他人に優しく、自分にも優しく。
私は、自分を褒めることがあまり得意ではありませんでした。
他人の良い所はたくさん見つけられるのに、自分のこととなると悪い所ばかり目に入る。
「他人に優しく、自分に厳しい」
誰かのミスにいら立つことはほとんど無いのに、自分のちょっとしたミスは許せない。
この”自分に対する厳しさ"に、以前の私は結構苦しんでいました。
「自分なんて…」
この言葉が口癖で、いつも自信がなく控えめ。
人と比べてばかりで、他人の良い所を探すのが得意な分、余計に「自分なんて」と卑下することが多かったように思います。
でもある時、
「他人の良い所を見つけられるなら、自分の良い所も同じくらい見つけられるのではないか」
と思うことがありました。
こんな長所があるのに、それを自分に対して活かせていないのは、なんだか人生に対して怠慢な態度であるような気がしてきて、そんな怠惰な自分を許せなくなってきたのです。
それは、自分に対して怠けるのを許さない厳しさが、ポジティブな熱量に変わった瞬間でもありました。
苦しめていた「厳しさ」は、裏返してみると「向上心」だったのです。
よく自己分析などでも「短所は長所になる」なんて言ったりしますが、本当にその通りだなと改めて実感を得たと同時に、自分のことが全然見えていなかった、見ようともしていなかったことにも気づくことができました。
そんな2022年は、かなり意識的に自分の内側へ目を向ける年となります。もちろん「note」もその試みの一つ。
まだまだ自分への理解を深める旅の途中ですが、意識を少しずつ変えることにより、前よりずっと生きやすくなったように思います。
「汝自身を知れ」
この言葉が、落雷のように閃光を伴って脳裏に落ち、それと同時に目の前の道がぱっと開けたような、そんな気持ちになったのでした。
このnoteでは、そんな私が日々の中で自分なりに学んだり気づいたりした「自分との向き合い方」を時々綴っております。
この歩みが私以外の誰かの役にも立てたならと、そんな想いで引き続きアウトプットしていきたいです。
「他人に優しく、自分にも優しく」
今日はそんなことを思う夜でした。
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
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