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2022年春京都旅行 内藤廣設計「鳩居堂本店」

今回、絶対に観たかった場所のひとつが「鳩居堂本店」です。
寺町商店街の中に佇む建物は風格と威厳に満ちており、お店を見つけ瞬間からドキドキしていました。

鳩居堂は1663年に京都寺町本能寺門前に薬種業として創業し、約300年以上の歴史ある言わずと知れた老舗店。そんな鳩居堂本店が106年ぶりに建て替えが行われ、内藤廣さんの設計により2020年11月に開業。

鳩居堂本店

内藤廣さんによる106年ぶりの建て替え設計で生まれ変わった鳩居堂本店、圧巻でした。

鳩居堂本店 店内

木と鉄を使った繊細で圧巻の天井部。
上品さ、繊細さ、ダイナミックさが絶妙に融合しており、感動の溜息。
しばし、天井を眺めていました。

鳩居堂 中庭

店内に奥行きを与える中庭。
お天気が良いこともあり、最高のロケーション。

天井が高く、自然光も降り注ぎお買い物が楽しくなる快適な空間です。

何から何まで緻密なデザインが施された美しい佇まいの鳩居堂本店にどっぷり魅了されました。


鳩居堂本店東側

続いて、鳩居堂 本店東側へ。
こちらは本店建て替え時に仮店舗として営業していた東側の鳩居堂。

背後には事務所ビル

開放的な空間の中に、カフェエリアと便箋と封筒を好きな枚数選べる「レターバイキング」などがあり、お買い物が楽しい店内!

イノダコーヒーで朝食を食べた後に訪れたので、時刻はまだ10時半頃。
朝の清々しい空気感が流れる店内はなんとも心地よい。

空調部分は壁と床の繋がる部分が同じ素材が使われており、丸みを帯び一体となってとてもなめらかな雰囲気にキュンとしました。

レターバイキング

店内で何やら楽しそうなレターバイキングコーナーを見つけ、お値段もお手頃だったので、バイキングしてみました。

レターバイキング

どれも素敵なのでかなり悩みましたが、便箋と封筒を選び、1セットずつ購入。
なお、本店では一筆箋を自分用と友だちへのお土産として購入。包み紙も素敵です。


長い間築き上げた鳩居堂の歴史と、内藤廣さんの繊細で緻密な設計が相まって、とても素晴らしい空間でした。また次回の京都旅でも必ず訪れたい場所です。

■鳩居堂本店
京都府京都市中京区下本能寺前町520
10:00〜18:00

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