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私が思うパパが育休を取るメリット

最近パパが育休を取る人が自分の周りにも増えてきた事を実感しています。

去年だけでも、実際にパパ育休取った人が身近に3人います。

期間は1ヶ月〜1ヶ月半程が多いイメージ。

取得理由は
●実家が遠方
●実母が手伝いに来れない
●上の子もいるので里帰りも難しい
など。

昔に比べたら、子どもと沢山の時間を過ごしたいと考えている若いパパが多いのではないかと感じます。

出産直後の1ヶ月を夫婦で一緒に過ごすことは、その後の生活にとても良い影響があると思います。

一つは、家事を全てパパがやらないといけない状況になること。

産褥期のママは赤ちゃんのお世話以外は基本横になってないといけないので、家事はできない。
できたとしても、それは無理してることになるのでやってはダメ。
上の子がいたりするとそうもいかないこともあるけど、頻回授乳で細切れ睡眠だし、元気そうに見えても意識朦朧としてる事も多い。

パパが家事全般を請け合い、フラフラのママと、ふにゃふにゃの赤ちゃんの様子を間近で見る事は、父親として家族を支えないといけない実感が湧きやすいのではと思います。

日中は仕事して夜帰宅後寝るまでと、朝の様子だけでは育児の全貌は見えてこない

いつ泣くかわからない、自分では何もできない泣く事しかできない赤ちゃんのお世話という、24時間連続してずーっと緊張状態が続いている事を夫婦で共有することが大事だと思います。

よく、母親は自分のお腹の中で赤ちゃんを育てるから、産まれる前から母親の自覚を持ちやすいけど、父親は突然出てきた赤ちゃんを「はい、あなたの子よ」と言われても中々実感わかないといわれますが、その親としての当事者意識のギャップを埋めるためにも、パパ育休は意味があると思います。

我が家のパターンは、里帰りはせず、実母に1ヶ月ほど泊まり込みで手伝いにきてもらった形ですが、そうするとやはり育児は私発信になっていたように思います。

細切れ睡眠の辛さも中々理解してもらえずバトルしたことも。

自分のタイミングで寝れる3時間と、起こされながら結果的に合計3時間寝るのでは全然睡眠の質が違うのです。

それも、自分が夜泣き対応していたらわかるけど、仕事があると、どうしても次の日の仕事に支障が出ないよう、パパは睡眠優先、ママが夜泣き対応、となってしまいます。
そして、結局永遠に分かり合えないまま、、、

お互いの立場を完全に理解するのは難しいからしょうがないと諦めていたけど、私の育休時代にもしパパ育休制度が広まっていて、当たり前に夫が産後1ヶ月いてくれたらもっと違ったかもしれません。

子育ては1ヶ月で終わるわけではないし、ずーっと続くわけだけど、スタートの1ヶ月を共有することは、その後の子育て生活、夫婦生活、家族生活を築いていく中で意味のあることだと思います。

もっともっと当たり前にパパの育休制度が普及して、取得者も増えればいいなと思います。

パパの育休制度があるのも今までの先輩パパ、ママ達や関係者の方の努力のおかげだと思うので、当たり前に思わず、先人達の努力に感謝しつつ、世の中の意識を少しずつ変えていけたらいいなと思います。

先日他の保育園へ登園するパパと子どもの親子を見かけたのですが、
スーツ姿のパパがもこもこの可愛いフリースの抱っこ紐カバーをかけて中に赤ちゃんがちょこんと入ってる姿をみて、スーツ姿とその可愛いもこもこの抱っこ紐カバーとのギャップに癒されました。

パパが当たり前に育児することで、将来その子どもが親になった時に、パパママ両方が家事も育児も仕事も協力し合ってするものだ、と思える未来に繋がると思います。

それに、パパ自身も子どもと仲良くなって、一緒に過ごした時間が増える事は、信頼関係も強くなって将来の財産になり、かけがえのないことだと思います。

パパの育休について、私の考えを書いてみました。

お読みいただきありがとうございました。

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