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NTTが発明した光トランジスタってナンダ?

NTTのIWON(Innovative Optical and Wireless Network)構想とはなんでしょうか?日本の半導体復権にもつながるIWONについて分かりやすくまとめてみます。

データ量増えすぎ問題

今のインターネットは、まるでスピードアップし続ける電車のように、どんどん進化しています。パンデミックが起こってから、家から仕事をしたり、オンラインで勉強したりする人が増えたんです。これはインターネットにとって、ものすごく大きな変化でした。だから、これからの社会では、もっと速くて、たくさんのデータを扱えるネットワークが必要になってきています。みんながZoomやTeamsを使うようになったし、データの量も、びっくりするくらい増えています。

もう限界

でもですね、今のネットワークでは、このデータの山をさばききれないんです。速度が遅くなったり、電気をたくさん使いすぎたりして、そろそろ限界が来てしまう感じです。それを解決しようと、NTTが「IOWN構想」というのを考えています。これは、まるで車が排ガスを出さずに済むようになるのと同じで、インターネットももっとエコで速いものに変えようっていう考えです。

電気から光ですべてを処理すれば

このIOWN構想って、大きく言うと、ものすごく速くて、電気をあまり使わないインターネットのこと。でも、一番の課題は、電気をどれだけ少なくできるかってことです。今、コンピューターとかが使う電気はどんどん増えていて、それをどうにかしないといけないんです。でも、ただICTリソースを増やすだけじゃ、電気もお金ももっとかかってしまいます。だから、NTTは光と電気を合わせた技術で、電気をめっちゃ節約できるようにしようとしています。

電力効率は100倍、伝送力は125倍、遅延も1/200

そして、大容量のデータを扱うことと、遅延を少なくすることも大切です。NTT Comは、光を使って、とても速くて、たくさんのデータを扱えるネットワークを作ろうとしています。これがうまくいけば、電力効率は今の100倍になり、伝送容量は125倍、遅延は1/200になるって言われています。

日本が再び世界をリードする

IOWN構想が実現すれば、インターネットはもっと速くて、エコになります。それに、日本の半導体技術にも新しい風を吹き込むことができるかもしれません。この構想は、NTTが2019年に発表した、すごくエネルギーを節約できる光トランジスタから始まったんです。それから光技術はどんどん進化して、もっと速くて、エネルギーをあまり使わないデバイスがたくさん生まれています。これからも、光を使った新しいプロセッサーを作るのが目標なんですよ。



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