人類が誕生した初発(神代)の時代は、北から南へ下った。
地球は、約3000年周期で区切りを迎える。今は、末法の世。間もなくその区切りとなる。次の世は来るのか否か。そのことは人間知る由もない。続く時は続くし、終わる時は終わる。この惑星にも宇宙にも寿命はある。地球は、人類という種が生きることが出来る環境を創り出すのに途方もない年月を費やしてきた。今はその奇跡の瞬間の僅かな時間の中で、人類は生きる機会を得ていることを推して知るべし。このことが分れば、我が物顔で地球を荒らすことなど到底出来るはずもないのだが…。地球も生命体。大切にされれば長生きするし、そうでなくば死に絶える。人類が誕生した初発(神代)の時代は、北から南へ下った。それは、純粋で穢れなき者たちであった。その者たちは、地球や自然の偉大さ尊さを敬い、愛し、崇めた。人類は、創生から約3000年の周期を果てしなく繰り返している。その区切りの中で、先代の僅かな種がその度残され引き継がれていった。人類は、幾度となく経験を積み、交配を繰り返し、種を維持しながらも、少しずつ魂を成長をさせ続けている。このように人間は、果てしない人生の旅を繰り返している。今の人間は、初発と比べて進化したのか退化したのか…。大局に目を向け、感性を持ってこのことを捉えることが出来なければ、何のことか理解出来ないであろう。この悠久の時間の流れの中にある己の“今”がどれ程尊いものか。なぜ今、この時代に生かされているのか。その立場や役割を思い馳せてみたことはあるのか?なぜ、そこに居て、そこに生きているのか?その本当の目的は何なのか?そのことを知らずして命の時間を浪費することほど、勿体ないことはない。人間元々丸裸。何も持たずに生まれ、何も持たずに死んでいく。これほど自由なことはない。唯一残るのは体験と記憶のみ。この真理を本当に捉えることが出来たならば、愚かな意識を持って動くことは微塵も出来まい。
そのことを肝に銘じ、この貴重な時を寸分無駄にすることなく、その役割を持って生きることに専念し使命を全うします。
有難う御座います。