#スポーツ観戦記
【 #球春到来 】兵庫ブレイバーズ
笑い声と叫び声と熱量この日のキッピースタジアムは雪混じりだった。さすが近畿のシベリアと呼ばれるだけある三田だが、選手たちの熱量はすさまじいものがあった。
まずはこの日から合流した古屋剛投手が選手の前で歌を披露。雰囲気が明るくなったところで練習が始まった。
「しっかり駆け抜けろ―――!!!!」
走る選手に向けて山川和大監督の声が響く。
「コラー!!!!抜くなって言うてるやろー!!!!」と選手の動
【兵庫ブレイバーズ】島田魁人と染矢啓士郎~開講・染矢塾~
弟子入りある日の試合前からこんな光景が見られるようになった。
兵庫ブレイバーズ2年目の島田魁人。試合15分ぐらい前になると素振りをする。その素振りを見守っているもう一人の選手がいる。染矢啓士郎。今季から兵庫入りした選手だ。
島田がバットを黙々と振る。一振り一振り、丁寧にスイングしていく。打球を飛ばす方向を意識して、素振りをする。
「顔の向き、外野のフェンスのどこかに目印をつける感じのほうがいい
【NPB交流戦レポート】福岡ソフトバンクホークス戦で見えた課題と収穫
6月16日、くら寿司スタジアム堺でNPB交流戦が行われた。今回の相手は福岡ソフトバンクホークス。
選抜メンバーはこちらを参照
試合概要試合は3回裏、市村将吾の二塁打を皮切りに、深谷力がタイムリー二塁打を放ち先制。さらに内藤晃裕の犠飛で追加点。
6回には上村広野の防球ネット直撃のホームランで1点を追加。7回にも内藤の打球が一塁手のエラーを誘い追加点を奪った。
9回に安打や失策から同点に追いつ
【 #球春到来 】兵庫ブレイバーズ全体練習~心は熱く~
寒くても気持ちは熱く2月4日、家を出る前に天気予報アプリで天気を調べると、8時台がマイナス3℃、9時台が0度という気温が表示されていた。
車を三田に走らせている途中に見えた気温計の表示も0度という状況だった。
そんな「近畿のシベリア」と言われる三田市。本拠地「アメニスキッピースタジアム」に通じる階段の横の植木にも霜が降りていた。
「でもまあ昨日とかに比べたら全然マシ。昨日は来た時に雪積もってた
【神戸三田ブレイバーズ】あの日からまた前を向く 柏木寿志
ドラフト会議後10月11日、ドラフト候補として全国放送で特集が組まれた。そしてその特集が終わった直後、ドラフト会議も最後の指名が終了した。
テレビの中の柏木寿志はいつもの明るい表情ではなく、沈み込んでいた。
スタジオの問いかけにも言葉少なく、ただ返事をするだけ。いつもの元気はどこにもなかった。
それから4日後、堺シュライクスとの試合前に橋本大祐監督と話をしていた。「いや、柏木めっちゃ前向きに
【ドラフト直前特集】ドラフト候補を見逃すな!
10月11日のドラフト会議まであともう少し。
さわかみ関西独立リーグの注目選手を2名ご紹介いたします!
神戸三田ブレイバーズ 柏木寿志(かしわぎかずゆき)
2001年12月5日生 174cm74kg 内野手 右投右打
長崎県出身
九州文化学園高-神戸三田ブレイバーズ(2020~)
状況に応じての右方向への流し打ちや、豪快に引っ張り長打を放つことのできる打撃に加え、塁が空いていれば積極果敢に
【神戸三田ブレイバーズ】ホームラン王を狙う2人が見据える「今年と来年」
優勝争いをするチームにおいてコロナの影響で活動休止をしていた神戸三田ブレイバーズだが、いざ活動再開すると勢いが止まらない。9月15日の試合ではチームで3本塁打を含む15得点を記録した。
ゲーム差が少し広がった今、チーム内でも「優勝したい」という機運が高まっている。9月18日の試合が終わって、2位に2.5ゲーム差がついた。
柏木寿志9月16日の06ブルズ戦、ダブルヘッダーの第1試合。6回、3点を
2021年9月12日 オリックス・バファローズ戦結果
打撃成績
投手成績
試合の様子
(三塁打、1打点を記録した田中時織選手)
(1イニングを力強く抑えた内海皓太投手)
(代表初選抜の中村巴瑠投手)
(写真 仲木威雄)
【神戸三田ブレイバーズ】カジレーザー炸裂!梶木翔馬の進化
何かを変えなければ明らかに去年より体の線が太く大きくなった。そして打球も鋭くなった。
神戸三田ブレイバーズで1番を打つ梶木翔馬。
昨年のオープン戦は打率6割に迫る勢いで打っていたが、シーズンが終わってみれば打率.194と苦しんだ。
「去年と同じではいけない、と橋本監督とも話をして、筋トレをして体重を増やすようにしていました。大きくなったという実感はあんまりないんですけど、いろんな人に教えてもら
【7月9日】雨天中止の選抜戦で得られるもの
突然の雨に打たれて朝9時前、球場付近に続々と選手が各地から集まってきた。
ここ1週間は雨天も続き、試合が中止になることも多かった。そのため、久しぶりにくもり予報になっていた今日の試合に並々ならぬ意欲を持って臨んだ選手もいた。
橋本大祐監督が「ミスをしても下を向かないように」桜井広大監督も「グラウンドに一歩出たらしっかり見られているという意識を忘れないように」と選手に説いた。
機運は高まった。し
【神戸三田ブレイバーズ】競争と信頼
Case1 柏木寿志 他球団のライバルへ「今年は盗塁王絶対取りたいんですよ!」
無観客で行われた5月18日のダブルヘッダーで、2試合で6盗塁を決めた二瓶洋輔が「盗塁王を取る」と宣言した直後に、待ったをかけたのが隣にいた柏木寿志だった。
その日から出塁すればとにかく走った。いつの間にか盗塁の数は一気に増えていた。
「何かで1番にならないといけないとなったときに盗塁がいいかなと思いました。次の塁は