フランスには、「秋バテ」がある
秋が訪れて、まだ数週間しか経っていないのに、
さまざまな理由で仕事を休む同僚が増えています。
実は、フランスには、la fatigue automnale と言い、
「秋バテ」が存在します。
秋は、いつなのか?
二十四節気で調べると、「秋分の日」を始まりとした約15日間が「秋分」、
なので、2024年は、9月22日から10月7日まで、
その後、寒露(かんろ)そして、霜降(そうこう)と続き、
11月7日、立冬に入ることで冬になります。
ノルマンディーの秋の海と季節の変わり目
季節の変わり目の疲れが、秋バテの原因となることが多いとのこと。
暖かい季節から寒い季節に変わり、日が短くなり、天気も悪くなる秋。
早ければ9月末に疲れを感じる人もいます。
冬時間に変更後の11月に入ってから疲れを感じる人も多くいます。
個人差はありますが、
体内時計がこの季節の変わり目に慣れるのは難しいのです。
また、フランスでは、9月から新学期が始まるので、
仕事のストレスも重なり、秋バテするのです。
フランスで行われる「秋バテ」の対処法
冬が近づくにつれ、太陽の存在が短くなり、
日中に光を浴びる機会が少なくなるため、メラトニンの分泌が遅れます。
この事が原因で、夜眠れなかったり、
朝、目が覚めてもまだ疲れが残っていたりします。
また、この秋バテの症状が、「冬季うつ病」を発症する危険性があるので
要注意
対処法として、
この時期、メラトニンやマグネシウムを服用したり、
精神的、肉体的な疲労に悩まされているのなら休息し、
いずれの場合も、質の高い睡眠を十分にとる必要があるのです。
植物療法や自然療法では、
肉体疲労には、高麗人参、ショウガ、ローズヒップ、
精神的疲労にはセージ。
また、カシス、チョークベリー、シーバックソーンなどの果実は、
アントシアニンとビタミンCが豊富で、体に活力を与えてくれます。
私は、上記動画の海辺を散歩しながら、
”マイナスイオン浴”しています。
皆さんは、秋バテしていませんか?