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【HANATABA】藍染した鹿革を、新しい日本のサステナブルな工芸品に。

こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。

カナックスから社会に目を向け、問題解決に繋がるクラウドファウンディング企画をご紹介していく『HANATABA』プロジェクト。
今回は、鹿革藍染を掛け合わせたサステナブルなものづくりをしているkagaribiさんのプロジェクトをご紹介させていただきます。

▼なぜ鹿革がサステナブル?

環境問題への意識が高まり、動物由来のレザーへの抵抗が強まる中で、どうして鹿革がサステナブルだと言えるのでしょうか。
そこには、鹿が「害獣」として処分されている背景があるそうです。
日本では神聖なイメージの強い鹿ですが、繁殖力が強く、今では農作物への被害だけでなく生態系を脅かす存在になっています。
鹿の数が抑えられない根本的な原因として、私たち人間の利己的な経済活動による、捕食者である狼の絶滅や里山の喪失などがあげられます。
その中で、畜産業の発展により牛や豚は食用でも製品用の革でも扱いやすく安価で手に入るので、鹿の再活用への需要は伸びにくく、鹿革は約1%しか使用されておらずそのほとんどは廃棄されているそうです。
根本的な原因を生んでしまったのは私たち人類であることに変わりはないですが、こうして本来の鹿の適正個体数を維持することで、自然環境を守りつつ、持続可能な社会を実現できる可能性が鹿革には秘められているのかもしれません。

▼鹿革に日本の藍染を

引用:https://camp-fire.jp/projects/view/693000

日本の伝統技術である「藍染」。縁起のいい色として古くから親しまれ、「ジャパンブルー」として世界的にも有名です。
kagaribiさんは絞り染めにこだわっているそうで、牛革などの硬い革では絞るのは難しい一方で、鹿革はメガネふきにできるほど柔らかくしっとりとした質感なので、絞り染めと相性がいいのだそう。

古代から信仰の対象であった鹿と、愛されてきた日本伝統である藍染が掛け合わさった「日本のレザー」。
動物倫理だけでなく、環境問題についても考えるきっかけになっていて、ものづくりの深さを感じました。同じく天然素材で手作りを大切にするkannaxも、私たちにできることを常に考え続ける企業でありたいと願っています。


カナックスのアフターブーケ

カナックスは約35年前に創業し、たくさんの方の大切なお花をアフターブーケとして残すお手伝いをしてきました。
アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「ドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。

※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。


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