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自立せよ。

この世界の戦国の世は悲惨であった。目にする史実などは、金持ちや権力者の道楽により脚色され、現実は、我欲と我欲のぶつかり合いの中に、大義名分などは微塵もない。末端では雑兵が「乱取り」と呼ばれる略奪行為(放火や刈田による略奪、一般民衆や農民を奴隷として拉致するなど)がどこの国でも行われていた。さも、その時代の庶民は厳しい生活をしているように思うだろうが、実は現代は、昔よりも更に悪く、その憫然たる様は、闇の中で見えなくされ、その怨念の鬱積がどんどん溜まっている。即ち末法の世。なぜ、この時代が危ういのか。それは、大量の玉石混交な情報に溢れ、何が正しいものかが分からなくなっていること。そして、物事が高速に行き来し、その勢いは人間の手では止められない程に増殖していること。そして、この世界は一夜にして潰れる力が備わってしまったこと。このことからも、この時代の人間は、厳しい現実の中で生きていることをもっと自覚した方がいい。過去の歴史の中の人類の体験は、あくまでも並みであることを推してしるべし。即ち、これまで体験したことのない試練が待ち受けているということだ。これからの世、国が変わり、社会が変わり、人間が変わっていく。そして自然も変わっていく。余程のまともな軸と心をもって生きていかなければ、人間は想像を絶する圧迫を受ける。これまでの人間の不甲斐なさから、末法の世となっている自覚はあるか。これは過去の先人の所為ではない。今の己たちの在り様が末法の世を創り出している業と思へ。どれだけ、これから訪れる世界の荒波の中で、人間性を持って平穏な心を保っていけるか。今のうちに、まず自分を確立し、自立せよ。それがなくば、二度と己自身の安寧は訪れぬ。しかし、末法の世は、それだけでは乗り越えられぬ。自立した者が一人でも多くの他者を救い、世を救わんとせねば、あっという間に崩壊する。人間、急げよ。終わりの時は近い。



そのことを肝に銘じ、急ぎ、必死となり、自分自身の自立を目指します。



有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者