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早ければ良い、遅いから悪いということではない。


人間、「成る」には、永い長い年月が掛るもの。


人間、一世代で「成る」ことは誰も出来ない。


輪廻を繰り返し、多くの課題を一つひとつ克服していくことで成就に近づいていく。


これが真実。


例えば、自然の摂理を感じれる者、そうでない者の間には、永い長い時間の差が生じているということだ。


早ければ良い、遅いから悪いということではない。


人間には、初発の時期に違いがあるのだから、同じ時代に生きていても、その差が生じているのは自明の理。


このことに対して、私は出来るから偉い、僕は知らないから駄目だと思う必要はない。


人間は、その一人ひとりの違いを捉え、そっと見守るだけでいい。


人間、一人ひとりには、それぞれに必要な克服すべき課題があり生まれてきている。


場合によっては、その課題を奪ってしまうことで、その者の成就が遠のくということもあろう。


人間は、誰が側にいようとも、一人ひとりの人生の問題なのである。


従って、人に、余りあるお節介を焼く前に、自分自身の修行にどう真剣に向き合えているかに集中した方がいい。


今、自分は、どの段階にあるのか、どのような課題を持って、今世生かされているのかを知らなくば、いい加減で中途半端な生き方となって、「成る」に近づくどころか、遠のいてしまう。


だが、これ、大局でみれば、己一人が成就に到達出来たとしても、全ての魂が成れなければ、この超大宇宙の総和における完成は成し得ないということをも推して知るべし。


だから、人間は、それでも相互扶助で生きねばならぬのだよ。





そのことを肝に銘じ、自分自身の不甲斐なさを反省し、宇宙全体の総和に寄与できるよう、少しでも成就に近づけられるよう、精進致します。





有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者