、オーガニックスーパー「Planet Organic」に何となくふらっと寄ってみた事が始まりでした。
いつも行っているスーパーより少しお高め?オシャレ?な感じに惹かれて、
「オーガニック系のお菓子でも1つ買って帰ろうかな〜」という気軽な気持ちで来店。
店内にはオーガニック食品に加えて、沢山のエコグッズで溢れていました。
品を選ぶお客さんも何だかシュッとしていて、「インナービューティーとはまさにこの事!」と言えるような人ばかり。(たまたまかもしれませんが^^;)
そんな空間に浸って、勝手に自分自身もシャキッと背筋が伸びたのを今でも覚えています。
完全に私は、その空間に居たお客さん達に影響されて、エコグッズにハマり始めたのです。
その日、一つのエコグッズをお家に持ち帰った事を理由に、どんどん環境について知りたいと思えるようになりました。
世の中は何かのキッカケで溢れています。
それをキャッチするかどうかは、自分が何に意識を向けていたか。
もはやこれは「無意識」に近いかもしれませんが☺︎
①ECOVER(洗剤):お皿を綺麗にすると、水が汚れる矛盾を解決
食器洗い洗剤や、洗濯洗剤、ハンドソープなど、世の中には洗剤グッズが沢山あります。恥ずかしい事に今まではあまり関心が無く、考えた事も無かったのですが、、多くの洗剤は合成化学物質によって作られています。
洗濯するたびに、食器を洗うたびに、その合成化学物質の泡が残されたまま海に流され、水がどんどん汚染されていく。水が汚染されていけば、魚にも悪影響が及ぶ・・
と、調べて読み進めれば進むほど「やばい事してた」感が否めません。
そもそも合成洗剤が誕生したのは今から100年ほども昔の出来事で、
その当時は、洗浄力の強さにさぞ皆さん感動したでしょうね。
初めは環境への悪影響がどこまで問題かなんて、今ほどは指摘されなかったでしょうし、それは個人的には仕方ない事だと思っています。
でも知ってしまった今、「仕方ない」では済まされない。
と、思います。
最近使っている食器洗い洗剤は、ECOVERというメーカーのもの。
左が食洗機用、右が食器洗い洗剤。
植物由来なので、海に流されても心配ありません。
そしてボトルも、100%再生プラスチック。
しかも成分が優しい分、手荒れもしにくい。
つまりこの洗剤を使って、環境を害する事はほぼないに等しいという事になります。
こちらは食洗機用のタブレット。
箱のままキッチンに置いていても馴染むデザインなので、そのまま置いています。
もう、身の回りだけ綺麗になれば良い世の中では無くなってきているという事。
もっと早く気付けば良かったな・・^^;
②Soap nuts(洗剤):木の実で洗濯をする
私は最初衝撃を受けたのですが、ムクロジという木の実には「サポニン」が多く含まれていて、それには洗浄の力があるそうです。
合成洗剤が存在しなかった遠い昔は、植物を頼りに汚れを落としていました。
ムクロジの木の実は石鹸代わりに使われていたとの事です。
だいたい木の実4~5個くらいを1回の洗濯に使用します。(洗濯物の量にもよりますが)使い切りではなく、4〜5回は使い回し可能なので、実はお財布にも優しい洗剤です。
大体のsoap nutsには専用の小さな袋?が付いていると思います。
そこに数個の木の実を入れて、洗濯機にポンと放り込むだけ。
木の実自体には独特の香りがしますが、洗濯物に移る事はありません。
というか、洗濯物は無臭の状態になります。
個人的にキツイ洗剤の香りは苦手ですが無臭も嫌なので、
好きなエッセンシャルアロマオイルを数滴垂らして使用しています。
そうする事で、洗濯物も好きな香りにする事が出来るのです☺︎
香りをたまに変えたりするのも楽しいですよ。
あと、このsoap nutsを我が家に取り入れた一番の目的は、
洗浄力を無くし役目を終えたsoap nutsが肥料にもなるという点!
最近植物を育てるのにもハマっているので、これは一石二鳥と思い採用しました。
何より、「木の実で洗濯」という今の時代からしたら一風変わった手法を取り入れるのって、少し楽しいです(^^)
洗濯物を出した時、「ちゃんと洗えてる!!」って、当たり前の事に感動したり。
人工が絶対に勝てないのは、植物の温かみかもしれません。
③soak(洗剤):15分つけ置き、すすぎ不要の洗剤
これは実は結構前から使っている洗剤です。
主に洗濯機を使えない、いわゆるオシャレ着を手洗いする時に使用しているのですが、これが本当に便利。。
約4.5ℓの水に、スプーン1杯のsoakを入れる(私はいつも目分量)
洗濯物を入れて15分つけ置き
絞って干して終了
読めば分かる通り、すすぎ不要なのです。
すすがなくても、15分後戻ってくると水が汚れているのが分かります。
(びっくり・・)
天然由来なので、環境にもお肌にも優しい洗剤です☺︎
香りも複数ありますが、yuzuの香りにいつも癒されています。
日本でも販売して欲しい・・。
一時帰国の際にでも、いくつか買って帰ろうと思っています。
④zero waste club(再利用コットン):環境に優しい物は、肌にも優しい
夜のメイク落としや朝の拭き取り洗顔で使用するコットンを、再利用の物にしてみました。
何より先ず肌に優しい事が嬉しい。
肌に擦り付けた時に、ゴワつきが無くすーっと滑らかで痛くないのです。
私はこの肌触りが癖になって、使用後無駄に触ってしまいます。
使用済みの物は専用のネットに入れて洗濯機で洗う事が出来ます。
ただ、私の場合はイギリスの洗濯機が異常なほど荒い洗濯機なので。泣
ここは長持ちの為に手洗いにしています。
ネットに入れて、つけ置き洗いして干すだけ。
勿論使い捨てコットンよりも一手間はかかりますが、
肌への負担は避けたいのでこれからも使用予定です。
日本の洗濯機であれば、そのまま放り込んで洗濯しても良いかもしれません☺︎
⑤zero waste club(石鹸置き):販売するアイテムごとに、木を植える取り組み
実はオーガニックコットンとこの石鹸置き共に、「ZERO WASTE CLUB」というその名の通りエコに特化したメーカーのものです。
コットンのように、ゴミを減らすアイテムを販売したり、この石鹸置きのように木で出来た物を主に販売しています。
この木製の製品について、最初私は「確かに有害なゴミにはならない」とは思ったものの、「森林伐採は否めないのか・・」なんて思ったりしていました。
でもそんな心配は無用でした。
なんと、販売するアイテムごとに木を植えているそうです。
今まで植えた木は10万本以上にもなるとの事。
素材だけでなく、これは会社としての取り組みによるもの。
環境に配慮する事が、今や当たり前になりつつあります。
⑥MOMO Concept(水筒):今ある物で出来ること
エコグッズのように、新たに買わなくてはいけない物だけでなく、
別に今ある物でだって、環境に優しい事はできます。
例えば外出時にペットボトルを買わずに水筒を持参する事。
仮に平日毎日1本ずつペットボトルを購入していたら、1ヶ月で約20本、1年間で240本×人数・・・
環境云々の話だけではなく、相当お金を注ぎ込んできたんだな〜と思ってしまいますね^^;
そんな計算はさておき、水筒の利点は環境以外にも。
冬場は温かいまま飲める事が一番の利点と言えると思います。
夏は何だろう?と考えていましたが、ありました。
ペットボトルをカバンの中に入れて、周りの水滴で中がビショビショ・・・
っていう経験ありませんか?
私はこれが凄く嫌いです・・笑
夏場に冷たい飲み物を魔法瓶に入れていても、カバンを汚す事なく冷たいまま飲めます☺︎
身の回りを綺麗に保つ事って気分も良くなるし、小さな事のように思えても案外凄く大切な事だったりします。
買い替えのタイミングに、エコグッズを視野に入れる
ここまで幾つかのエコグッズを紹介して来ましたが、これ全部一気に揃えるのは大変ですしお金もかかります。
例えば使い捨てのコットンが無くなってしまった時、
また同じコットンを買い足すのか、再利用コットンにするのか、検討する。
食器洗い洗剤がなくなった時、
同じ洗剤をまた買うのか、植物由来の物に変えるかを、検討する。
朝、家を出る時、
水筒を持っていくか、又は出先でペットボトルを買うかを、検討する。
全て環境に配慮した行動をしている人って、なかなか居ないと思います^^;
お財布との相談もありますし、忙しい毎日に負担を増やすのはかえって身体にも悪かったり・・
ただ今までもし視野にさえ入っていない物があれば、
検討したり・視野に入れるだけで、自然に優しい考えを持っていると言えると思います☺︎
「知っている」という事は、何にも代え難い財産だと私は思います(^^
誰かに影響を受けて興味を持った「エコな暮らし」について、
これからも楽しく、知っていけたら良いなと思います♪
最後まで読んで頂き有難うございました。
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