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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、…

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絵本大好き、児童文学大好きから、ストーリーテリング(語り)や読書ボランティアを始めて、早30年。縁あって昨年より小学校の学校司書。日々の仕事や、子ども達との関わりを記録に留めておきたい。幸田文のような文章を書きたい。

最近の記事

ゼロ

何がゼロか?それは、おはなし会の参加者がゼロということ、つまり、おはなし会の時間になっても、誰もこなかったということ。 それは、順追って説明がいる。 まず、雨のため休校になる。つまり児童・生徒は、いない。しかし、教職員は、休暇を取らないかぎり出勤しなければならない。8割の方が出勤されている。そして、この日は、昼休みの"読み聞かせ会"の予定日だ。中央掲示板に、いつもの場所に、読み聞かせ会があることは告知掲示してある。(いつも、読む予定の本を書いている) そこで、大人向けの

    • 七夕

      本日、掲示・展示を「七夕」にする。 さて、「七夕」の由来などミニ知識を掲示しようかと、参考にした本をみて、いろいろあり、奥深くて驚いた次第。 参考にした本は、 『かこさとし こどもの行事 しぜんと生活 7月』 小峰書店 参考までに 7月7日は、五節句の一つ。 ①日本では、川原で神様にそなえる布をおる「棚機女(たなばため)という言い伝えから、7月の夜身を清めて災いやけがれを取り除いてもらう。 ②中国からつたわり、先祖の霊を迎え供養する仏教のお盆の行事。旧暦の7月7日を盆

      • 雨のため、臨時休校。公共バス・JR電車も運転見合わせ。自家用車でもあれば・・と思う。想定外の休み。となれば何をしていいか?と迷ってしまう。我ながら仕事の事しかないのだと呆れる。職場に行けば何かしらやらなくてはならないことが生まれるのに。明日は状況がよくなる事を願う。

        • 帰宅の道は、上り下り一車線ずつの山道だ。渋滞している。何かあったか?想像通り車が衝突している。まもなく、救急車と消防車・パトカーがやってきた。あの狭い現場でテキパキと仕事をされている。子どもたちは、これらの車が載っている本が大好きだ。これらの車が好きなわけがわかる気がする。

        • 雨のため、臨時休校。公共バス・JR電車も運転見合わせ。自家用車でもあれば・・と思う。想定外の休み。となれば何をしていいか?と迷ってしまう。我ながら仕事の事しかないのだと呆れる。職場に行けば何かしらやらなくてはならないことが生まれるのに。明日は状況がよくなる事を願う。

        • 帰宅の道は、上り下り一車線ずつの山道だ。渋滞している。何かあったか?想像通り車が衝突している。まもなく、救急車と消防車・パトカーがやってきた。あの狭い現場でテキパキと仕事をされている。子どもたちは、これらの車が載っている本が大好きだ。これらの車が好きなわけがわかる気がする。

          チャットGPT

          最近話題になっている、チャットGPTなるものを興味半分(?)にダウンロードした。 さて、何を問うてみよう。 いよいよ7月。学校図書館内の展示や掲示のヒントはないか?と質問する。 夏休みに向けおすすめの読み物や夏休み課題に向けて科学ものを紹介してはと、すぐに返事がきた。 ムーなるほど!七夕や雨または、雨に関わってカエルやカタツムリなどを考えていた私は、衝撃だった。確かに、あと1週間もしたら、夏休み貸し出しも開始する。そのあたりを考慮しても、もう、目をそちらに向けてもいい

          チャットGPT

          おおきなかぶ・・・2

          昨日の続き。 本日、昨日の先生が来館して、本日の様子をおはなししてくださった。 実は、先生ご自身も昨日は、教科書と絵本の文章が、どれだけ違うかはっきり認識されていなかったらしく、その後違いを認識して、授業の勧め方を決められたよう。 まずは、幼稚園や保育園で読んでもらった経験があるだろう。(実際、経験していた。)と思って、思い出してねという気持ちで絵本を(福音館書店版)を読み聞かせたようだ。 読み終わった後、子どもたちは、一言「よくわかりました、」「おーきな、おっきなか

          おおきなかぶ・・・2

          おおきなかぶ

          1年生の担任が、『おおきなかぶ』の絵本を求めて来館。国語科でこちらの昔話を学習するとのこと。 もちろん、学校図書館には、こちらを蔵書しているので貸し出しする。 先生は、教科書の絵のストーリーに足りないところを絵本で補いたいとのこと。そこで、教科書の絵を見せていただいたら、絵本の佐藤忠良さんの絵ではない。気をつけて文章をよむと、内田梨沙子さんの文章とは違う。 昔話だから、再話者によって文章が違って当たり前。絵つけた人も違って当たり前。 これから先、どのようされるかは、先

          おおきなかぶ

          図書館

          高等部の先生が、所用で図書館に来館されて、世間話のようにおはなし下さった。それは、 ただ今、高等部の新しい校舎を建設中。総合学習または、それに類似した学習で新しい校舎について、生徒たちで話し合ったらしい。すると、図書館がないことに気がつき、「おかしい?のでは」というはなしになったと。 校内には、全学年の全児童・生徒が使用している、学校図書館がある。つまり、私が学校司書(事務職・図書館担当)として、勤務している。規模はどうであれ、校内全員に対応している為に、新しい図書館にな

          プログラム

          明日、小学1年生のおはなし会の予定が決まっている。 日程が決まった時からすぐに、プログラムは立案していた。それでも、時間がある時や他学年のおはなし会を行った後に見直して検討している。 明日に控えて、再度確認すると、これで良いか?と、不安になってきた。選んだ絵本は、子どもたちのレベルや興味に合っているか?頂いたじかんは、15分程度。時間配分はいいか?などなど、心配が尽きない。 また、時間はある。再度プログラムを練り直そう。 今、私のだせるベストを披露したい。 この時間

          プログラム

          レインスティック

          「梅雨」がテーマのクラスでのおはなし会。読み聞かせに使う絵本やわらべうたや、シフォンを使った遊びで、「梅雨」を演出していた。楽しんでもらえていると、思っている。(つもり) ふと、他にないかな?と思っていると思いついた品が、"レインスティック"だ。何の前触れもなく閃いた。 今時、常識(?)ネットで検索して、ポチすると手に入る。本当なら60センチのが欲しかったのだが、持ち運びのことと、値段と相談して、40センチを購入する。手作りも考えたが、手間と時間には代えられない。 本日

          レインスティック

          本日、東京子ども図書館の「森と海の読書会・2024」第1回目開催。久しぶりの読書会だ。やはり緊張する。準備はできているか?自分の感性は鈍っていないか?などなど。お馴染みの顔に画面越しだが、会えるのは嬉しい。さて、すぐに来月の課題図書にとりくまなければ。

          本日、東京子ども図書館の「森と海の読書会・2024」第1回目開催。久しぶりの読書会だ。やはり緊張する。準備はできているか?自分の感性は鈍っていないか?などなど。お馴染みの顔に画面越しだが、会えるのは嬉しい。さて、すぐに来月の課題図書にとりくまなければ。

          古書

          定期的に案内を頂いて、古書展・古本市にいく。古書と言っても、マニアの方は、レアな本を探されいるのだろうと思う。 さて、私は、欲しい本が安価で手にはいらないかなあーという、あまり上品な理由ではない。(お恥ずかしい) それでも、本をあさるというのか、あれこれ見るのは楽しい。おや!まあ!という本に出会える。欲しいな〜。でも、紹介する機会があるかな?などと、考える時間も楽しい。新刊の本とは違う出会いがある。加えて、付けられている価格との折り合いを考えるのも面白い。 今回は、読書

          てるてる坊主

          ".梅雨"のテーマを受けて、ブックトーク&わらべうた会をクラスで行う。 この絵本を読み聞かせた後、「少し難しいおはなしをするけど、聞いてくださいね。」と言葉を添えて"梅雨"の解説を簡単にする。目の前に"梅雨"でイメージする物を実際に見せて並べていく。 傘・アジサイ・カタツムリ(写真)・カエル(写真)・雨のシーン(写真)そして、てるてる坊主。 すると、子どもたちは、てるてる坊主を知らないという。大人たちは、一同に???そうなんだー。 てるてる坊主の説明は、先生からしてい

          てるてる坊主

          司書教諭研修

          私自身は、司書教諭ではないのだが、参加義務があったために参加する。 事務職(図書館担当)というのが私の採用時の職名だ。地方自治体によっては、学校司書と呼ばれたりしている。 参加者のほとんどは、今年度初めて司書教諭になられた先生方だ。私自身はこの仕事について6年目だ。(改めて6年はあっと言う間だった) 講師の先生のおはなしを聞きながら、私自身はその時どきの持っている力の全部でやってきたつもりでだった。決して後悔はない。今もだ。 しかし、学校司書の立場で、司書教諭の先生方

          司書教諭研修

          わらべうた

          クラスに出向き「おはなし会」をしている。テーマを与えられたり、こちらの自由だったたり、45分だったり、15分だったり。クラスの要望はそれぞれに違う。 そのように違っても、必ず「わらべうた」を2種以上プログラムに組み込んでいる。流れ的には無理な感じがするパターンもあるが、それでも私は楽しい。 はじめはぎこちない動きだったりするのだが、基本的に歌がそんなに長くないので、みんながすぐに覚えてくれる。そして大人(先生)がすすんで歌ってくれるので、アットいう間にみんなが楽しくなる。

          わらべうた

          手話

          中学生がNDC(本の分類)の学習にやってくる。すでに、学級で探す本は、決めてきたようで、その本を探して、NDCを確認する学習方法のようだ。 さて、本校には、聴覚部もある。そこで手話の本も蔵書している。 手話の本を探している生徒たち。すでに手話の棚は以前から作っていた。本は、すぐに見つかったのだがNDCをみて、8類の言語ではなく3類の社会に分類してある。「おかしい」などという声が聞こえる。 そこで私は、弁解するように説明をする。実は、手話の本を8類言語に分類したのは、最近