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ボヤキ漫才はドツキ漫才より好き~詩と雑録

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つぶやき、ヘボな詩の、はきだめです。はあ~
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2024年2月の記事一覧

SNSのぺんぺん草
超マイノリティ
を自称しておりますが
まれに反響をいただくこともあります。
この記事は
3日間で1800アクセス
Facebookで500👍
いただきました。
あたふたしております。
ありがとうございます。

年寄りは頑固だと言う若者は頑固だ~少子高齢化なりにしなやかな社会へ

年寄りは頑固だと言う若者は頑固だ~少子高齢化なりにしなやかな社会へ

🐢高齢者は頑固か?

(結論は簡単です。頑固な年寄りは、若いときから頑迷固陋であったのだろう)

ネット記事を丸ごとシェア出来る、というのは便利です。私も多用します。しかし、自戒をこめて言えば、シェアばかりしていたら、自分の思想にはなりません。

私はフェイスブックに、歴史のページを二つ、詩のページを二つ書いています。各二つのページを作ったのは、違う視点の必要を感じたからです。

細かいことはお

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詩ひとつ~天満市場

詩ひとつ~天満市場

スーパーやコンビニが普及するまで

買い物は市場でしてました

僕の住む町内にも

二つの市場があり

狭い通路の両側にひしめくように

ちいさな店がならんでいました

僕は買い物が好きで

母の買い物籠をさげて

うろちょろしていると

中学のクラスメイトの女の子に

後ろから頭をどつかれて

ちょっと嬉しかった思い出があります

そんな雑然とした市場は

ほぼ消滅しましたが

天満の市場はまだ

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私の命の恩人~甲状腺機能低下症の発見

私の命の恩人~甲状腺機能低下症の発見

世界で一番有名な日本のお医者さん。橋本先生。
近年まで、甲状腺の病気は女性だけのもので、男は検査すらしませんでした。
私の甲状腺機能低下症がわかったのは、アルコール依存症の専門クリニックで念のためにと内分泌の専門医が検査をしてくれたから。
生涯なんとなく倦怠感に悩まされてきた私は、帰りの電車のなかで泣いてしまいました。
世界に知られた橋本先生の業績は、日本ではまったく評価されず、甲状腺医療で日本は

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詩ひとつ~宗教都市大阪

詩ひとつ~宗教都市大阪

見出し写真、飛翔橋、大阪市都島区。

大阪

くらげなす砂州のなか

南北に貫く龍の力

大断層上町台地

仁徳天皇の都には

龍神の水脈に祈る巫女集団イカスリ

海の国産みの産土の巫女集団イクタマ

祈りを捧げていた

そしてその南の

地下水の聖地をアラハカと呼んだ

アラハカに聖徳太子は四天王寺を建立

学問と医療と福祉の社会政策を実現された

和の国の理念はここに定まる

海を渡り来る使節

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立春かあ爺の胸にもとき巡る~長年胸につかえてきた事よもやま

立春かあ爺の胸にもとき巡る~長年胸につかえてきた事よもやま

人間は、思い込みのかたまりです。現在の非合理に気がつくためには、歴史をふりかえる必要があります。

🐸聖徳太子像。昭和になり、お札に採用されたことで、奈良時代の役人像が、聖徳太子だと深く印象付けされました。いま、世間では、この像のみが聖徳太子として通用しています。

🐸70年万博のときに、エスカレーター片側あけが、国際的マナーであるかのように定着する。安全性、輸送効率、ともに欠陥マナーとして実

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小詩集~きさらぎ、着ぶくれて見上げる空に光あり

小詩集~きさらぎ、着ぶくれて見上げる空に光あり

見出し写真、京都八瀬。

きさらぎの 夜気おだやか

かたりあう しら梅の花

あかねさす 異郷の花

いまだ知らざる あこがれの国

きさらぎ

まだ着ぶくれて

見上げる空に光あり

花は地軸の傾きをはかり

さだまらぬ座標をゆらして

私の歩みを引き止める

めまいがしたのは花のいたずら

断酒会の帰りに

きさらぎのつかのまの暖気に

満開の十月桜

冬咲く定めといいつつ

温もり

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