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キャッチコピーって、どう書くの?

広告の目的達成に不可欠なのが、効果的なキャッチコピーです。「キャッチ」という言葉の通り、まずはターゲットの心を捉え、商品やサービスを魅力的に感じてもらうための橋渡しになります。
正解がないので感覚的に書くこともできそうですが、いくつかのポイントを意識することで目的達成に近づくかもしれません。

1. インサイトを発見する

まず最初に、ターゲットのインサイト(表には出ていない隠れた心情)

を発見することが重要です。インサイトをつくことで、ターゲットはその広告を自分ごととして捉えるでしょう。

2. ユニークな価値を表現する

競合他社との差別化ポイントはどこにあるのかを明確にした上で、優位性に立脚した表現を考えましょう。ターゲットに他社では得られない価値を感じさせることが重要です。


3. 動かしたい感情を特定する

喜び、興奮、安心感など、ターゲットが求める感情に焦点を当てて、その感情を動かす言葉を吟味しましょう。例えば、保険ならどんな感情が相応しい?興奮して保険に入る人はあまりいませんよね。

4. 一目でわかる言葉

キャッチコピーで興味を持ってもらえるか、一瞬の勝負です。簡潔で分かりやすい言葉を使用しましょう。長文や専門用語は避け、すばやく伝わるメッセージを作成します。

5. 感情を動かすだけでなく、行動を促す

時にキャッチコピーは、行動を促す役割も果たします。具体的な呼びかけを加えて、購買や問い合わせを促しましょう。

6. テストと改善をくり返す

作成したキャッチコピーは実際に発信してテストしてみてください。ターゲットの反応を分析し、改善を加えてより効果的なメッセージへと研ぎ澄ませていきましょう。

7. ブランドメッセージの一環として

キャッチコピーはブランドメッセージの一部です。広告だけでなく、ウェブサイトや販促物にも統一感を持たせた言葉づかいを心がけましょう。

いかがでしたでしょうか?
中でも大切なのは、ダントツで①の「インサイトを発見する」です。建前ではなく、隠れた本音はどこにあるのか。キャッチコピーを書く前には入念なリサーチも必要になります。
インサイトを捉えた言葉には、「そうだ、自分は本当はこう思っていたんだ」という深い気づきをターゲットに与え、ブランドや商品に「なんとなく同じことを感じてくれている、自分のことをわかってくれる」という信頼を抱かせる力があるのです。
もちろん、口で言うほど簡単なことではありません。困った時には、いつでもお気軽にご相談ください。


私たち金棒は、プロデューサー、アートディレクター、コピーライター3名による最小ユニットの広告制作会社。ブランディングからWEB制作、広告運用、映像制作など、制作関係にまつわるあらゆる業務にご対応します。何かお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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