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本気で生きているか

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人生の在り方について問うています。なぜ、人は生きるのか。何のために生まれてきたのか。なぜ、この時代にいるのか。みんなの素直な思いを共有して下さい。
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2023年7月の記事一覧

自分には天分の才も何もないと嘆くでない。

この世界、生まれつきの天才はいない。 即ち、過去、死ぬほどの努力をしてきている。 これ道理。 過去とは、今世だけのことを云っているのではない。 人間は皆、やり直し人生。過去、何度も生まれ変わり、今がある。 従って、今、天才と云われる程のものであれば、過去からの努力がようやく実ったということだ。 これ所謂、天からのご褒美。 従って、自分には天分の才も何もないと嘆くでない。 もし、嘆く程の甲斐性があるのであれば、今のうちに、本当にやりたいことを一つに絞り、努力をし

だから悪いのは私ではない!という…

世の社長さんよう。 会社に起こる問題は、全て、すべて、社長自身の問題。 会社は、社長の中身そのままが出る。 良くも悪くもすべて映し出される。 「私は悪うこざいません。何も悪いことはしていません。みんな社員が勝手にやったこと!自分は一生懸命やっている!だから悪いのは私ではない!」 とほざく社長。 何とも見苦しい。 己の、その人間性が会社に投影され、社員に感染(伝播)し、良くも悪くも反映されている。 自分のやったことが自分に祟る。 やったらやられるが超大宇宙の真

考えて考えて考え尽くし

往古の人類は、天を仰ぎ、地に伏して考えた。 いろいろと考えた。 そして天に問い、地に思いを馳せた。 その答えや閃きは、全て自然の中にあった。 創意工夫が、人間が出来ることを増やしていった。 後人は、先人に歩いて訪ね、教えを乞い確かめた。 そして、考えて考えて考え尽くし、新しいものを生み出していった。 こうして長い年月を経て、様々な文明が起き、現代が形成されている。 その世界に生きる現人類は、日々、何を思う? 人間に与えられた思考、妄想の類は、とてつもない力を

無が先

無の世界が不安定だと、有を形成することは出来ない。 これ真理。 即ち、無が先で有が後。 この順番を間違えると、いくら有に入れ込んだところで、何も成らないということだ。 もし今、有の世界がままならないのであれば、無、即ち、見えない世界の力動、波動を感じ、整える必要がある。 ここが乱れていると、見える世界で何をやってもうまくいかない。 己、無を感じれるか。 無の世界を捉え、受け入れることが出来るか。 「それって、お化けの話?夏だからって、よしてよ。笑っちゃう」

早ければ良い、遅いから悪いということではない。

人間、「成る」には、永い長い年月が掛るもの。 人間、一世代で「成る」ことは誰も出来ない。 輪廻を繰り返し、多くの課題を一つひとつ克服していくことで成就に近づいていく。 これが真実。 例えば、自然の摂理を感じれる者、そうでない者の間には、永い長い時間の差が生じているということだ。 早ければ良い、遅いから悪いということではない。 人間には、初発の時期に違いがあるのだから、同じ時代に生きていても、その差が生じているのは自明の理。 このことに対して、私は出来るから偉い、

人間は、なぜ未来を考えることが出来るのか。

人間は本来、未来を考えることが出来る生命体。 それは、時に理想や妄想と云われるものかもしれない。 然しこれ、他の生物にはない能力。 即ち、人間以外の生物には皆、“今”しかない。 そう、過去も未来もない。 人間にしか未来に思いを馳せ、考え行動することは出来ない。 己、この意図が汲み取れるか? なぜ、人間にだけ、この能力が持たせられているのか。 「まったく意味が分かりません。そんなこと考えたこともありません。だって、そういうもんだと思っていました。別に理由なんてな

生かそうという力

命あるものすべて、生かされている。 生かそうという力が働いている。 これ絶対なる真理。 従って、命ある限り、諦めてはいけない。 どんなに苦しくとも、どんなに悲しくとも、どんなに辛く逃げ出したく思っても、決して諦めてはいけない。 なぜならば、己が諦めても、天は諦めない、そういう想いがあるからだ。 己が生きたいなら生かされる。 真に幸福になりたいのなら、そうなるための働き掛けがある。 全て己次第。 「へえ、そうなんだ。だったら、諦めずにがんばろうかな。神様は私た

生産し消費する生き様だけで終わっていく

天に時効はない。 時が経てば風化し、忘れ、無かったことになるなんてことはないということだ。 全ての人間の、現在の人生は、その殆どが過去(前世・前々世の集大成)からの持ち分によって動かされているという真実を、そろそろ人間は受け入れた方がいい。 「そんなの知らないし、ずるくない?過去に自分が何をやってきたかなんて、覚えてないし、思い出そうと思っても思い出せない。だから、どうしようもないことをいちいち気にしてたら、生きていけないし」 「そうだよ。それを知っているなら、教えて

人間、時間が経てば、賢くなり、進歩し、進化すると思い込んでいる。

人間、時に、常軌を逸した行動を取る。 なぜか。 その行動、当の本人も良く分かっていないことの方が多い。 何かに取り憑かれたのか、将又、気が狂ったのか。 そうではない。 もし、その行動が偶然ではなく、必然だとしたらどうする? 「いやあ、時々、自分も訳の分からない行動取る時あります。自分でもなぜだか分からないんです。本当に不思議です」 「なんか、やばい話してない?都市伝説っていうか。サイコパスとか、マンガや映画とかで観たことあるけど、あれやばいよね。頭いっちゃってる

人生の始発の基礎になっているもの

一人の人間の、人生の始発。 これ超大宇宙において、稀の稀。 だから御目出度い。 だが、人間一人ひとりによって、始発の条件に違いがあるのはなぜなのか? 己、この真理、答えられるか? 「え?たまたまでしょ?こういうの偶然にしておかないと説明つかないし、不公平になっちゃうでしょ?」 「それは、おとんとおかんが結婚してくれたから、僕が生まれた。そうでなければ、生まれてない。だから、親に感謝しかない」 「私が生まれた理由とかを聞いてるのですか?だとしたら、分かっています。

なあんにも身にならない。

やると決めたことはやる。 絶対にやる。 行動に移すことで、魂に刻まれる。 一人の人間の魂に刻まれたことは、宇宙にも刻まれる。 この地道な営みによって、この超大宇宙は調和の方向に向かえる。 然し、何もしなければ何も起こらない。 ただそれだけのこと。 寧ろ混沌、無秩序化していく。 大概の人間は、如何にも「勉強になりました」「いい話を聞きました」などと云ってみても、それを行動に移したりすることなく、軽く流し、忘れていく。 なあんにも身にならない。 魂に刻まれるこ

この輝きが生きる力になっている。

人間は発光体。 その発光の源は、魂。 100Wのエネルギーを発する人間もいれば、20Wの人間もいる。 魂の輝きは同じ。 然し、魂を覆う心に違いが出る。 心が乱れ、汚れ、濁っていれば、魂の発光度合いは弱くなる。 一方、心が清らかで透明であればある程に、多くの光を発する。 この輝きが生きる力になっている。 従って、心の淀みは、己の肉体にも影響を及ぼすということだ。更に云えば、周囲にも良くも悪くも影響を与えている。 そして、魂の光は、肉体の自浄力を高めることが出来

実に微笑ましい。

やったらやられるが道理。 従って、悪事、微悪の類を含め、もうやらない方がいい。 とはいえ、人間、善と悪の両方を表裏一体として持たされているのだから、ふと気を抜けば、悪が出てくる。 己、心当たりはないか? 人間社会における善悪は通用しない。 実相における善悪基準、これを悟らねばならぬ。 未熟な人間の善には、悪が見え隠れしている。 人間都合による善は、全宇宙、自然界における善ではない。 「え?そうなんですか?出来るだけ善いことを心掛けているつもりでも、知らず知らず

自負の善人は悪に勘定される

自分自身の未成熟な善を成長させるのは、己自身しかいない。 善を道理で捉え、躾け、手塩に掛けて育てなくば、中途半端な善となり、自負の善人で終わることになる。 残念ながら白か黒かの実相では、自負の善人は悪に勘定される。 人間は皆、悪を持たされている。 その中で、完善を目指す宿命にあるのが人間。 これ、かなりの難儀であることは自明の理。 しかし、如何に悪を生かさぬよう完全にコントロールするしかない。 内なる悪を扱いかねる、持て余すようでは、善が善にはならない。 「あ