要 小飴

遊気舎所属 、役者。 (アイコン撮影:中村彩乃 (安住の地/飛び道具))

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マガジン

  • C.A.m 〜Co.AME.mode〜

    要小飴が毎日更新する、日々の記録。

  • ふ純喫茶/うるしの沼

    • 34本

    7/29〜31 大阪市内のカフェにて上演予定。 チケット販売は6月上旬で考えています。 出演者各位の日記とか稽古場の様子とかお届けします。

最近の記事

【4-0702】戻る身体

ポジションを正した からかどうかはわからないが、復調の兆しが見える。 まず、わりとしっかりと眠れるようになった。身体がちゃんと眠りを欲している。今日も、あともう少し寝たいなぁと思いながら起きた。ドロドロでもなく、クタクタでもなく、腹八分目の眠り感だ。 腹八分目と言えば、食欲も戻ってきた。今日久しぶりに給食を完食出来た。これも、もう少し食べたいと思えるくらいで、とてもちょうどよい塩梅だ。ちょっと前は、そもそも「食べたい」という気持ちが薄かった。 喉も多少ましで、咳き込み

    • 【4-0701】ポジション「怒り」

      今日から7月。不思議なことに、昨日までと気分が全然違った。月が変わったからだとしたら、なんて単純な人間なんだろうと思うのだけれど、あながち間違いでもないかもしれない。 何が違うかと言うと、これまでを思い返して「なんでそんなに怒っていたのだろう」と思えたのだ。この3ヶ月ほど、特に6月はひどかったが、さまざまなことで怒っていた。単に腹の立つことも、悲しく思うことも、疲れも、すべてが怒りとして表出されていたように思う。足が常に怒りのポジションにあるような感じ。 元来、怒りを感じ

      • 【4-0630】忘却のかなた

        本当は今週末は先輩方の本番やら、知人のイベント本番やらあって、行きたい気持ちは大きかったのだけれど、不義理をした。先週末あたりからまた喉をやってしまって、ふとした時に咳が止まらなくなるので、いわゆる「本番」というものに立ち会うのに非常によくない状態なのだ。なんだかスケジュール調整がうまくいかず、頼みの病院にも行けてなくて、詰んでいる。火曜日には30×30を観に行く予定なので、どうにかおさめないといけないのだが。だから、今週末は好きな人とご飯を食べるだけにして、一旦心と身体を癒

        • 【4-0629】おわりに際して

          6月が終わる。 今月は私は体調を崩したこともあって、あっという間に終わってしまったという印象。6月頭からいきなり6月末に飛んだようなそんな感覚だ。 その分、その中でも嬉しかったことや楽しかったことは、より一層輝きを増して記憶に残っているので、これはこれで良かったのかもしれない。今年一年のことは、本当に嬉しかったことや楽しかったことだけが記憶に残っていって、それ以外の諸々は記憶から吹き飛んでしまうかもしれない、と思ったりもする。 でも、多分、それ以外の諸々は来年以降に必要

        【4-0702】戻る身体

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        記事

          【4-0628】思いを伝える

          私はnoteを書くのが好きだと思う。これまでずっと基本的にはその日、その時に思い至ったことをツラツラと書いてきた。あおさの味噌汁が好きだと書いて、「僕も好きなんです」とコメントをもらったのは結構嬉しかった。本当に思わぬ人に読んでもらっていて赤面することも多いが、それでもやっぱりnoteに自分というものを書きつけることは好きだと思う。 4年も続ければ好きにもなるか、とも思うのだけれど、結局のところ私はコミュニケーションが苦手なのかもしれない、と最近思う。noteはどんなにその

          【4-0628】思いを伝える

          【4-0627】あそびとしごと

          今年は悩みがちだ。みんなこれを新卒の時代にやるのか。そりゃ、いぶし銀みたいになっていくわけだ。 という、妙な感慨を書き残しつつ、今日も自分についての気付きをまとめる。 私は今まで、ありとあらゆることの中で優先度の高いことを「仕事」としてやるほうが「やりやすい」と思っていた。結局やらなければならないのなら、「仕事」という設定で自分を奮い立たせたほうが能率が上がる気がしていた。 実際、これまでの人生はそれでどうにかなってきたけれど、最近限界を迎えてしまっているなと思う。この

          【4-0627】あそびとしごと

          【4-0626】脚の痛み

          最近、帰宅後ベッドに寝っ転がると脚が痛い。決まって右だ。 昨日はふくらはぎと膝上だったが、今日は踵と太ももが痛い。昨日はストレッチなどしたら少しマシになったのだけれど、今日は踵なので、本当にどうしたらいいのかわからない。 今、布団の上でこうなっている。当たり前のことだが、痛いところがあるのって不快だなぁ。小さい頃、祖父母が肩が痛い、腰が痛いと言っていた。その度に肩叩きなどさせられていたので、痛い痛いと言われるのが結構不快だったのだけれど、祖父母のあれも私が思うよりもめちゃ

          【4-0626】脚の痛み

          【4-0625】大丈夫

          大きくなったら、大丈夫じゃないのに大丈夫じゃないって言えなくなっている人を助けてあげられる人間になりたい。 大丈夫じゃないを自分で形容することは難しい。 側から見て大丈夫じゃなかったら、それはもう大丈夫じゃない、でいい。言葉はだいたい誰かが認めた事象を表す。 大丈夫じゃない人に気付いたら、大丈夫じゃないねって言ってあげるほうがいい。まず、それが出来ないことが大丈夫じゃなくしている要因だったりもする。 大きくなったら。私はいつ大きくなるのだろう。いつかは大きくなるだろう

          【4-0625】大丈夫

          【4-0624】夏至を過ぎて

          気付けば、もうすぐ6月も終わろうとしている。待っていた夏至もいつのまにか過ぎた。 遊気舎に入団して最初の公演は、今は名前が変わってしまった神戸アートビレッジセンターでやった『エギング⭐︎ロック』。公演日は7/2〜4でこの時期は稽古も大詰めといったところか。 ↑その年の今日のnote。文章がテンパっている。 次の年はインディペンデントシアター1stでやった、かきくの公演。 ↑千秋楽が6/19だった。ので、 この年の今日はすでに次の企画についての打ち合わせをしていた。

          【4-0624】夏至を過ぎて

          【4-0623】おいしいものをおいしい人と

          日々の喜びが食に偏りがちな今日この頃だ。おいしいものは1人で食べても美味しいが、一緒に食べる人がおいしい顔をしてくれると、その喜びが何倍にもなる。 そういうことは結構忘れがちなことだなと思う。子どもたちと給食を一緒に食べるのだが、私が「おいしいね」と声を掛けるときと掛けない(掛けられない)ときでは、子どもたちのテンションが違う気がする。 同じ場所で食事を共にするとき、一緒に「おいしいね」と笑い合える時間というのは貴重なものだ。自然にそうなることも、とても素敵なことだけれど

          【4-0623】おいしいものをおいしい人と

          【4-0622】見えない船に乗って

          昨日は劇団の稽古だった。私は仕事の都合でちょっとしか参加できなかったのだけれど、そのちょっとの時間でも、劇団員の顔を見て、劇団員の稽古を見ていると、少しだけ安心するような気持ちがした。 次回公演はまだ先なのだけれど、やることはほぼ決まっている。未定なことが多くて、発表するに至っていない。今は、色んなことを決めるために、少しずつ少しずつ動いているのだ。 まるで見えない船に乗っているみたいだ。私たちは次回公演に向かう船に乗っている。座長を船長にして、各員持ち場についている。こ

          【4-0622】見えない船に乗って

          【4-0621】スプーンとフォークの話

          イタリアではパスタを食べるときにスプーンを使うのはフォークがうまく使えない子どもだけだという話がある。真偽は知らない。イタリア人の知り合いがいないからだ。 しょうもない話だが、この話題を耳にしてから私はパスタを食べるときに自分がスプーンを使うのにちょっとほくそ笑んでしまう。進んでスプーンを使いたい気持ちまである。 なんというか、大人になったら食事用エプロンをつけることもなくなるし、誰かが食べさせてくれることもない。食事の際に誰かに甘えることって、出来なくなってしまうのが大

          【4-0621】スプーンとフォークの話

          【4-0620】出来ないを考える

          一週間も後半になってくると、日々の反省(と言えるほどしっかりしたものではない、気持ちのカスみたいなものだけれど)が溜まってくる。いつも、「あ〜、出来ない」と思っている。 この「出来ない」についてなのだが、最近物事はこうかもしれない、と思っていることがあるので、今日はそれをまとめる。 「出来ない」という言葉を見ると、自動的に「出来るようになるといいね」「いつか出来るようになるよ」という返答が自分の中に用意される気がする。これは出来ないことがよくないことで、出来ることが望まし

          【4-0620】出来ないを考える

          【4-0619】浴衣の季節

          だんだんと暑くなってきて、襟足が汗で湿るようになってきた。先日、ショッピングモール的な場所に赴くと、ハニーズの店先に浴衣のコーナーがあった。 もう浴衣の季節かと驚くと共に、「ああ、朗読Barは次はいつ開催されるだろうか」と思ったりしていて、私は浴衣を朗読Barの衣装としか思っていない節があるな、と実感した。再開されたら、また何かを読みに行きたいと思っているが、どうなるだろうか。 朗読Barの会場が中崎町に移ってから、出演する機会をいただいたときに、心機一転と思って買った浴

          【4-0619】浴衣の季節

          【4-0618】チケットのときめき

          今日はとある総会に参加して、その中でtktsについて(本筋はそれに関係する会社の話だったが)、チケットに対するときめきについて、改めて考えた。 コロナ禍のときは特に、接触を避けるためにチケットレスの公演が増えたと記憶している。今はだいぶ以前の体制に戻ってきたかなと思うが、それでも、劇場規模が小さい公演では、予約の確認のみで支払い、入場というパターンもあるかと思う。 私自身、結構そのパターンになれてしまっているのだが、思い返してみると、公演日の少し前にチケットを受け取り、チ

          【4-0618】チケットのときめき

          【4-0617】睡眠に必要なのは

          今朝、久しぶりに熟睡したという実感とともに起床。昨晩は夢も見なかった。 ここ一週間ほどは、寝れば必ずと言っていいほど夢を見て、疲れ果てて目を覚ましていた。覚えている夢に関してはnoteに書いたりもしたが、ほとんどの場合、何か一生懸命だった余韻みたいなものしか頭に残っておらず、言ってしまえば徒労のままに目を覚ましていた。 それが今朝は、本当に久しぶりに何の夢も、何の余韻も残さず目覚めた。理由は色々考えられて、ようやっと体力が元の水準まで戻ってきたことや、寝る前に少しだけエア

          【4-0617】睡眠に必要なのは