満足度9割超えの社員研修!その秘密はゲームにあり?
こんにちは、kaonavi404編集部です。
今回は以前もご紹介した、社内研修「クエスト」の第2回についてご紹介します。
⚫︎社内研修「クエスト」って?
はじめましての方もいらっしゃるかと思うので、簡単にクエストについておさらいを。
学びで大切なポイントは意欲。
それを最大に引き伸ばしてくれるのが「ゲーム」です。
わかりにくいことや小難しいことに対し、ゲーム性を取り入れとっつきやすくする。
カオナビが大切にしている「ゲーミフィケーションマインド」にも通じた研修となっています。
クエスト立ち上げの詳細は、前回の記事をぜひ!
⚫︎ゲームで何を学んだの?
今回のテーマは「クリティカルシンキング」。
クリティカルシンキングとは、個人の知識や経験にとらわれず物事の本質を見極める思考法です。
今や世界レベルで必要とされる第4位※のスキルであり、カオナビのバリューである「ユーザー視点で考える」ともマッチするテーマを選びました。
※世界経済フォーラムThe Future of Jobs Report 2020より
さらに、前回の研修・合意形成ゲームで学んだ「コンフリクトを恐れない」のスキルも合わせて必要なため、繋がりを持ったテーマとなっています。
ではクリティカルシンキング × ゲーム。
どんな学びがあるの?って気になるとこですよね。
今回は株式会社IKUSAさんのコンテンツ「混乱する捜査会議からの脱出」を利用しました。
脱出、とあるくらいなので、、、
そう!脱出ゲームです。
ですが、ただの脱出ゲームではありません。
謎を解くために証拠や証言を集めては、本当にそれであっているのか?先入観はないのか?と常に批判的(クリティカル)に判断しながらチームで謎解き=脱出していく仕組みになっています。
⚫︎実際どんな感じだった?
改めて研修の概要はこちら。
導入パート
まずは参加者にクエストの説明と、ただの謎解きではなく、どうしたらクリティカルシンキングとして学ぶことができるのかをしっかり伝えました。
そして、各パーティは様々な部署から集まっていて、初対面の方も多かったため、しっかり顔と名前を覚えてから、いよいよゲームがスタートしました!
ゲームパート
今回のIKUSAさんのコンテンツ、なんとすごいのが「目の前で事件が起こる」んです。
音楽や照明、映像などクオリティが高く、あっという間に世界感に入り込んでいました。
参加者は事件の謎を解く名探偵の助手として、様々な証拠品や証言から真相を辿っていきます。
膨大な証拠の中から、謎解きに必要な部分は何か、ここではチームワークが鍵になってきます。
初対面同士だからこそ、遠慮が出てくる部分、、、バリュー「コンフリクトを恐れない」を、みなさんがどのように実践していくのか、議論が活発化していく様子を見守っていました。
それぞれのパーティとして、1つの答えを導き出した結果を1枚のシートにまとめて提出。
そのシートの内容をもとに採点が行われていきます。最も真相に近かったパーティはなんと91点!
ただ、今回はどのパーティも脱出成功とはなりませんでした。残念!
振り返りパート
実際の結果をもとに、なぜ脱出できなかったのか、どの点をクリティカルに考えれば良かったのか、事件の解説と合わせて振り返りを行いました。
また、ここはカオナビオリジナルで付け加えた部分です。
謎を解いて、残念だったね〜はなんの学びにもなりません。外部講師をお呼びして、「明日から業務で使える」クリティカルシンキングの思考法について、きっちり学びました。
懇親会
3時間の研修のあとは懇親会も開催!
パーティの仲間と反省会をするのもよし、他のパーティの参加者と交流するもよし、自由にワイワイと楽しみました。
⚫︎実際の参加者の声はどうだった?
クエストは、今後も続いていく研修の一つ。
参加者の意見をしっかり汲み取って次回へ活かすべく、アンケートも取っています。
その結果はこちら。
満足度は前回に引き続き90%を超え、しっかり学びにも結びついています(よかった...!)。
参加者の実際の声としては、
「脱出できず悔しかったけど振り返りで学びが定着することがわかった」
「想像以上にチームワークが必要でした」
など、好感触でした。
もちろん、クリティカルシンキングが一日で身に付くわけではありません。
ですが、参加者の皆さんの多くが「今回学んだことを業務の中で活かしつつ、着実に身につけていきたい!」と意欲的だったことが、クエストを運営する私たちとしてはよかったと感じました。
⚫︎第2回を終えて、、
第2回目となる今回のクエスト。
意識していたのは、ゲーミフィケーションマインドを大切にしつつも、「ただのゲームで終わりではなく、ちゃんと参加者にとって学びになるもの」とすること。
だからこそ、あらゆる研修コンテンツから目的に合ったものを選び出し、学び要素が足りないと思えばオリジナルで追加する。そのような姿勢や努力がしっかり結果に表れたなと思いました。
ではまた、気軽にお越しください〜!
よろしくお願いいたします。
カオナビ コミュニケーションデザイン室
kaonavi404編集部