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本 「やなりいなり」

畠中恵著、しゃばけシリーズ10作目。
オーディオブックにて。

料理の話が
うーん、おいしそう。
おいなりさん、ゆで卵、みそ豆腐。

みそ豆腐は、妖たちの好きな
お酒のつまみ。
私は下戸だから、うらやましい。

今回のエピソードたちには、なぜだか
あまり気持ちが入り込めず
途中で気持ちがどこかに行ってしまい
戻して聞く、
また戻して聞く、を繰り返してしまった。

なぜだかは
よく分からない。
前作が面白すぎたからか。

でも、こういうシリーズて
色んなバージョンがあっていい。
のんびり読めるもの。
ドキドキして読めるもの。

「あましょう」は
男の友情物語。
切ないなぁ。
「友達」って
本当に得難いものね。
お金では手に入らない。
いい人だからって友達を得られるわけでもない。
社交的だからって本当の友達がいるかどうか分からない。

だからこそ、
人は「友情」に憧れるし
焦がれるのかもね。

愛情よりもよっぽど。

愛情って、
若い時は
ある意味 ホルモンに操作されてる、っていうか
「恋は盲目」って本当だと思うしね。
おばちゃんになったからこそ、
今、私がそう思える。

でも、友情はホルモン関係ないもん。
もっと純粋だと思うし
だからこそ
大切なものに思える。

おばちゃんは、新たな出会いって
なかなかない。
若者なら、進学して
とか 新たな職場で、とかそういう機会があるかもしれないけどね。

あぁ、友達
大事にしよう。
うん。



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