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変な人が良い

「臨月になると、水を飲むだけで太る」

そんな言説に対し、「大げさに言っちゃって〜」と全く本気にしていなかった私ですが、まんまと臨月寸前で体重激増という現実を突きつけられ、ぐうの音も出ません。。

来週の健診で、助産師さんやお医者さんに怒られるのが怖いので、慌てて踏み台昇降運動やら、ウォーキングやら、スクワットもやりました(小心者)

でも、、1gも減らなかったことをここに記しておきます。。妊娠つらい。。

さて、前回は私のオタク属性についてお話しましたが、今回はもう一つ。

私の大学時代の専攻学科は、哲学科でした。

なかなか奇特な学科です。さっき軽く調べてみましたが、哲学科がある大学は日本に40校ほどしか存在しないようですね。

元々、何かについて深く考えたり、考察を進めていくことに興味があったので、「哲学やってみたい」という直感一つを頼りに、哲学科を選択しました。

周りの大人には「哲学科なんて、やべえ奴しかいないから辞めておけ」ということを遠回しに言われ、説得されました。しかし私は「見てきたわけでは無かろうに」と、そのアドバイスを振り切って哲学科へ進みました。

そして、その時のアドバイスは正しかったということを知ります。

しかしそれはある意味、私にとって、とても刺激的な環境でした。

唐突ですが、私は「変な人」が好きです。

哲学科には「この人、普通じゃない」「面白い」「もっと知りたい」という個性を持った「変な人」が沢山いました。

勿論、私自身にも好みはあるので、あくまで観察のみでお近づきにはならず、お友達にならないような距離感の人もいましたけどね。。

そして、実際の哲学についての勉学はと言えば、これは超が付く劣等生で、、哲学科卒業ですと名乗るのも恥ずかしいレベルです。哲学について、私は何も語れるようなことはありません。。

はっきり言って、お情けで卒業させて貰ったような感じです。

ただ、教授陣含め、大学時代に「変な人」に囲まれたことが私には割と居心地の良かったことは間違いありません。

「こんな変な人たちがいっぱいいるのってなんか楽しい」

「私も変な人として、自分の好きなように生きてもいいのかもしれない」

そう思えたことが、1番の収穫でした。

ここまで書いてきて気付いたのですが、私の中で「普通の人でいたい」とか「人と同じでいたい」という気持ちが、オタクであることを隠したい原因であり、悩みのタネであり、それを少しだけ解決してくれたのが「変な人」たちとの関わりだったんだな、と思います。

はあ、今回の話は精神的なHPを削らずにお話出来ました。良かった。。

あなたの貴重な時間をありがとうございます。私の表現することを少しでも面白いと思っていただけたなら、飛び上がって喜びます。スキやコメントも合わせていただけると、とっても嬉しいです!