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挑戦することに目標なんていらない『仕事は楽しいかね?』

『仕事は楽しいかね?』著者:デイル・ドーテン


はじめに


この本は35歳15年働き続けて出世もできずに自分の人生にもやもやしている男性と、元気で個性的なおじいちゃんの対話で構成されています。

このおじいちゃんがまた魅力的なんですよ!

このままでいいのだろうか?と自分の人生に悩む男性に、ばんばん名言を投げかけていきます。そに名言に、第三者の私も自分の今の生き方を見直すきっかけとなりました。

この本を私が一言で表すなら『挑戦』です!

題名に”挑戦することに目標なんていらない”と思い切って書いていますが、どういうことなのでしょうか?

私と一緒に皆さんの今の生き方を見ていきましょう。

目標なんていらない


皆さんには、はっきりとした目標がありますか?

それとも、はっきりとした目標はないけれども自分がしたいことに挑戦して生きていますか?

私たちは、小さいころから何かと目標を作れと言われて育ってきました。

だから、上記の質問に対してどちらの人間がいい?と問われると前者の「はっきりとした目標がある人間」のほうがいいと答える人は多いのではないでしょうか?

もちろん明確な目標があればそれを達成しようと努力するので大切です。

しかし本当に明確な目標って必要なのでしょうか?

明確な目標を作ろうと経計画ばかり立てて行動できていますか?

これはあくまで考え方のお話です。(いろんな考えがありますよね)

人生は進化


世界は進化し続けています。

偶然の出来事の連続が重なって世界は変わっていきます。

人生なんて計画どおりに完璧にいくとは限りません。

完璧通りに行ったのならば、それは偶然が重なった奇跡だと思います。

また、世界はどんどん複雑になっている今私たちは数か月後の未来や数年後の未来を予測することが難しい時代を生きています。

特に今みなさんはそれを経験しているのではないでしょうか?

コロナが世界中で大流行していて、いつ終息するのかこれから世界はどのようになっていくのか誰も完璧に予測することが出来ません。

私も来年留学を控えているのですが、いつ入国できるのか分からない状態です。After Coronaの世界はどのようになっているんでしょうかね…。

このように世界は不規則に変わり続けていたら、今立てている私たちの目標もそれに合わせて変化する可能性もありますよね。

素晴らしいアイデアはどこからやってくるかは分かりません。

じゃあ目標なんて立てる必要はないの?

っとうことではなく、著書では

明確な目標を立てすぎて、あなたは行動できていませんか?

ということが議題になっています。

興味のあることをやってみて、いろんなことに実際挑戦してみよう!


挑戦することに完璧な理由なんていらないんです。

この文章を読んだときにハッとさせられました…。

先日、私は「コーチング」というのを受けました。

コーチングでの議題は、

「自分の目標を実現させるためにどのようにしたらよいのか」でした。

そこでは私にはどのような夢があり、そのためにどのようなプロセスをふみそのプロセスには夢を実現するためにどんな理由や目的があるのかなど

コーチングの先生と自分と対話しながら整理していきました。

そして人通り話し終えた時に、先生に言われた言葉が

「理由なんていらないんじゃない?そうやって理由をつけることが正義ではないしそれが正しいわけではない。やりたいと思ったらやればええねん。」

最初この言葉を言われたときは少しむっとしました(笑)

理由つけることが悪いん?

やりたいことがあるからそのためにプロセス考えて出来るだけ早く目標達成するための道を自分で考えたのにあかんの?

最初は先生の言った意味がいまいちピンとせずコーチングは終わりました。

コーチングってよりは相談会のほうが近かったんかな…。

しかし、改めて自分の考えを整理してみたら私は目標に向けて何かと理由ばかり後付けでつけて本当に自分がしたいことを見失っていました。

そして「目標を立てること」ばかりに目を向けて実際にすぐ行動出来るのに行動しようとしていなかったのです。

これか先生が言いたかったことは!(笑)

『実習演習に失敗はない』

私は行動することに躊躇していました。

完璧な目標=夢の実現への近道

だと勘違いをして「行動すること」へのリスクを恐れていたんですよね…。

人生はトライ&エラー


人生はトライ&エラーだという言葉をよく聞きますよね。

挑戦することに失敗はありません。

失敗してもその失敗から学べることはたくさんあります。

なぜ今回失敗したのか?

失敗から経験やなにかアイデアを学ぶことが出来ますよね。

そして挑戦したことへの価値を見つけることが出来るのです。

だから「挑戦すること」に失敗はありません。

そして”挑戦し続けることに意味がある”のだと著者は述べています。

新しいことを挑戦できる人は10,000人に1人

その挑戦を続けられる人はそのなかのさらに10,000人に1人だと言われています。

つまり、成功者は1,000,000人に1人なんです!(100万)

ということを考えると、

行動してやり続けさえすれば他の人に勝つことが出来るんです!

これはある意味チャンスですね。

また、毎日1%の改善を続けていると1年で37倍の改善が見込めると言われています。

まさにちりも積もれば山となる。

私の大好きで尊敬している友達が、私に言ってくれたこんな言葉があります。

「毎日何か少しでも昨日より頑張れたら、少しづつ成長することが出来る。

明日は今日よりもっといい日になる。」

私は、自分の生活を変えたくて一気に全部変えようと躍起になっていました。くるっていましたね(笑)毎日全部変えようと躍起になっていたら、それが達成できなかった日は鬱がまわってくるんです。

なんで今日なんも出来へんかったんやろ…。

今日の私はダメダメやったな…。

反省という面では大切なのかもしれませんが…。

一気に22年間かけて形成されてきた自分を変えることなんてできないんですよね。そんなときに、私にかけてくれた言葉がこれでした。

ああ、確かにそうだ…。

毎日少しずつ小さな挑戦を続けていったらそれが大きな変化に繋がるんですよね。私の友達がそう教えてくれたように、

その挑戦の中で思っていた通りには行かないことがあっても、そこからまた明日も学べばええんです。

私の中でいろんなことがこの著書を読んで繋がりました。

今日も私は新しいことに挑戦します。

さいごに


この著書は自分のなかでもやもやしていた、

「このままでいいんだろうか?」という気持ちに向き合うきっかけになりました。まさにこの本の主人公35歳男性と一緒ですね(笑)

人生に完璧なタイミングなんてありませんよね。

あるとしたら、その偶然のタイミングがやってきたときにいつでも自分が飛び込めるように今自分がやりたいことに挑戦していきたいです。

それの挑戦が積み重なって大きな変化をもたらすのかなと。

いや~~~いい本に今日も出会いました!

ではではまた明日!










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