老舗喫茶「カラカス」と「自分の箱」。二兎を追って、得たいもの。
感動、新潟古町のコーヒーショップ「カラカス」
50年以上変わらない味、コーヒーとピザトースト。
つい想いを馳せたくなる、窓枠と曇りガラスとレトロ家具。
「新潟なんか来てんじゃないよ。」と。オーナーママが。
新潟古町での活動初日の朝。白山神社で参拝した後、Googleマップを開き、どこで朝ごはんを食べようかとお店を探していたとき、近場で唯一朝から営業していたモーニング喫茶「カラカス」。すぐに行くことを決め、向かうことに。
白山神社から歩いて5分ほど、「カラカス」の看板を見つける。あまり時間もなかったので、急ぎ足でお店に入ると、「は〜い、いらっしゃい〜」とくだけたゆっくり目のトーンでママさんがやさしく迎えてくれる。
あ〜いいね〜、落ち着く〜と、張り詰めいていた気持ちが和らぎほっとしながら、一番奥のソファー席へ。
ソファに腰を下ろしてすぐ、壁に掛かったメニュー表を見て、ピザトーストセットをチョイス。「ママさん、すみません。ピザトーストセットをお願いします。」と注文すると、「は〜い」と返事をくれ、一呼吸置いたくらいで、「ピザトーストは時間かかるけどいいかい?」とママさんから聞かれる。お腹が空いていて、何より今日は、活動初日でパワフルにエネルギッシュに走り切らなければならない大事な日でもあったので、「まあ、しょうがないや」と心の中で思い、「はい。大丈夫です!」と返す。
それから1、2分経ち、最低でも15分はかかるよな〜と少し焦り始めて時間を確認していた頃、「はい!お待たせ〜」とピザトーストが届く。
お〜、来た来た!と安心感・高揚感が溢れ、その勢いのままピザトーストを素手で掴み、かぶりついた。出来立てほやほやのため、流石に熱すぎて、二口目まで時間がかかる。一口目でチーズがよく伸びて、その幸せな余韻に浸りながら、少し待ち二口目へ。
二口目はよく味わう。トマトソースとピリッとしたタバスコの風味を感じ、食べたかったTheピザトーストの味に満足しながら二口目を終え、次はコーヒーへ。
しかし、コーヒーがピザトーストよりも熱い!猫舌が大ダメージをくらうことになったが、その刺激もどこか気合いが入る感じでポジティブに思えていた。
ただこの熱さどうしようと悩んでる時間はないので、ひとまずピザトーストにまた戻り、ほおばる。
そうこうしているうちにあっという間にピザトーストを食べ終え、残すは激烈に熱いコーヒーのみ。やけど覚悟でもう一口チャレンジして飲んだあと、ママさんがお冷を持ってきてくれた。
これは!ラッキー、と思い、お冷の氷をすぐにホットコーヒーの中に入れ、氷が溶けるのを少し待ち、氷が溶けてすぐ一口で飲み干した。
時計を確認すると、あと10分ほどお店にいても大丈夫な時間。巻いた。巻けた!ので、今日一日の心構えをもう一回確認しようと思ったが、それだとこれまでの自分と変わらないなとふと思い立ち止まり、せっかくだから、何かママさんに相談してみたいなと、あたらしい環境に飛び込むときは何を一番に大事にされるか聞いてみようと思った。
心が決まり、「ママさん、すみません。一個聞いてもいいですか」と声をかけ、聞いてみた。
このあとのことも色々と書き進めたいが、書いていいのはまだ先な気がしたのと、1時間の中で書き切れなさそうなボリュームなので、もらったメッセージの中から特に印象に残ったものを箇条書きで。
とにかく人を大事にする。
人の話なんて話半分に聞きなさい。
新潟なんかにきてるんじゃないよ。
ずっと足踏みしてるように見える。
あなたやさしいでしょ。
入ってきたときからそう思ってたよ。
ずっと行ったり来たりしてるように見える。
Yes,Noはっきり言いなさい。
本当にやりたいことだけをやりなさい。
関係ないのよ他人は。
と。
そして、最後に「はい!行ってらっしゃい〜、頑張ってね〜」と。
全部素敵でした。勇気をもらった。
だからこそ次行くときは、ピザトーストを食べに行くのではなく、ママさんに会いに、そして、あの言葉があったからと報告しに行きたいな。
ママさん、引き続きたたかってまいります。
「日常を楽しもう」の練習帳
二兎を追うものは一兎も得ず。自分の小さな箱から。
今日、あるデザイナーの方と話す機会がありました。そのデザイナーの方が、話す機会を作ってくれました。
そこで色々な話をさせていただきました。今の自分に対してのフィードバっぐ、ヒント、アドバイスをたくさんくださりました。
そしてその時間を経て、覚悟が足りないと、覚悟を決めないとと、その意思を固める必要があると、学び痛感しました。
もらった言葉を、主にもらった言葉から自問したこと、自分に言い聞かせたことを書きます。
何かを選べば何かを失う。
両方を得る方法がないか考えるのはいいけど、時間は限られてる。
余裕がなければ、何かをやめるしかない。
何のために新潟に来たのか。
何を一番の目的に、何を一番の目標に、ここで過ごしているのか。
ちゃんとやれ。
がむしゃらに。
休んでる暇なんてない。
休んでいいけど、一瞬一瞬の時間を何にあてるかもっと考えなければならない。
関係ないことに時間をあてるのも大事。
関係ないことも関係がある。
でも直結してる、もしくは、直結できるものもある。
どっちも大事。
これはスタイルだからスタイルは崩さなくていい。
崩さないで、今のスタイルを磨いていきなさい。
でもスタイルを磨いて、新しいスタイルをつくっていきなさい。
二兎を追うものは一兎も得ず。
二兎を追う者だけが二兎を得る。
これらの言葉を胸に。引き続き。🔥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?