もうすぐ『２つ目の脳みそ』がやって来る

AIがあれば、人間は不要になるのか。
…そんな訳がない。あるはずがない。
なぜなら、人間とAIの能力を比較する事にはそもそも意味が無いからだ。
AIはツールだ。便利な道具だ。
人間が、人間のために生み出したものなのだ。

もしも、これから先、人間が考え出せそうなあらゆることよりも、AIの方が秀でそうになったら？
それはきっと、人間にとって「面白くない」から、今度は人間の脳を進化させる番がやってくる。

人間用メモリーチップ
とか
思考力ブーストキット
みたいな
『２つ目の脳みそ』がきっと開発される。

社会はどんどん便利になっていく。
AIよりも便利なものは何か？
命令する手間も無く、自身が理解して解決できるなら、（思考という観点においては）むしろAI要らずになる訳だ。

突飛な話に聞こえるだろうか？
だけど、例えば『スマホ』とか『臓器移植』は、過去においてマンガの世界のような発想であったろう。

人間が想像できることは
全て現実の中に存在する
（ジュール・ヴェルヌ）

これは未来予知ではないが、
憶測という程でもない。

既に人間は、人間を改造し始めている。
具現化されたサイボーグのようなものが、
（想像していた形かどうかはともかくとして）
遠からず、僕らの中に生まれるのだろう。