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関西広報100研究会、初の「分科会」開催

研究会は、初の「分科会」を開催しました!
2名のメディアゲストを囲んでのライトニングトークです。

広報としての悩み、成功・失敗談、業界トレンドなど、参加者はトークテーマを各自持ち寄り。メディアに関わる方々からフィードバックをいただいたり、会員同士のディスカッションをするものです。今回は少人数での開催。距離近く意見交換ができる貴重な機会です!

今回の記事では、当日の様子をお伝えします。


当日の会場は太陽工業さんオフィス

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開催当日15時、ちょうど雨脚が強くなったタイミングの開催となりました。太陽工業さんの素敵なオフィスにて開催。ご提供ありがとうございました!
(関西広報100研究会はボランティアの持ち寄り運営です)
 

今回の主旨

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まずは幹事から会の主旨を説明し、スタート。
いつもはナレッジの共有やメディアとのつながり形成をしている研究会。もう少し濃く、踏み込んだ議論を少人数でできないか、との要望からこの会ができました。
格式ばったものではなく、成功談・失敗談なんでもOK、密な意見の交換ができればというものです。

 

メディアゲスト

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日経新聞 倉本様
HRマネージャー
自身の長い企業取材歴を活かして、若手記者育成、紙面編集、ニュース統括まで担当。


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MBS 大西様
新規事業ご担当
関西発のベンチャー・スタートアップ企業を支援する「REACH REACH」 の立ち上げ・運営に携わる。


ライトニングトーク、スタート!


1.   株式会社Rist

お題:IT人材不足のニュースとTwitter採用について
Twitterを活用して、優秀な人材の採用に成功しているという事例を発表。超優秀層の獲得に採用費0とは!あらゆる会社が真似したい、貴重な事例でした。
山田さんからは、DX・IT人材がトレンドですが、人材の海外流出なども話題。どうアプローチしていけばいいでしょうか?との問いかけ。
メディアゲストからは、「もっと注目されても良いと感じる」「人にスポットを当ててはどうか」と、ニュースバリューの見極め、切り口のアドバイスをいただきました。

 

2. 個人でのLT

お次は、個人参加者のLT。
「皆さんの印象に残っている企業活動・プレスリリースはなんですか?」と参加者に投げかけ、ご自身の印象に残っているものを発表。 良い事例から、炎上につながった逆の印象の事例まで幅広く紹介。
メディアゲストからは、ネタづくりや企画立案の重要性についてコメントをいただきました。
「読者に対してどんな発見を与えることができるか?と考え、過去との比較やデータ、トレンドキーワードと絡める工夫が必要」
と、事例を交えて詳しくお話しくださいました。

 

3. 株式会社ジンジブ 

高卒社会人の将来の可能性を広げることをミッションに、あらゆるサービスを展開するジンジブさん。現状の高卒人材の就活の仕組みや教育機関の抱える問題についてプレゼン。
メディアゲストの方も「この令和に、まだこんな制度が……」とコメント。複数社での合同企画で社会課題を訴え、行政まで届いた事例を基にアドバイスいただきました。
課題の大きさ、深刻さに思わず研究会メンバーの発言も活発に。議論が深まりました。


4.太陽工業株式会社

今回の会場提供社でもある太陽工業さんは、膜に強みを持った建築事業をしています。東京ドームの上部(屋根?)の膜や、大阪万博のパビリオンなど、制作実績が凄まじい……!
そのため商品広報に偏りがちだが、100周年で新代表が就任となったこの節目に企業広報に力を入れたい、との発表でした。
メディアゲストは「ニッチトップ!見出しになりやすい企業」と評。 100周年の節目であれば事業承継などの切り口も。ブランディングに力を入れては?と、様々なアイデアが飛び交いました。 


5.NPO法人 生態会

関西のスタートアップエコシステムをリサーチし、中立的に支援するコミュニティである生態会について紹介し、アドバイスを求める発表でした。
今までプレスリリースを積極的にしており、日経や朝日新聞に掲載されている生態会。その影響で法人会員が増えた経験から、メディア露出がリード獲得に有効である、と考えていました。しかしなかなか理解しにくい事業、かつニュースが不足と言われがち。特定の記事コーナーや番組名を例に、露出の見込みを尋ねました。
メディアゲストからは、コーナーや番組名まで絞って露出アプローチを考えることは重要、とコメントをいただきました。また、打ち出し方と運営のアドバイスも。
地方のモデルは横展開して連携した方が面白いのでは?パッケージを工夫しては、と広報活動にとどまらない視点でのアドバイスをいただきました。


まとめ

少人数での議論は、勉強会とはまた違った盛り上がり!参加者が聞きたい事、伝えたい意見など気軽に発言できました。メディアの方とこういった形式でディスカッションができる場はほぼないので、とても貴重な経験です。
終了後、全員で懇親会へ。議論の続きはもちろん、情報交換や各社の情報・裏話など大いに盛り上がった夜になりました。

こういう席が設けられるのも、研究会の良いところ。距離近く、親しみやすい運営を目指しています😊


次回は10月18日に合同記者発表会を開催!

次回は「関西広報100研究会」がお届けする年に一度の大イベントの合同記者発表会を開催します!
前回は21社がブース出展し(うち16社が登壇)、20名のメディア関係者様が来場しました。当発表会をきっかけにメディア掲載へとつながった事例も多数。ぜひ、関西から世の中を盛り上げていきましょう!
詳細、お申し込みはこちらから
https://peatix.com/event/3313937/view


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