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アキラメル心理学 ③

おはようございます!!

今日の温度は、9時の段階で31度…

このままいくと、お昼過ぎには命の危険を感じるかも…分かりません。

この時期は、みなさん本当に注意してくださいね。特に室内は安心しがちですが、逆に怖いんです。

私も、ちょっと14時ぐらいになるとクラっとする時がありますから気を付けています。

はい!!

今日は、いつもよりちょっと長いですが…よろしくお付き合いください♪

個性を見つけるための5つのヒント


個性は身につくものなのでしょうか?
探すものなのでしょうか?
磨くものなのでしょうか?
それとも生まれた時から備わっているものでしょうか?

私も、自分には個性がないと思っていました。ここでは、今日から出来る個性の見つけ方のヒントをご紹介します。昨日より少しでも自分を好きになれるはずです。

個性ってなに?


まずはそもそも個性とは何なのでしょうか。個性は個人の持つ性質や特性のことを言います。

人格とほぼ同義語のように使われていますが、その人を表す独自の本性として用いられます。

個性が大事だともてはやされるテレビや学校、世間の風潮から、こういった特別な何かをもっていない自分は普通、平凡だと思ってしまいがちです。

もう一度言います。“個性とは、自分自身が持つすべての性質のことです。”

個性がある、ないとは?


では、よく耳にすることの多い「個性がある、個性がない」とは何なのでしょうか?

個性は活かしたり、強い弱いはあっても個性がないことはありません。強い個性に憧れを持つことが多い流れから、何か変わった自分でなければいけないような思い込みが本来、自分の持つ個性に気付かないようにさせてしまっています。

この際、個性は印象という言葉に置き換えられているのではないでしょうか。(印象が強い=個性がある)、(印象が弱い=個性がない)、という訳ではないということです。

個性がある、ないということではなく、自分自身の持っている魅力に気付いてあげることが大切です。


なぜ個性に悩むのか


ではなぜ、個性について悩む人が多いのでしょうか?それは現代が進路や夢、生き方など、周囲に左右されず個人が意思を持って考えを主張し、行動しやすい時代に年々勢いを増してきていることが原因ではないでしょうか。

就職や進路では学歴や家柄とらわれず、その人個人の人としての社会的価値が重視され、プライベートではネットやSNSでも自分の気持ちや情報をいつでもどこでも発信でき、簡単に全国や世界の人達と繋がることが出来ます。

そのため全国民がそれぞれ意思表示、自己発信できるようになり、周囲の人と同じ感覚が共感されたい部分と自分独自の感覚を認めたい部分とが共存します。ここでは、自分の個性とは何かについて考え、悩むきっかけとなるのではないかと思います。


個性の必要性


では、個性とは何のために必要なのか。ナンバーワンより、オンリーワンという歌詞が流行った頃から、何かで一番になることよりも自分にしかない特別なものを探そうという人と違った特別な自分、本来の自分を探すということが注視されてきました。

それゆえ、個性的とは反対となる普通や無個性ではいけないと思ってしまう人が増えたのかと思われます。果たして、人と変わった自分が本当に大事なのでしょうか?

もちろん個性が強いことも素晴らしいことですが、反対に、人と変わっていることでイジメにつながったり、個性が強いが故にむしろ世間から冷たい目で見られることもあり、本当に個性への憧れが正しいものかどうかを考えてみる必要があります。


ここでのポイント


★ 個性とは自分が持つ性質や特性のこと。

★ 自己発信がしやすい時代だからこそ自分らしさに悩む傾向にある。

★  個性がある、ないではなくちゃんと自分で気付いてあげることが大切。


個性の見つけ方


ではここからは自分では気付きにくい個性の見つけ方を紹介します。一般的に個性には2種類あります。

①   生まれ持った先天的な個性

②   成長過程で身についた後天的な個性


①生まれ持った先天的な個性


身体、顔、声、体質などです。もちろんこれらも成長過程で変化していきますが、大きく変わるものではありません。

ですがあくまでこれらはベースなのでファッションやメイク、トレーニングなどで変えていけるものでもあります。なので素材としての個性です。

②成長過程で身についた後天的な個性


人と接していく中で培われた人格やコミュニケーション力、人間性であったり、部活や習い事などで身についた特技や特性、家族構成、さらには県民性など、人間環境で左右するとされています。

見つけ方としては、主観として認識すること、そして客観的に自分を知ることです。

A. 主観で見つける


自分で思いつく限りの内面の長所、短所と思っていること外見の長所、短所と思っていること自分の好きなこと、嫌いなことを認識することから始めてみてください。

とにかく、ノートなどにリストアップしてみるといいです。例えば100個ずつなど少し多めにハードルを高く設定すると自分でも意外な一面が出てきます。

B.客観で見つける


客観視で自分を知ることは家族、友人、先生、同僚、上司、恋人など様々な関係性の人から自分への特徴、長所、短所、見え方を教えてもらうのです。

ここで大事なのが、客観的意見を否定せず受け入れる、ということです。良い部分だけではなく、時には自分が目を瞑りたくなる性格も個性です。自分はどうであれ、人からはこう見えているというのを知ることが大切です。

自分では気付かない短所も知ることで、改善点や新しい可能性が見えてくることあります。

また、個性の見つけ方のオススメとしては、個性はお金と時間の使い方に顕著に出ます。人は好きなものに自然とお金や時間を費やします。その方法こそ千差万別で個人差が出ます。自分は何が好きでどういう物やことに時間、お金をかける傾向にあるのか自己分析してみるのもひとつです。

ここでのポイント


★ 個性には生まれ持った先天的な個性と成長過程で身についた後天的な個性がある。
★ 見つけるためには自分での主観での認識と他人からの客観を知ることが鍵となる。
★ 気付いた個性はメモして、どんな個性も否定せずプラスに受け入れることが大切


個性の磨き方


では、その見つけた個性はどのように磨いていくものなのか。

それは、人とコミュニケーションをとる中で自分の長所短所をコントロールしていくことです。

短所と思う個性もとらえ方で長所となる可能性が大いにあるので、個性との向き合い方こそ、磨き方になります。対人との日常生活の中で活かせる個性は、人と接することで磨かれます。

これは仕事や学校、アルバイト、習い事など、ささいなところでどのように人と接しているか。仕事や目標に向き合う中で活かせる個性は、目標に向き合いさらに磨かれます。

「好きこそものの上手なれ」ということばがあるように、自分の好きなこと、得意なことに没頭する力を養うことです。

個性の磨き方としてオススメなのが、アウトプットして形にしてみるということです。そしてその形を専門分野として進化させてみるというのもいいかと思います。

個性を自覚し、自信を持つことが磨くことへの最大のアプローチになるでしょう。

ここでのポイント


★ 個性の磨き方はまずは自分の長所、短所をコントロールすることから。
★ そして自分の好きなことや得意なことをさらに磨くために没頭すること。
★ そのためには周囲の環境作りが大切。

個性の活かし方


では、今ある個性をどう活かすのがいいのか。それはやはり、より自分らしく生きるために活かすことです。

なんのために活かすかを考えられれば、どう活かすかが見えてきます。その個性をどう活かすかは自分のあり方を一度、振り返って考えてみてください。そして人をも豊かにするために活かせると、必ずや自分のために返ってきて個性が活きてきます。

個性の活かし方のオススメとしては、5W1Hを用いて考えてみるのがいいでしょう。

★ 活かせるものは何なのか?(What)
★ いつ活かせるものなのか?(When)
★ どこで活かせるものなのか?(Where)
★ どうやって活かせるものなのか?(How)
★ 誰が必要とするものなのか?(Who)
★ なぜ必要なのか?(Why)

このように活用方法を考えてみましょう。

ここでのポイント


★ 個性の活かし方はより自分らしく生きるため。
★ そのためには自分のため、そして人のためを両立して考えると豊かになる。
★ 自分が出来ること、自分はどうしたいのか、自分のあり方を考えてみよう。
 

個性が評価されている有名人


では、実際に自分の個性を見つけて、それを活かすことで評価されている有名人の代表例を2人紹介します。

(くっきー!)
コワモテな風貌とシュールな芸風が特徴のお笑い芸人・くっきー!さんは、芸人仲間のケンドーコバヤシさんや吉田敬さん(ブラックマヨネーズ)からも芸人としての才能を高く評価されています。

しかし、個性的な才能が豊かなくっきー!さんは、お笑いだけでなく、川谷絵音さんがプロデュースするバンドに参加するなど、音楽活動でも才能を発揮しています。さらに、くっきー!さんと言えば、芸術的な活動に度々注目が集まりますが、その才能は世界最大級の美術マーケット「Artexpo New York」に出展して、参加した1000組以上のアーティストの中から、最も注目の5人に選ばれるほどです。

我流で創作する絵は、誰の影響も受けない、まさにくっきー!さんの個性が表現されたアートです。


(さかなクン)
魚類学者で、タレントとしても活躍するさかなクンは、幼い時から魚が好きで、その個性を活かして高校生の時にバラエティ番組「TVチャンピオン」の全国魚通選手権にて5連覇を果たし、その後メディアで活躍するようになりました。

そんなさかなクンも、学生時代には魚が好きすぎて勉強がおろそかになるなど、困ることもあったそうですが、さかなクンの母は「みんなが同じである必要はない。」と、さかなクンの個性を認め応援し続けてくれたそうです。

そんな母に見守られながら、魚の研究を続けて才能を開花させたさかなクン。ある番組で、女子高生から体型に関する悩みを相談されたさかなクンは「ほっそりした魚もいれば、くねくねした魚、ハマチさんみたいにがっちりした魚もいて面白いですよね。我が道を行ってください。」とアドバイスしたことも話題となりました。

個性を尊重されて才能を開花させたさかなクンは、母の教えをしっかり受け継いでいるところも素敵ですね。


とは言え、自分らしく、個性を出して生きていくというのは想像以上に難しいことです。個性を認めてあげることは、過去も含めた自分の生き方を肯定することになります。

まずは自分の良さ、自分にしかないものに気付いてあげてください。そして、そこから今ある自分を好きになれれば個性を活かすための視野が広がります。

思い切りを持つことでいわゆる本当の自分が顔を出してくれます。常に自分と他人との関わり方が問われる社会で、人を想い、自分を持って生きることが自分らしい個性を形成する種になることをだと思います。

そのために、今ある自分を好きになってあげられることが大事なんです。そうすることで、次に大事な“相互理解”につながっていくのです。

はい!!

今日はここまでとさせてください♪

明日は「個性を活かすことが”相互関係”を深める」というお話をしたいと思います。

また明日お会いできるのを楽しみにしております♪♪ 

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