要 小飴

兼業演劇人 遊気舎所属 の役者 時々受付さん

要 小飴

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マガジン

  • C.A.m 〜Co.AME.mode〜

    要小飴が毎日更新する、日々の記録。

  • ふ純喫茶/うるしの沼

    • 34本

    7/29〜31 大阪市内のカフェにて上演予定。 チケット販売は6月上旬で考えています。 出演者各位の日記とか稽古場の様子とかお届けします。

記事一覧

【4-0920】私、一人っ子

今、保育士として子どもたちと接していて、妹弟が生まれた子の気持ちに触れるときがある。その気持ちは、妹弟のことが大好きで可愛くて仕方がないという気持ちもあれば、ど…

要 小飴
1日前
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【4-0919】軌跡を記す

今日も晩ご飯は作ったし、ほどよく充実した一日だったのだが、noteに書くことが思い付かない。そういうときには、頭をぐるぐるさせながら、過去のnoteを遡ったりする。今日…

要 小飴
1日前
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【4-0918】作り置きに不向き

今週は訳あって自炊週間にしている。祝日だった月曜日に、その日に食べきるおかずを含めて5品ほど、簡易キッチンと言って過言でないうちの台所で右往左往しながら作った。…

要 小飴
3日前
7

【4-0917】名月に劣らず

今日は十五夜。中秋の名月。 煌々と、という言葉がぴったりの大きな月の美しさは私のカメラには収まらないようだ。 お月さまを見上げながら、なんとなく、芸術とか表現と…

要 小飴
4日前
6

【4-0916】夢幻の城

昨日、ロームシアターにプロトテアトルさんの公演を観に行った。ちょっと早くに着いたので、ロームの裏手にある平安神宮も参拝した。 空を広く感じる場所で、朱塗りが映え…

要 小飴
5日前
7

【4-0915】お泊まり

実は昨日、友人夫婦のおうちにお泊まりした。 誰かのおうちにお泊まりすることをしばらくやっていなかったので、内心子どもみたいにはしゃいでいたが、実際、想像よりも数…

要 小飴
6日前
5

【4-0914】汗の匂いに悩む

ちょっとデリケートな話。 ↑これで運動して汗をかくことについて書いたが、まだまだ、運動していなくても、汗がだらだら流れる気温だ。どうも襟足と後頭部に汗をかきやす…

要 小飴
7日前
5

【4-0913】模様替え

模様替えをしたいと思っている。部屋についてもそうなのだが、今回はこのnoteの話だ。 毎日、その日に思ったことを好きなように書けるように、別で冒頭に定型のご挨拶を載…

要 小飴
7日前
9

【4-0912】発汗

これを経て、最近、ちょこっと運動をしている。一日長くて30分ほどだが、背中やら後頭部やらにめちゃくちゃに汗をかく。 汗をかくって気持ちがいいんだということを思い出…

要 小飴
9日前
5

【4-0911】当日運営に参加します

ずっとお世話になっている突劇金魚がプロデュースする公演、GoldFishTheatreもなんと6回めだそうだ。GFT2以外の、延期前のGFT3も含めてすべてに当日運営として参加している…

要 小飴
10日前
6

【4-0910】何度も何度も

子どもたちが「せんせー、だいすき」と言う。毎日のように言ってくれる。 これはすごいことだなと思う。毎日毎日顔を合わす相手だ。愛を前提にしても、その上でその場の感…

要 小飴
11日前
5

【4-0909】嫌になるのは

ここまで生きてきて、自分の思考の傾向について気づくことが時々ある。私はこういう人間か、ということを頭の中で整理するタイミングというやつだ。 最近気づいたことは、…

要 小飴
12日前
6

【4-0908】幸を感じる

昨晩、親しい人たちと語らう時間を持てた。 ↑お酒も入ってご機嫌な様子のポスト。 自分の人生の上で何を幸せと思うかは決して一つではない。例えば、好きな人が笑顔でい…

要 小飴
13日前
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【4-0907】弁当箱を買った

今日は土曜日。お弁当の日。 これまでは、大学演劇部の追いコンでプレゼントに貰ったお弁当箱を使っていた。後輩たちが選んでくれたお弁当箱。黄緑色の、あの頃の私っぽい…

要 小飴
2週間前
4

【4-0906】ハード持て余す

大人になっても知らないことシリーズ。「体力をつける」とはなにか。 知らないなぁ。体力をつけたいともうここ四年ほどずっと言い続けているけど、何をしたらいいのかが全…

要 小飴
2週間前
6

【4-0905】飴ちゃんもらった

今日書こうと思っていたことは別にあった気もするのだが、ちょっと驚くことがあったのでそれを書こうと思う。 大阪のおばちゃんは飴をくれる、というのは主にお笑い方面で…

要 小飴
2週間前
6

【4-0920】私、一人っ子

今、保育士として子どもたちと接していて、妹弟が生まれた子の気持ちに触れるときがある。その気持ちは、妹弟のことが大好きで可愛くて仕方がないという気持ちもあれば、どうしても寂しくなってしまう気持ちもある。 お母さんのお腹から生まれた赤ちゃんは、最初は文字通り一個体だった母親との分離を、生まれてからの数年をかけてやっていくと言われている。もともと自分と同じものだと思っていた母を、少しずつ自分とは違うものだと認識していくのだ。それだけでも、本当に天地がひっくり返るようなことだと思う

【4-0919】軌跡を記す

今日も晩ご飯は作ったし、ほどよく充実した一日だったのだが、noteに書くことが思い付かない。そういうときには、頭をぐるぐるさせながら、過去のnoteを遡ったりする。今日もそれをしていたのだけれど、 去年の今頃はちょうど『チラ美のスカート』の稽古を煮詰めていた頃だったようだ。 当時、チラ美の稽古についてのnoteはサムネイルの画像を統一していたのだが、同じ画像が並んでいる。今思い出しても、難易度が高くて、それゆえに心底楽しい創作だった。 もう一年とも、まだ一年とも思うけれ

【4-0918】作り置きに不向き

今週は訳あって自炊週間にしている。祝日だった月曜日に、その日に食べきるおかずを含めて5品ほど、簡易キッチンと言って過言でないうちの台所で右往左往しながら作った。基本的には作り置きとして置いておける量。 しかしながら、作り置きに不向きなものが見つかった。それは、私のマインドだ。 実家の母は、祖母が勝手に食材を買ってきて冷蔵庫をパンパンにしてしまうのに頭を抱えていた。今年亡くなるまでの10年間くらいか。帰省するたびに聞く、困ったことエピソードの筆頭はそれだった。母は冷蔵庫に食

【4-0917】名月に劣らず

今日は十五夜。中秋の名月。 煌々と、という言葉がぴったりの大きな月の美しさは私のカメラには収まらないようだ。 お月さまを見上げながら、なんとなく、芸術とか表現とかいうものは、これに勝るとはいかなくても、劣らないものであるべきなんだろうな、なんてことを考える。 私は人為的なものを見るのが好きなので、自然の美しさ、尊さみたいなものが全てにおいて上位にくるとは思わないのだけれど、自然のもつ圧倒的な説得力や有無を言わさない存在感というのは、抗えないものがあるとは思っている。畏敬

【4-0916】夢幻の城

昨日、ロームシアターにプロトテアトルさんの公演を観に行った。ちょっと早くに着いたので、ロームの裏手にある平安神宮も参拝した。 空を広く感じる場所で、朱塗りが映えて圧巻の景色だった。 さて、プロトテアトルさんの『ザ・パレスサイド』。6人で2人芝居という挑戦的な作品だ。お話も、演劇の系譜にはあまり明るくないので、こういう言い方をするが正しいかわからないが、“不条理っぽさ”を纏った不思議なお話。 作者のペレイラさんはご挨拶に、劇世界で生きる人達には劇世界の中で生きていって欲し

【4-0915】お泊まり

実は昨日、友人夫婦のおうちにお泊まりした。 誰かのおうちにお泊まりすることをしばらくやっていなかったので、内心子どもみたいにはしゃいでいたが、実際、想像よりも数倍楽しかった。よそ様の家のことを言うのは失礼かもしれないが、友人夫婦のおうちにはしっかりと生活があって、私の納戸のような部屋とは雲泥の差があった。ラジオと壁掛け時計の音がこんなに素敵に思える。単純に羨ましい。 友人と合流してから、ひたすら喋り倒した夜だった。ビール、コーヒー、コーヒー、ビールという不可解な飲み方をし

【4-0914】汗の匂いに悩む

ちょっとデリケートな話。 ↑これで運動して汗をかくことについて書いたが、まだまだ、運動していなくても、汗がだらだら流れる気温だ。どうも襟足と後頭部に汗をかきやすいようで、日中はずっと襟足が濡れている。 濡れるだけならいいのだけれど、なんというか、背後が汗臭いので、困っている。臭い後光を背負っているみたい。自分の匂いには基本的に気付かない、とよく聞くので、自分が気付いてしまっているということで、臭さのレベルを推し量ってしまう。子どもたちはお構いなしでくっついてくるけど、彼ら

【4-0913】模様替え

模様替えをしたいと思っている。部屋についてもそうなのだが、今回はこのnoteの話だ。 毎日、その日に思ったことを好きなように書けるように、別で冒頭に定型のご挨拶を載せている。その文をそろそろ書き換えたいと思っている。プロフィールに登録する自己紹介の文章も、確認すると、2022年に書いたものだった。 ここ2年で私を取り巻く環境は結構変わった。私の内心も徐々に変化していて、過去の文とは少し、ほんの少しだが、ずれてきているように思う。 今の仕様に、少しずつ模様替えしよう。そう

【4-0912】発汗

これを経て、最近、ちょこっと運動をしている。一日長くて30分ほどだが、背中やら後頭部やらにめちゃくちゃに汗をかく。 汗をかくって気持ちがいいんだということを思い出す。岩盤浴が好きな私だ。汗が流れていくのを感じると快感を覚える。 その上で、運動をするとあんまり気持ちが落ち込まないことに気付いた。考え事をしても落ち込まない、というかカラリとしている。運動している最中もそうだし、運動し終わってからも、わりとカラリとしている。これは思わぬ副産物。これを続けていければ、精神的に安定

【4-0911】当日運営に参加します

ずっとお世話になっている突劇金魚がプロデュースする公演、GoldFishTheatreもなんと6回めだそうだ。GFT2以外の、延期前のGFT3も含めてすべてに当日運営として参加している。チーフだったこともあるし、そうでないときもあるけれど、今回は情報の当日運営の欄にサティさんと共に名前を載せてもらった。 嬉しく思うと同時に背筋が伸びる。 GFTは色んなところが規格外の公演で、スタッフとして参加するとなかなか鍛えられる環境であるが、それ以上に金魚の2人を含めて関わる人の夢と

【4-0910】何度も何度も

子どもたちが「せんせー、だいすき」と言う。毎日のように言ってくれる。 これはすごいことだなと思う。毎日毎日顔を合わす相手だ。愛を前提にしても、その上でその場の感情に振り回されるだろうに、都度都度「だいすき」を伝えることは、大人でも意外と出来ないんじゃないだろうか。わざわざ言わなくても分かるだろう、と思ってしまうし、むしろ言わなくても分かるのが関係性の深さだと思うこともあるだろう。 でも、自分の心を分けるのは自ら行うべきなのだ。心を分けて差し出しても、分かってもらえるかはわ

【4-0909】嫌になるのは

ここまで生きてきて、自分の思考の傾向について気づくことが時々ある。私はこういう人間か、ということを頭の中で整理するタイミングというやつだ。 最近気づいたことは、「嫌になるのは、見通しがないとき」ということ。だいたいの毎日は目的地に向かう、その途中だ。その道のりがどんなに遠くても、険しくても、嫌になることはあまりない。 嫌になるのは、どこに向かっているかわからない時や、どれくらいの時間やコストがかかるかを予想する材料すらない時、だ。予想でいい。不確かで結構なのだ。何しろ、こ

【4-0908】幸を感じる

昨晩、親しい人たちと語らう時間を持てた。 ↑お酒も入ってご機嫌な様子のポスト。 自分の人生の上で何を幸せと思うかは決して一つではない。例えば、好きな人が笑顔でいることも、私の人生における幸せだと思う。 それと同じくらい幸せなことだ、と思ったのが昨夜。演劇について、演劇をどう「やる」かについて、自分の生活に根差した生っぽい実感を伴った話を、親しい人とすることが出来ること。それぞれルーツが全く違う人同士で、だからこそ、お互いの意見をその人はそうだと受け止めることもしやすい。

【4-0907】弁当箱を買った

今日は土曜日。お弁当の日。 これまでは、大学演劇部の追いコンでプレゼントに貰ったお弁当箱を使っていた。後輩たちが選んでくれたお弁当箱。黄緑色の、あの頃の私っぽい2段のお弁当箱。 気に入ってはいた(今もいる)のだけれど、当時そんなに食べるキャラでもなかったこともあって、容量が少し小さい。なんていうか、偏見だが、OLさんのお昼ご飯的な、可愛い女子的な、サイズなのだ。今の生活では、ちょっと、足りない。何も、重箱とか、お父さんサイズじゃなくてもいいんだけど、もう少し、あと少し、大

【4-0906】ハード持て余す

大人になっても知らないことシリーズ。「体力をつける」とはなにか。 知らないなぁ。体力をつけたいともうここ四年ほどずっと言い続けているけど、何をしたらいいのかが全然わからない。 プロテインを飲んだり、身体のコンディショニングに行ったり、メンテナンス的なことはしている。家で多少のストレッチをしたり、マッサージをしたり、そういうこともやってはいる。 でも、多分これは補修であって補強ではないのだと思う。それでも自身のハードに目を向けているだけましなのだが、それにしても持て余して

【4-0905】飴ちゃんもらった

今日書こうと思っていたことは別にあった気もするのだが、ちょっと驚くことがあったのでそれを書こうと思う。 大阪のおばちゃんは飴をくれる、というのは主にお笑い方面でよく聞くエピソードではないだろうか。関西出身ではない私でさえ、大阪のおばちゃんはそうだという漠然としたイメージを持っている。 大阪で暮らして10年以上経つが、今日、初めて(多分)、大阪のおばちゃんに飴をもらった。知らないおばちゃんに、電車のなかで。 じゃーん! 塩飴とはちみつかりん飴。本当にこういうことってある